「ピキッ」という微かな音とともに蛹に一筋の亀裂が入り、虫の命の完結編が開幕する。
美味しい葉っぱをもりもり食べていた自分を置き去りにして天空に舞い上がり、自由自在に飛び回る蝶の“初心”って、いったい…。

ほんのれんラジオの最新エピソードが公開されました!
イシス編集学校で世界読書奥義伝[離]まで了えた4名(ニレヨーコ、おじー、はるにゃ、ウメコ)がお送りするほんのれんラジオ。
ほんのれんvol.27は、”「正しさ」ってどこまで正しい?間違えられない社会を超えで”。
アフタートークです。
不倫で叩かれ山籠りしてクニを作った男!?炎上社会のサバイバル術を考えてみた
▼お品書き
「正しさ」をテーマにして気付いたこは?/「正しさ」がグローバルサイズ化してしまった/「肌色」安易に使っちゃだめ?/どこにでも事者がいて、誰とでも繋がりうる時代/万博のキャッチコピー/誰でも誰かを裁けるSNS法廷/クンサン族の罰の与え方/お金を盗られたはるにゃ/炎上のその後/『MORAL-善悪と道徳の人類史-』「道徳化は今に始まったことではない。しかし正しい行いを道徳にしようとする努力が意識的に行われるようになったのは最近のことだ」/モラルの暴走は一過性のもの?/道徳と正義の違いはなんなんだろう??/不倫して山に籠り、国を作った男/アジールを作ろう
▼今月の旬感本
(1)『正義を振りかざす「極端な人」の正体』山口真一(著)光文社2020
(2)『MORAL一善悪と道徳の人類史』ハンノ・ザウアー(著)長谷川圭(訳)講談社2024
(3)『息吹』テッド・チャン(著)大森望(訳)早川晝房 2023
(4)「ありがとうもごめんなさいもいらない森の民と暮らして人類学者が考えたこと』奥野克巳(著) 新潮社2023
(5)『訂正する力』東浩紀(著)朝日新聞出版2023
ほんのれん編集部
編集工学研究所×丸善雄松堂が提供する一畳ライブラリー「ほんのれん」の選書やメディア制作を手掛けるメンバー。関西弁で跳ねるデザイン知カンガルー・仁禮洋子(ニレヨーコ)、小鳥の風貌ながら知的猛禽類な山本春奈(はるにゃ)、昭和レトロを愛する果敢なコンパイル亀・尾島可奈子(おじー)、2倍速で情報収集する雑読チーター・梅澤奈央(ウメコ)ほか。ほんのれんラジオは毎週水曜更新中。ほんのれん編集部公式noteにこれまでのアーカイブを蓄積してます。https://note.com/honnoren/
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コメント
1~3件/3件
2025-10-07
「ピキッ」という微かな音とともに蛹に一筋の亀裂が入り、虫の命の完結編が開幕する。
美味しい葉っぱをもりもり食べていた自分を置き去りにして天空に舞い上がり、自由自在に飛び回る蝶の“初心”って、いったい…。
2025-10-02
何の前触れもなく突如、虚空に出現する「月人」たち。その姿は涅槃来迎図を思わせるが、その振る舞いは破壊神そのもの。不定期に現れる、この”使徒襲来”に立ち向かうのは28体の宝石たち…。
『虫と歌』『25時のバカンス』などで目利きのマンガ読みたちをうならせた市川春子が王道バトルもの(?)を描いてみたら、とんでもないことになってしまった!
作者自らが手掛けたホログラム装丁があまりにも美しい。写真ではちょっとわかりにくいか。ぜひ現物を手に取ってほしい。
(市川春子『宝石の国』講談社)
2025-09-30
♀を巡って壮絶バトルを繰り広げるオンブバッタの♂たち。♀のほうは淡々と、リングのマットに成りきっている。
日を追うごとに活気づく昆虫たちの秋季興行は、今この瞬間にも、あらゆる片隅で無数に決行されている。