私の28[花]キャンプは、吉阪隆正の建築思想【不連続統一体】の体験だった。場面ごとに異なる空間が次々と立ち現われてくる。よく分からないままに一周すると、ようやく建物を貫く原理のようなものが見えてくる。この「遅れて」やってくる全体性がたまらなかった。

「最初はグー、じゃんけんポン!」。2019年8月18日(日)、「世田谷ものづくり学校」でイシス編集学校の子ども向けワークショップが開催された。
幼児向けのワークでは、モノからカタチを取り出したり、風景から音を取り出す。小学校低学年はオノマトペを使ったかるた遊びや物語づくり、高学年は読書感想文の編集術。年齢に合わせて構成されたさまざまなプログラムに、たくさんの子どもたちが参加した。
なかでも子どもたちが一番夢中になったのが、かるた遊びだ。それぞれが描いた好きなモノの絵が取り札で、そのモノのオノマトペが読み札になる。「ドーン」「キラキラ」など、読み札のオノマトペが何を表しているのかを推理して絵札を取る「音かるた」。
始まるやいなや、札の取り合いになる。同時に札を取った場合はジャンケンで決めるルールを導入した。教室の中には何度もジャンケンの声が響き渡り、親たちも苦笑いするほどの白熱ぶりだった。「家でも遊びたい」という感想があちこちから聞こえてきた。
豊田香絵
編集的先達:つかこうへい。編集術のヘタウマイラストで知られるふでぺん先生。シニカルな視点とパロディアのセンスには定評がある。1.5倍速でアニメを見まくり、マンガ喫茶に日参する生粋のオタク。
元旦から日本人が行列を作るものと言えば、そう、「福袋」だ。イシス編集学校にも似ているものがあることをご存知だろうか。その名は「本袋」である。 松岡正剛校長の蔵書の中から選び抜き、感門之盟で販売される数冊 […]
2019年8月18日(日)、旧池尻中学校舎で行われる子どもの体験教室「世田谷ものづくり学校」で、イシス編集学校のワークショップが開催された。 幼児向けのワークでは、モノからカタチを取り出したり、風景から […]
コメント
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2025-07-03
私の28[花]キャンプは、吉阪隆正の建築思想【不連続統一体】の体験だった。場面ごとに異なる空間が次々と立ち現われてくる。よく分からないままに一周すると、ようやく建物を貫く原理のようなものが見えてくる。この「遅れて」やってくる全体性がたまらなかった。
2025-07-02
連想をひろげて、こちらのキャビアはどうだろう?その名も『フィンガーライム』という柑橘。別名『キャ
ビアライム』ともいう。詰まっているのは見立てだけじゃない。キャビアのようなさじょう(果肉のつぶつぶ)もだ。外皮を指でぐっと押すと、にょろにょろと面白いように出てくる。
山椒と見紛うほどの芳香に驚く。スパークリングに浮かべると、まるで宇宙に散った綺羅星のよう。
2025-07-01
発声の先達、赤ん坊や虫や鳥に憑依してボイトレしたくなりました。
写真は、お尻フリフリしながら演奏する全身楽器のミンミンゼミ。思いがけず季節に先を越されたセミの幼虫たちも、そろそろ地表に出てくる頃ですね。