空中戦で捉えた獲物(下)をメス(中)にプレゼントし、前脚二本だけで三匹分の重量を支えながら契りを交わすオドリバエのオス(上)。
豊かさをもたらす贈りものの母型は、私欲を満たすための釣り餌に少し似ている。

イシス編集学校の[破]では、3000字の物語を書くことが大きな山場となります。フィクションなんて書いたことないよ…という人でも、「型」を使えば、あら不思議! 書けてしまうのが編集学校の「方法」です。
[破]指導陣がお送りするエディットツアーでは、物語づくりのエッセンスを体験。小さな形式に、大きなドラマが詰まっている短歌に肖るという趣向です。
ワークを担当するのは、天野陽子師範代(45[破]分針タンブール教室)。歌よみ師範代が、汁講のために考案したお題「すごい比喩の歌」をひっさげての登場です。ワキを固めるのは、イシス全講座に精通する相部礼子[破]番匠、校長の信頼も厚い知性派・井田昌彦師範。
平日夜の開催となります。お題は難しくありません、持ち物は遊び心と冒険心。お気軽にご参加ください。
————————————————————
イシスフェスタ・オンラインツアー
「すごい比喩で見慣れた世界をブレイク―
[破]応用コースの方法に迫る」
————————————————————
■日時:2021年3月2日(火)19:30-21:00
■会場: Zoomを利用します
お申込の方に参加用URL、パスワードをお送りします。
■定員:先着15名
インターアクター:
天野陽子(師範代/公共図書館館長)
相部礼子(師範/番匠/富士通勤務)
井田昌彦(師範/富士電機勤務)
原田淳子([破]学匠/図書館流通センター勤務)
————————————————————
原田淳子
編集的先達:若桑みどり。姿勢が良すぎる、筋が通りすぎている破二代目学匠。優雅な音楽や舞台には恋慕を、高貴な文章や言葉に敬意を。かつて仕事で世にでる新刊すべてに目を通していた言語明晰な編集目利き。
【破 エディットツアーオンラインスペシャル8月23日】イシスな文体編集術を先取り
文章を書くのが得意です! と胸を張って言える人は少ないと思う。得意ではない、むしろ苦手だ。でも、もしかして少しでも上手く書けたら、愉しいのではないか…、そんな希望をもって[破]を受講する方が多い。 [破]は […]
『ミッションインポッシブル』を翻案せよ!【54破】アリスとテレス賞物語編集術エントリー
全国的に猛暑にみまわれるなか、54[破]はアリスとテレス賞物語編集術エントリーの一日であった。この日、55[守]では佐藤優さんの特別講義があり、43期花伝所は演習の最終日であった。各講座の山場が重なるなか、54[破]学 […]
東京の大岡山エリアといえば、東京科学大学(旧・東京工業大学)のある学園都市。にもかかわず、なんと書店がなかったという。そこにできたのが青熊書店だ。 青熊書店は、2025年3月15日に、自由が丘から移転して、 […]
源内さんとハン・ガンが人気【54破】第1回アリスとテレス賞エントリー
「5W1H」という基本の基本ではじまった[破]の稽古。1か月後にはアワードに向けて文章を何度も推敲し、磨き上げるまでに熱を帯びる。本日5月11日、54[破]第1回アリスとテレス賞のエントリーが締め切られた。セイゴオ知文 […]
【54破開講】うどん、タトゥー、ちぐはぐ…カオスの縁から創発せよ!
春の講座の先陣を切って、本日4月14日正午に、54[破]が開講した。12:25に登校(投稿)した学衆をはじめ、すでに回答を3連投した学衆もいる。 10名の師範代は、この1か月、レクチャーを受け、資料映像を見 […]
コメント
1~3件/3件
2025-09-09
空中戦で捉えた獲物(下)をメス(中)にプレゼントし、前脚二本だけで三匹分の重量を支えながら契りを交わすオドリバエのオス(上)。
豊かさをもたらす贈りものの母型は、私欲を満たすための釣り餌に少し似ている。
2025-09-04
「どろろ」や「リボンの騎士」など、ジェンダーを越境するテーマを好んで描いてきた手塚治虫が、ド直球で挑んだのが「MW(ムウ)」という作品。妖艶な美青年が悪逆の限りを尽くすピカレスクロマン。このときの手塚先生は完全にどうかしていて、リミッターの外れたどす黒い展開に、こちらの頭もクラクラしてきます。
2025-09-02
百合の葉にぬらぬらした不審物がくっついていたら見過ごすべからず。
ヒトが繋げた植物のその先を、人知れずこっそり繋げ足している小さな命。その正体は、自らの排泄物を背負って育つユリクビナガハムシの幼虫です。