「働く」ってそんなにエライ?「神の罰」だった労働は、なぜ美徳になったのか?/仕事観2000年を追う『労働の思想史』を読む

2025/12/14(日)06:00
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「働く」ってそんなにエライ?「神の罰」だった労働は、なぜ美徳になったのか?/仕事観2000年を追う『労働の思想史』を読む

 

▼目次
育休つらい/休むのはなぜ後ろめたい?/こんなに変わった!仕事観2000年史/人類誕生からAI時代までを5段階に圧縮したよ/古代ギリシア:仕事=神が与えた罰/laborとwork/ポイエーシス・プラクシス・テオリア/4世紀、修道院での大転換/あなたが落とした斧は…のモデル/16世紀、宗教改革者カルヴァン/頑張っても救われない、ならば../宗教心MAX→働く→蓄財→宗教心DOWN/悲惨すぎた18世紀イギリスの産業革命/監禁施設../チャーリーとチョコレート工場/20世紀イヴァン・イリイチ「シャドウワーク」の本当の意味/家事労働だけじゃない/村上春樹のパスタ

▼今月の旬感本

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『カイシャがなくなる日─組織と働き方の進化論』名和高司(著)  BOW&PARTNERS(発行)中央経済グループパブリッシング(発売) 2025
『目標という幻想─未知なる成果をもたらす、〈オープンエンド〉なアプローチ』ケネス・スタンリー、ジョエル・リーマン(著) 牧尾晴喜(訳)岡瑞起(監修) ビー・エヌ・エヌ 2025

『会社と社会の読書会』畑中章宏、若林恵、山下正太郎、工藤沙希(著)コクヨ野外学習センター/WORKSIGHT(編) 黒鳥社 2025

『労働の思想史─哲学者は働くことをどう考えてきたのか』中山元(著)平凡社 2023

『働き方全史─「働きすぎる種」ホモ・サピエンスの誕生』ジェイムス・スーズマン(著) 渡会圭子(訳) 東洋経済新報社 2023

 

 

★エディストをご覧のみなさまに大事なお願い★

イシス発の番組を日本代表に!JAPAN PODCAST AWARDに「ほんのれんラジオ」を!

 

ただいま、JAPAN PODCAST AWARDというポッドキャスト日本代表を決める賞のリスナー投票を受付中です。ぜひ、「ほんのれんラジオ」と書いて、投票いただけないでしょうか。ほんのれんラジオを聞いたことがなくてもOKです。リスナー投票上位20番組が、本選へ進むことができます。どうか、あなたのお力を貸してください。(2026/1/4 23:59まで)(「ほんのれんラジオ」と正しくご記入ください。「本のれんラジオ」ではありません)

 

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▼受賞した暁には…

  • ほんのれん編集部

    編集工学研究所×丸善雄松堂が提供する一畳ライブラリー「ほんのれん」の選書やメディア制作を手掛けるメンバー。関西弁で跳ねるデザイン知カンガルー・仁禮洋子(ニレヨーコ)、小鳥の風貌ながら知的猛禽類な山本春奈(はるにゃ)、昭和レトロを愛する果敢なコンパイル亀・尾島可奈子(おじー)、2倍速で情報収集する雑読チーター・梅澤奈央(ウメコ)ほか。ほんのれんラジオは毎週水曜更新中。ほんのれん編集部公式noteにこれまでのアーカイブを蓄積してます。https://note.com/honnoren/