第83回感門之盟「EDIT TIDE」では今まで別に催されていた多読ジムスペシャルの読了式がDay3の中に設われる初めての試みとなった。2021年の第1回「大澤真幸を読む」を皮切りに始まった多読ジムスペシャルも今回の「鴻巣友季子を読む」で第4回を迎え、名物講座になりつつある。今回の多読ジムスペシャル「鴻巣友季子を読む」では3つのスタジオが立ち上がり、3人の冊師が読衆と本との英雄の旅に伴走した。
▼多読ジムスペシャル「鴻巣友季子を読む」
左:吉野陽子冊師 中央:浅羽登志也冊師 右:小路千広冊師
木村久美子月匠は多読ジムを世界中のたくさんの本をつなぐ膜のような存在と言い現わし、それを支えてくれているのが「冊師」だと称えた。無事、読衆を帰還に導いた冊師に校長の書が贈られたが、こちらは木村月匠が校長に「おねだり」して、今回の読了式で初めてお目見えされたもの。
多読ジムを支えてくれる冊師の皆さんにお礼をしたかったと述べる木村月匠
2020年から始まった多読ジムは春夏秋冬と継続開催されており、只今season18春の開催真っ最中。その間に総勢26名の冊師が誕生した。多読ジムという場がもつ可能性に挑み続けてきた、そして今もなお挑み見続けている冊師全員へ「冊師」の書が届けられる。
(写真:福井千裕)
萩原ヒロキ
編集的先達:荘子。人材業界の会社員として、営業、労務管理、開発、マーケ、海外事業、広報、人材採用、人事企画を求められるまま次々に異動することも、風に吹かれるすすきや竹のごとき受容力の持ち主である由縁か。野口整体、アレクサンダーテクニーク、ゲシュタルト療法、ヒーリングなどの心身に関わる方法を学び、セラピストとしての活動歴もあり。
2000年6月1日に産声をあげたイシス編集学校。奇しくもそれから25年目にあたる2025年6月1日・52破伝習座が開かれた。応用コース[破]の指導陣による方法の学びと継承の場である。13時、イシスの本拠地・本楼の灯りは落 […]
◎速報◎一歩踏み出す構えをつくる【41[花]入伝式・田中所長メッセージ】
照りつける陽射しの強さに、若葉の艶やかな新緑が深緑へと様相を変えていく。そんな兆しを感じる5月の週末、イシス編集学校の師範代養成コースである花伝所の41期[花]入伝式が始まった。師範代を目指す第41期[花]入伝生と指導陣 […]
クリスマスに突如、現れた「シン・お笑い大惨寺」。イシスの国の片隅で異様な存在感を放っているその場所にただならぬ噂が・・・。どうやら出武将が第100番を迎えて1週間の春眠(=出題お休み期間)に入るらしい。そこを狙った悪だく […]
「感門之盟で3日目は初めてだよね」 八田英子律師から壇上に招き入れられた松岡正剛校長は第一声にそう言った。「エディット・タイド」EDIT・TIDE(潮流)をテーマにした第83回感門之盟は本日、最終日を迎えた […]
◎速報◎「言霊読み」をせよ 【輪読座】「富士谷御杖の言霊を読む」第四輪
横浜の自宅にいると揺れを感じた。ニュース速報を確認すると東京・神奈川の地震で、震源地は東京湾だという。東京湾が震源地とは珍しいな、と思い、一瞬、「ゴジラか」とアタマをかすめた1月28日、豪徳寺にはバジラが出現した。202 […]