20周年感門之盟 100shot #近大編 本楼を沸かせた大阪フルキャスト

2020/10/28(水)21:00
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舞台はひとりでつくれない。
20周年記念感門で、大阪会場に選ばれた近畿大学図書館。アカデミックシアターと名付けられたそこは、「知の実験劇場」を標榜する。この大舞台をつくりあげた役者、裏方、小道具大道具、総勢20名以上のキャストを紹介しよう。

 

 

◆舞台のうえではなやかに


 

▲川野貴志(26[守]草莽捲局教室):アカデミックシアター総支配人(イメージ)楽屋の苦悩はつゆほどみせず。

 

▲山田細香(41[守]B面方眼教室):ヨウジが踊り、細香が歌う。その目に宿る情報生命。

 

 

▲田中圭一(マンガ家):命生みだす黒インク。キャラクターを慈しむ目元に手元。

 

▲堀江純一(20[破]窯変みさき教室学衆):緊張するほど話し出す。憧れの存在をまえにほとばしる言葉。

 

 

▲川添陸(43[破]合氣プロセス教室学衆)・樋口晃大(45[破]播州ざこば教室学衆):
近大×イシスのコラボ団体「010 Studio(通称ゼロテン)」の二代目代表および副代表。クリアでロジカルな話しぶりの川添は、すでに堂々たるビジネスマンの風格。爆破樋口は、突破めざして再挑戦。橋本の含み笑いの真相はいかに。

 

 

▲岡本悟(31[守]オプション工作教室):イシスのジーニー。元ラガーマンにかかると本もマイクも無重力。

 

 

佐藤玲子(45[守]型紙みえけん教室):切実があふれだす。潤んだ瞳は全三重県に大雨降らす。

 

 

▲山根尚子(39[守]千里チャクラ教室)・景山和浩(17[守]八雲でんねん教室):のびやか山根・ひきつる景山。腹の右手はなにゆえか。

 

 

 

▲西村慧(45[守]アフロル・テクノ教室):この世界に妖精さんがいるならば、そいつはきっと虹色アフロ

 

▲岡本尚(19[守]将門扇子教室):軽妙洒脱、洒洒落落。なぜかマスクにタイガース。

 

▲野住智恵子(45[守]すみれ花咲く教室):カメラむければたちまち女優。あたりいちめん花畑。

 

 

 

▲小路千広(35[守]さみだれ海峡教室):レフ板にこの半年も反射して。イヤホンで聞く師範代の声。

 

▲野嶋真帆(8[守]くらげチャンネル教室):届け届け届け届け。ただ一念に、500Km先へおもいを飛ばす。

 

 

 

◆舞台の袖でどろくさく


 

▲橋本英人(35[守]天然ドリーム教室):少年の悪だくみ。刺されても蹴られても、しれっとへろっとかわす真犯人。

 

 

▲福田容子(27[守]推感まいまい同盟教室)・梅澤奈央(42[守]はじかみレモン教室):ふたりで1匹、感門マグロ。近大エディスト速報は、オール福田ディレクション。頭はふくよ、尾っぽはうめこ。あいだでつぶれる橋本参丞。

 

▲小島伸吾(6[守]風紋某々教室):カメラマンK談「ジャコメッティの面影、否、面影のジャコメッティの前でカメラマンはアンリ・カルティエ=ブレッソンになりました」有名写真の構図をやつす。

 

▲小島貴子(13[守]全禅おしゃま教室師範代):面影男は目を瞑り、曼名伽娘は目で殺す。まなざしひとつで場を支配。

 

 

▲我妻活恵(面影座):レンズの先には師範代。リハ時の懸案事項をすべて吹き飛ばす盤石のテクニカル。

 

▲土井新二朗(面影座):配信の心臓部を担うのは、イシス外から駆けつけた安心と信頼の土井。

 

 

▲岡友美子(アカデミックシアター事務室室長):現場責任者として、海より広い心でイシス勢をお見守り。DONDENの観音。

 

▲木藤良沢(25[守]すきま御免状教室):現場でこぼれる口のほころび、目のきらめき。リハから丸72時間、たんねんに拾い集めた完全黒子のスナイパー。

 唯一の表舞台は、Day2朝の近大中継。カメラレンズにマグロを装着、準備万端待機するも尺を切られて出番カット。

 

 

 

◆舞台の下のささえたち


 

▲撮影隊(ウエストワン):ディレクター、カメラマン、音声マン、ケーブルマン。ひとりが動けば、山が動く。撮った絵を別室待機の配信部隊が整える。

 

▲仕掛け人・敷田信之(31[守]ソーシャロイド教室):本気の撮影隊を手配した陰の立役者。仁義に厚いアラビアのロレンス。本人不在でもその男気が全イシスにむんむん匂う。(写真は8[離]退院式にて)

 

●ミキサー(ALLEN&HEALTH):機器のうえをスケートする土井の左手。小指をたてて繊細な調整。

 

 

 

▲ディスプレイ(大・小):5インチスマホから50インチの大型液晶まで。伸び縮みする本楼映像。

 

 

 

書(奇内花伝感門):校長の分身

 

 

 

 

▲本棚:埋め込まれた内照式の灯りが1冊ごとにスポットをあてる。棚のひとつが、本のステージ。主役のまわりには、大道具・小道具がスタンバイ。

 

 

▲近大マグロ:図書館備品。ソーシャルディスタンス確保用。

 

 

▲カメラ(Canon EOS 5D Mark III):愛機ブラックタイガーはこの日、マグロオーシャンに変身。

 

(企画・撮影:木藤良沢)

  • 梅澤奈央

    編集的先達:平松洋子。ライティングよし、コミュニケーションよし、そして勇み足気味の突破力よし。イシスでも一二を争う負けん気の強さとしつこさで、講座のプロセスをメディア化するという開校以来20年手つかずだった難行を果たす。校長松岡正剛に「イシス初のジャーナリスト」と評された。
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