コナラの葉に集う乳白色の惑星たち。
昆虫の働きかけによって植物にできる虫こぶの一種で、見えない奥ではタマバチの幼虫がこっそり育っている。
因みに、私は大阪育ちなのに、子供の頃から黄色い地球大好き人間です。

物語というのは、ある生理的な人間の生き方、暮らし方の中でどうしても最低必要な函、パッケージ、フレームだろうと僕は確信しています。認知科学的にも、文化史的にも、様々な表象の歴史にとっても物語ほど重要なフレームはない。
物語講座 第13綴 蒐譚場 校長講義
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「ねえねえ、おかあさん、わたしね、きょう、○○ちゃんとね」幼い子が母親に語りかける。その時に物語回路が脳に装着されたんだろうと思っている。以来その人は物語で経験や恐怖や喜びを語るようになる。物語講座蒐譚場にて『物語の函』を片手に松岡校長は講義をはじめた。
この一年、本楼で行われた[守][破]伝習座に師範代の姿はなかった。[花]入伝式に花伝生もいなかったし、[物語]蒐譚場も叢衆はオンライン参加となった。原田淳子[破]学匠からの「師範代を撮って欲しい」というリクエストに応えられなかったのが心残りの一つである。
千夜千冊エディション『物語の函』と『方法文学』を基層として、11月から12月にかけて実施された蒐譚場と[守][破]伝習座。裏谷恵子師範代(13[物語])は叢衆を登場人物に見立て文叢物語の語り部となり、福田容子師範(45[破])は師範代たちの発言を場ごと引き受け、”破の指南”を背中で示した。本楼を二つに分かつブビンガを挟み、中村麻人師範と武田英裕師範(46[守])は用法解説で師範代を高次へと導いた。
講座というワールドモデルの中で語る相手を想定し、オンライン越しに指導陣は叢衆や師範代たちに物語回路をもって語りかける。
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3週連続で行われた3日間の物語を10shot Clipとしてプレイバックします。
物語講座 第13綴 蒐譚場 2020年11月21日
綴師:赤羽卓美
創師:小濱有紀子
師範:福澤美穂子、森井一徳、小路千広
師範代:裏谷恵子、猿子修司、阪本裕一
月匠:木村久美子
45[破] 伝習座2 2020年11月28日
学匠:原田淳子
番匠:相部礼子
評匠:関富夫、中村まさとし、植田フサ子
師範:野嶋真帆、福田容子、北原ひでお、大場健太郎、井田昌彦
46[守] 伝習座2 2020年12月5日
学匠:鈴木康代
番匠:景山和浩、石井梨香
輪匠:大武美和子
師範:渡辺恒久、井ノ上裕二、山根尚子、江野澤由美、若林牧子、中村麻人、武田英裕、三津田恵子
後藤由加里
編集的先達:石内都
NARASIA、DONDENといったプロジェクト、イシスでは師範に感門司会と多岐に渡って活躍する編集プレイヤー。フレディー・マーキュリーを愛し、編集学校のグレタ・ガルボを目指す。倶楽部撮家として、ISIS編集学校Instagram(@isis_editschool)更新中!
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写真家研究とモンタージュで写真を深める【倶楽部撮家:25秋募集】
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こまつ座「父と暮せば」をイシス編集学校の師範が観てみました 第2弾
こまつ座「戦後”命”の三部作」の第一弾「父と暮せば」(井上ひさし作/鵜山仁演出)が現在公演中です。時空を超えて言葉を交わし合う父と娘の物語。こまつ座がライフワークとして大切な人をなくしたすべての […]
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コメント
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2025-08-26
コナラの葉に集う乳白色の惑星たち。
昆虫の働きかけによって植物にできる虫こぶの一種で、見えない奥ではタマバチの幼虫がこっそり育っている。
因みに、私は大阪育ちなのに、子供の頃から黄色い地球大好き人間です。
2025-08-21
橋本治がマンガを描いていたことをご存じだろうか。
もともとイラストレーターだったので、画力が半端でないのは当然なのだが、マンガ力も並大抵ではない。いやそもそも、これはマンガなのか?
とにかく、どうにも形容しがたい面妖な作品。デザイン知を極めたい者ならば一度は読んでおきたい。(橋本治『マンガ哲学辞典』)
2025-08-19
エノキの葉をこしゃこしゃかじって育つふやふやの水まんじゅう。
見つけたとたんにぴきぴき胸がいたみ、さわってみるとぎゅらぎゅら時空がゆらぎ、持ち帰って育ててみたら、あとの人生がぐるりごろりうごめき始める。