『キャラ者』は、”マンガ家”だった頃の江口寿史の、(まとまった作品としては)ほぼ最後の仕事。恐るべきクオリティの高さで、この才能が封印されてしまったのはもったいない。
「来年こそはマンガ家に戻ります!」と言ったのは、2016年の本の帯(『江口寿史KING OF POP SideB』)。そろそろ「来年」が来てもいいだろう。

ほんのれんラジオの最新エピソードが公開されました!
イシス編集学校で世界読書奥義伝[離]まで了えた4名(ニレヨーコ、おじー、はるにゃ、ウメコ)がお送りするほんのれんラジオ。
エピソード目次工学部で画像処理を学んだ/なぜ盛り・ギャルの研究を?/「編集工学気になってます」「ほんのれんにシンパシー感じます」/まさかの縁!きっかけは、なんっちゃって制服/日本文化論;ギャルには守破離がある/シンデレラテクノロジー/カメラ付き携帯・プリクラ・つけまつげ/日本のものづくりと美/女子ウケ重視/間口の広さ・奥の深さ/簡単に操れちゃうと一緒くたになる/2025年の流行、顔だけではなくライフスタイルも盛りたい/世界観づくり/美意識は技術で変わる/グローバルは3DCG、日本はジブリ/浮世絵がなくなる!?という危機感/透視図法をゆがめる歌川広重/デフォルメのCG/日本的情報編集への興味/サブカルチャーから見る日本
▼今月の旬感本
▼「これって恋愛? 〜この世界を動かす欲望〜」を考える 「ほんのれん」旬感本はこちらの5冊!
・『図説「愛」の歴史』ジャック・アタリ(著)ステファニー・ボンヴィシニ(共著)樺山紘一(日本語版監修) 大塚 宏子(訳)原書房 2009
・『進化が同性愛を用意した─ジェンダーの生物学』坂口菊恵(著) 創元社 2023
・『恋愛と贅沢と資本主義』ヴェルナー・ゾンバルト(著)金森誠也(訳) 講談社 2000
・『好色一代男』井原西鶴(原作) 島田雅彦(訳)河出書房新社 2023
・『21世紀の恋愛─いちばん赤い薔薇が咲く』リーヴ・ストロームクヴィスト(著)よこのなな(訳) 花伝社 2021
ほんのれん編集部
編集工学研究所×丸善雄松堂が提供する一畳ライブラリー「ほんのれん」の選書やメディア制作を手掛けるメンバー。関西弁で跳ねるデザイン知カンガルー・仁禮洋子(ニレヨーコ)、小鳥の風貌ながら知的猛禽類な山本春奈(はるにゃ)、昭和レトロを愛する果敢なコンパイル亀・尾島可奈子(おじー)、2倍速で情報収集する雑読チーター・梅澤奈央(ウメコ)ほか。ほんのれんラジオは毎週水曜更新中。ほんのれん編集部公式noteにこれまでのアーカイブを蓄積してます。https://note.com/honnoren/
“おいしさ”は本能か、それとも罠か~ポテチが止まらない科学的理由
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日光浴が1時間500円!?もし食べものが「商品」じゃなかったら?
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今日なに食べた?プロテイン緑茶割りから土井善晴の味噌汁まで、30代女性編集者のリアル食卓大公開
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恒久番匠来たる!ほんのれんラジオの公開勉強会を開催します!10/13(月祝)16:30~19:00
Podcast番組「ほんのれんラジオ」発のリアルイベントです。 ほんのれん編集部で恒例となりつつある、「カラダ」の公開勉強会(第3弾)を開催します。10月13日(月・祝)16:30-19時、本楼にて実施。どなたでもご参加 […]
コメント
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2025-10-15
『キャラ者』は、”マンガ家”だった頃の江口寿史の、(まとまった作品としては)ほぼ最後の仕事。恐るべきクオリティの高さで、この才能が封印されてしまったのはもったいない。
「来年こそはマンガ家に戻ります!」と言ったのは、2016年の本の帯(『江口寿史KING OF POP SideB』)。そろそろ「来年」が来てもいいだろう。
2025-10-14
ホオズキカメムシにとってのホオズキは美味しいジュースが吸える楽園であり、ホオズキにとってのホオズキカメムシは血を横取りする敵対者。生きものたちは自他の実体など与り知らず、意味の世界で共鳴し続けている。
2025-10-07
「ピキッ」という微かな音とともに蛹に一筋の亀裂が入り、虫の命の完結編が開幕する。
美味しい葉っぱをもりもり食べていた自分を置き去りにして天空に舞い上がり、自由自在に飛び回る蝶の“初心”って、いったい…。