2023新春放談 其の伍 – YADOKARIの野望?夢想?「指南・多読・意匠」への思い

2023/01/04(水)09:00
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年賀状デザイン2023

遊刊エディストは創刊から4回目の新年を迎えました。今年も、編集部恒例の「エディスト新春放談」をお届けしてまいります。エディスト・ライターやニューカマーをゲストに招き、2023年の新たな展望に野望、夢想に妄想まで、新春から放談していきます。

 

新春放談、次の、そして最後のゲストは、松岡正剛校長ラブな若手メンズ3人衆、TEAM YADOKARI。2022年夏に、「編集学校は推し活である」「松岡正剛校長LOVEである」ことから、生態を知るべく行った彼らの鼎談を覚えているでしょうか。存分にお楽しみください。

 

◎遊刊エディスト編集部◎

吉村堅樹 林頭, 金宗代 代将, 川野貴志 師範, 後藤由加里 師範, 松原朋子 師範代, 上杉公志 師範代, 梅澤奈央 師範,穂積晴明 デザイナー

 

◎ゲスト◎

TEAM YADOKARI

[物語講座] 網口渓太師範代

[破] 加藤陽康(学衆)

[花伝所] 山内貴暉(花伝生)

 

 

上杉 では、”TEAM YADOKARI” の皆様、2022年夏に4人で集まって以来、数か月がたちますが、皆さんそれぞれにご活躍が目覚ましいですね。その後、どんなふうに過ごしていたのですか?

 

🐰の差し入れ  YADOKARIを復習するノダ!

 🐇2022/07/21 カメラ部につづき新チーム結成か? その名は「YADOKARI」?!

 🐇2022/09/07 推し活の始まりはいつ? ──松岡正剛オシな若きメンズの生態(1)

 🐇2022/09/15 自分のなかの“松岡性”をクロニクルに見出す ──松岡正剛オシな若きメンズの生態(2)

 🐇2022/09/18 松岡正剛校長のイメージ:「たくさんの校長」とは? ──松岡正剛オシな若きメンズの生態(3)

 🐇2022/09/22 ズバリ松岡正剛のどこが好き? ──松岡正剛オシな若きメンズの生態(4)

 

吉村 まずはYADOKARI長男の網口さんから。 網口君は長男だから、、、「ヤシガニ太郎」ですかね?

 

マツコ えーーー!!

 

上杉 ヤシガニになったんですか?!?!

 

吉村 網口君、何がいい?ヤシガニは結構かっこいいよな。

 

後藤 え? みんなYADOKARIではないんですか?(笑)

 

吉村 YADOKARI軍団だけど、YADOKARIは上杉君がヤドカリ三郎( ※命名の秘密はこちらにあり)という名前を持っているからさ。

 

 それなら種を変えなくても、ヤドカリ二郎とかでもいいんじゃないの?(笑) しかもヤシガニって貝殻脱ぎ捨てちゃってるよね。

 

網口 ヤシガニって見た目気持ち悪いですよ。

 

上杉 あ、結構ね、画像検索するとね、ワイルドな…

 

吉村 おっきいヤドカリだよ(笑)

ヤシガニ

ヤシガニ: オカヤドカリ科の甲殻類。甲長12センチにも達し、ヤドカリであるが貝殻に入らない。体色は青褐色で、はさみは大きい。沖縄以南の海岸近くの林にすみ、夜行性で落ちているヤシの実などの果実を食べる。(デジタル大辞泉から抜粋)

 

上杉 じゃあ、それはさておき…

 

網口 そうですね、では…。私は、10月から[物語講座]の師範代をさせていただいています。[守][破][離]を終えてて、師範代として[守][破]、師範として[花伝所]を終えているので、それらから得たすべてをたずさえて指南ができる場を、今、[物語講座]の師範代という形でいただいています。この中で、別の師範代モデルが作りたいなと思って、先輩師範代たちの教室運営を見ながらいろいろ試しています。

 

ジェスチャーを交えてアツく語る網口渓太さん。この時点では「ヤシガニ太郎」に納得しているとは言いがたい反応。

 

網口 12/13はDOMMUNEで開催された情歴イベントを、文叢(ぶんそう、[物語講座]での教室の呼び名)で、実況中継をやってみました。このあと情歴が必要になる稽古があるのと、応援の意味を込めて、みんなで見ました。すごい頑張っている奴がいるな、新しいことに挑戦しているなと先輩師範代たちに思ってもらえたら。もちろん、加藤さんや山内さん関連のモノも全部拝見しています。

 

上杉 鼎談のときから、網口さんは師範代然としていたというか、長男然というか、他のメンバーの事前回答を読み込まれて、ここぞというときに問いかけや言葉かけをなさる姿が印象的でした。

 

吉村 網口君は立正佼成会のために開発した編集講座(Za(智・縁・開祖三昧録))でも師範代を担当し、編集学校の[物語講座]でも師範代ですが、[守][破]の師範代をやった時からの変化はありましたか?

 

網口 だいぶ落ち着きが出てきたんじゃないかと。普段読書している編集的キーパーソンも指南につかえるように用意してきたので、今、教室運営で言葉を引用しながら、指南に肉付けをすることができてきました。AIDAボードの山本貴光さんや武邑光裕さんの言葉を引用したりしながら、編集学校の中と外をつなぐような指南、そこが破れるようになってきたのが、自分でもおもしろくなってきました。

 

吉村 [物語講座]では総合的な編集力が試されますが、指南をする上で、網口師範代自身のユニークな方法はありますか。

 

網口 物語の世界の中のキャラクターではなくて、自分自身も物語。編集学校で稽古している自分の自分史も、物語として楽しんでもらう。物語の中の時空と、自分が稽古している時空。教室のイメージも立体的にイメージしていて、テキストだけの学衆さんにも、場と時空を共有しているようなワールドモデルをつくることで一緒に稽古している感が出る、というような工夫をしています。

 

🐰の差し入れ 網口渓太さんのエディスト記事はこちら↓

 🐇 ISIS 20周年師範代リレー [第42期網口渓太 令和のイシス的バーチャルアイドル]

 🐇 ISISをダンゼン・ダントツにするiGenセブン

 🐇 イシスをDAN ZENにする7人【iGen004】網口渓太 関西弁のミク太郎 憧れ力で起動する編集少年

 

吉村 以前、網口師範代の師範だった後藤さんは、今の網口くんをみていかがですか。

 

後藤 あれは何年前ですかね、そのころからもちろん、成長は感じています。汁講で倒れられた網口さんとは別人です(笑)。特にオーラルでの言葉が立ってきていると思います。

 

上杉 え? 倒れたんですか?

 

梅澤 私は42[守]の同期師範代ですが、初音ミク太郎教室の汁講当日、本楼に立ち入るとすぐに網口師範代が倒れ、師範代不在の汁講になったらしいという衝撃ニュースは当時駆け巡りましたよ…。

 

網口 この前は蒐譚場([物語講座で一堂に会して研鑽する場])の際に、コロナにかかりまして、節目で倒れがちです。オンラインでもコロナがうつるのか、師範もコロナになってしまいました。そんなことはないですが(笑)、今は体調、万全です。

 

マツコ よかったです〜。では次は、次男? 加藤さん。

 

上杉 今エディストで一番知られている学衆さんだと思いますね。

 

吉村 僕の家族も読んでいるんだけどね、加藤さんのあの独特の表情は作っている表情かと聞かれたのですが。

 

エアサックス加藤エアサックス加藤

 

加藤 作ってますよ。

 

吉村 そうなの? 素の顔ではなくて?

 

加藤 そういえば、この前、[破]の教室で汁講があったんですが、エディストで見ていたときよりも優しそうで安心しました、と言われて。天狗の前だと緊張するんですかね。

 

上杉 今は豪徳寺の学林堂にだいたい週1回きてもらっているんですよね。今回、3度目の[破]を受講中ですが、“編集天狗”の応援をうけながら突破を目指しています。さて、加藤さん。3度目を受ける前と今の変化は?

 

加藤 まだ“破れている感じ”はしないんですが。最近はけっこう週刊花目付が大好きで、いつも読ませていただいていて、そこから学ぶことも多いです。

 

マツコ 天狗から学んでるんじゃないのかと、編集天狗が泣きますよ。

 

加藤 いつも泣かされているので、この際(笑)

 

加藤 場で数寄を出さないのがよくないというか、数寄を押し付けるのは良くないが、出して、それを発端にして話が編集されていくというようなことがおもしろいのであって、別にこだわりを持ってしゃべらなくてもいいんだなと学んだことがありました。こだわりを捨てるということが、[破]においては重要なのかなと思ったり。

 

加藤陽康

放談中のエアサックス加藤さん。「オンラインのときには背景を工夫する」というイシス・ルールを覚えていた。用意した掛け軸の作り方を熱く語ったものの、放談原稿からは割愛。

 

吉村 編集天狗にはいつも厳しくされていますか?

 

加藤 厳しいか優しいかと言ったら、圧倒的に優しいです。教えてもらっているじゃないですか。お前は全然だめだといわれているわけではないので。

 

吉村 記事から受ける印象とは違って、実際の天狗はやさしい?

 

加藤 でも天狗もイメージが悪くなっていると思いますよ。

 

吉村 エアサックス加藤シリーズは、イシス初の「稽古ドキュメンタリー」なので、実際の編集稽古がどういうものかというのを、身を持ってやってくれていることが新しいのではないでしょうか。なかなかエアサックス加藤みたいなキャラクターはいないので貴重ですよね。イシスの皆さんはとてもできがよろしいので(笑)。

 

加藤 やる気があって、でもなかなかここまで出来ないヤツいないな、ということでしょうか。

 

吉村 ここまでは有言不実行だったエアサックス加藤くん、次男の名前は、ホラガイ次郎でいきましょう。

 

こちらのホラガイは、ただいまアオヒトデを食しているところ。 ホラガイ: フジツガイ科の巻き貝。日本産の巻き貝では最大で、殻高30センチ以上になる。貝殻は紡錘形で厚く、殻口が広い。表面は黄褐色の地に黒褐色などの半月斑が並び、光沢がある。ヒトデ類を餌とする。紀伊半島以南の暖海に広く分布。(デジタル大辞泉より引用)

 

 

上杉 じゃあ、三男の山内君は何になるのですか?

 

吉村 シオマネキ五郎はどうかな? シオマネキって、片方のハサミだけが大きいでしょ。山内君は最近、編集工学研究所のインターンとして、動画や画像の編集といったビジュアルで才能を発揮しつつあるんだよね。[AIDA]の講義で毎回実施する僕の編集講義からダイジェスト映像を制作してもらってたりします。でも、まだまだオーラルやリテラルの編集力は物足りない。もう一方のハサミも大きくなることを期待してのシオマネキです。

 

シオマネキ: スナガニ科の甲殻類。甲幅27ミリほど。雄の一方のはさみ脚がきわめて大きく、潮が引くと上下に動かして潮を招くような動作をする。和歌山県以南に分布《季 春》(デジタル大辞泉より抜粋)

 

山内 去年からヘンコウケンでインターンをさせていただいているんですが、なんといっても学生から社会人への転換期というのが大きいです。過渡期です。知らないことが多すぎて、やるべきことがやれずに、課題の後先も準備できず、メールのやり取りも下手ということが身に染みています。速度は自分で頑張れるところなので頑張ってはいても、そこもまだまだこれからかなという感じです。

特にインターンで、[AIDA]の動画や、1個だけですが[多読ジム]のアイキャッチをつくったりする中で、そうしたデザインをつくるのがどれだけ大変か。穂積さんはパパっとつくられるんですが、仕事をできる、こなしていくことがどれだけできないのかを実感しました。

 

上杉 山内君のつくった動画を見ましたが、自分も習いたいぐらいのユニークな動画になっていましたよ。

 

山内 突破後に、9月に実施した感門之盟(コース修了式)で初めて上杉さんから、鈴木康代学匠の記事を書かないかと言われて。書いた記事に誤字脱字もあるし、うまくかけなくて、軽い気持ちで挑戦しようと思っていたのが、速報記事を出す責任ってあるんだなと痛感しました。

 

鈴木康代

初めて山内さんが書いたエディスト記事は、感門之盟にて鈴木康代番匠を取りあげたものだった。 「教室モデル」で社会編集を 鈴木康代[守]学匠メッセージ【79感門】

 

山内 今、大学4年生ですが、仕事をするって、学生とは大きく違わないといけないなと感じています。学生との一番違うところは、責任がともなっていくということだと学んでいます。

 

吉村 だいぶ早くから編集工学研究所でインターンをしたがっていたんだよね。 

 

山内 [守]が終わって、[破]をやる前ですね。2022年の3月9日には、エディスト・ライターに応募を送って、3/26にインターンの問い合わせをしました。

 

吉村 記事を上杉君に見てもらって、いくつか書いたんだよね。その時にはまだインターンじゃなかったんですが、僕が見るとまだまだ全然ダメだった。速度を上げるように言ったら、それはできたけども編集の塩梅が悪かった。これでは難しいと思ったけども、グラフィックがやれるなら、ヘンコウケンや編集学校に今欠けていることでもあるのでやってみますか、となって。山内君がデジタル・ネイティブだったので、学習は早かったね。せっかくだから、新春放談を読んでいる皆さんにも、[AIDA]で制作してくれた動画をみてもらおうか?

 

企業経営幹部を対象とした編集工学研究所のプログラム「エディティングプラットフォーム[AIDA]」第一講、吉村林頭が担当した編集工学レクチャー「義疏」ダイジェスト映像。制作はもちろん、TEAM YADOKARI 末っ子の山内貴暉さんだ。

 

上杉 見ていて、とにかくいつも楽しそうに動画をつくられているんです。

 

山内 アドビのイラストーター自体は1年ぐらい前から使っていて。もともとつくることが好きで、例えば石膏で自分の手を作ったりした時にイラストレーターで設計したり、配置を考えたりしたら面白いんじゃないかと思って、使い始めたんです。

 

山内貴暉さん

真ん中の写真が自身で制作した石膏アート。自分の「手」を制作したのだとか。他にも「fragile」のネオンを自作などしているらしい…。

 

吉村 いろいろと挑戦してくれたら面白いと思います。

 

加藤 輪読座についての山内さんの記事を読ませていただきました。僕は以前、輪読小僧(輪読座の手伝い)をやらせていただいた時に、どこに手をつけたらいいかわからなくて、わからなさで言葉が出なかったんですが、ああいう風に記事にできるのがすごいなと思いました。わからないのはわからないが、どうわからないのかを推し進めている感じがします。突破されてすぐ書かれた記事ですが、破られた感じがありました。

 

上杉 山内くんは、秋の感門からスタートしたJUSTの速報記事もすでに10本以上書いていますから、スピードもあがっています。本格的に始めてから、3か月ぐらいしかたっていないというのを驚いています。それにしても、3人とも動き続けていますよね。

 

網口 僕も、加藤さんと山内さんのご活躍は全部見てます。

 

吉村 加藤君が師範代になったらTEAM YADOKARIを卒業かな。

 

網口 卒業があるんですか?

 

吉村 2代目ホラガイ次郎みたいに、卒業して別の人が襲名していったら面白いんじゃない?

 

上杉 いつかは襲名式をやらなければですかね笑。その前に、2023年の抱負を聞いてみましょう。

 

網口 僕は加藤さんや山内さんぐらいの年齢で編集学校に入ったんですが、ぜったい師範代をやりたくないと思っていました。が、なんやかんや今は5回目の師範代です。師範代がおもしろくなってきているので、来年の抱負は「師範代というものを遊ぶ」こと。普段はだめなんですが、上杉さんが先ほど、夏の鼎談のときは師範代然としていたと言ってくださったその感じが面白いと思っていて。「師範代然」としている部分を師範代で遊べるようになりたいですね。僕は、加藤さんを師範代にする! 山内さんも師範代にして、3人で一緒に師範代をする! YADOKARIも、歌舞伎の襲名じゃないですが、初代、2代目、というように、モデルチェンジで変わって行けると思います。

 

加藤 僕は、緊張こそしますが、師範代はやりたくないほうではないです。編集学校でいろいろやりたいと思っているほうなんですが、そういうふうにいろいろできるためにも、2023年はまず突破できたらいいですし、週刊花目付を読ませていただいているので、[花伝所]に行くのも楽しみです。逆に[物語講座]に行くのも面白いと思います。最終的に、自分なりの多読というスタイルがやってみたいというか、図解も面白いと思ってきたので、図解を使って多読に向かっていけたらな。突破して、自分を破った先に広い世界があればという気持ちでいます。

それと、音楽部をつくるんですよ、と八田(英子)律師にいわれていて。それがとん挫していて、なにかきっかけを作れないかなと思います。

 

吉村 最初はエア音楽部でいいんじゃないかな。

 

加藤 “エア”がつきまとっているんですか、僕(笑)。実のあることがずっとできないという…。でも遅まきながら、いろいろやっていきたいです。

 

山内 今、失敗することのハードルが高くなっているので、失敗できるのは今のうちだと思うので、失敗して、ハードルを下げたいです。そのために、いろんなものにトライして失敗していかないといけないと思うんですが、悪食のようになりたい。変なものを食いまくれるようになれたら、何かしらいろんなものに手を出せるし、自分を規定しないようになれるんじゃないかと思っています。僕はこういうふうにしゃべるのが下手で、書くのも遅い。シオマネキの片腕をゆっくり育成したいなと思います。

 

上杉 抱負、皆さんいいじゃないですか! 3人のこれからに益々期待しています。2023年もご活躍を楽しみにしています!

 

 

其の陸(最終回)に続く。

1月5日 9時に公開予定!

 

 

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2023年 新春放談

 其の壱 – エディストは「卯報雲展」なメディアになる (1月1日 0時公開)

 其の弐 – [守][破][花]の卯年、エディティング・キャラクターの突出へ向かう (1月1日 19時公開)

 其の参 – 言語聴覚士は、迷いながらもメタファーで綴り続ける(1月2日 公開)

 其の肆 – 2023新春放談 其の肆 – カメラ部の2年目は“ISISビュアル祭り”を!(1月3日 公開)

 其の伍 – YADOKARIの野望?夢想?「指南・多読・意匠」への思い(1月4日 公開)(現在の記事)

 其の陸 – 編集部の卯年、跳ねて弾けてさらなる編集的高みを目指す!(1月5日 公開)

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  • エディスト編集部

    編集的先達:松岡正剛
    「あいだのコミュニケーター」松原朋子、「進化するMr.オネスティ」上杉公志、「職人肌のレモンガール」梅澤奈央、「レディ・フォト&スーパーマネジャー」後藤由加里、「国語するイシスの至宝」川野貴志、「天性のメディアスター」金宗代副編集長、「諧謔と変節の必殺仕掛人」吉村堅樹編集長。エディスト編集部七人組の顔ぶれ。