昆虫の巨大な複眼は、360度のあらゆる斜め目線を担保する無数の個眼の集積。
それに加えて、頭頂には場の明暗を巧みに感じ取る単眼が備わっている。
学衆の目線に立てば、直視を擬く偽瞳孔がこちらを見つめてくる。

椎名林檎とトータス松本の劇薬コンビの司会で幕を開けた第78回感門之盟。2日目の司会を任されたのは、言葉も心も飛び回る「バンエリ」(番襟)こと若林牧子48[守]番匠と、体ごと跳びはねる「バニー」こと新井陽大47[破]師範、という守破REMIXコンビだ。
今回、注目してほしいのは、若林のネイルだ。
1日目の記事で「ネイルアートに凝り~」と紹介された若林だが、実はこれは正しくない。本人いわく、「普段はほとんどネイルをやらない」。
ハレの舞台だからお洒落をした? それも違う。ここには若林の密かな、しかしはっきりとした「思い」が塗り重ねられていた。
若林牧子のネイルアートの秘密とは?
第78回感門之盟2日目は、21日13時に開幕する。司会・若林の「声」を待たれよ。
▲1日目、コーナー司会で試運転の若林(左)。どんな衣裳にチェンジするかも注目だ。
角山祥道
編集的先達:藤井聡太。「松岡正剛と同じ土俵に立つ」と宣言。花伝所では常に先頭を走り感門では代表挨拶。師範代登板と同時にエディストで連載を始めた前代未聞のプロライター。ISISをさらに複雑系(うずうず)にする異端児。角山が指南する「俺の編集力チェック(無料)」受付中。https://qe.isis.ne.jp/index/kakuyama
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コメント
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2025-07-29
昆虫の巨大な複眼は、360度のあらゆる斜め目線を担保する無数の個眼の集積。
それに加えて、頭頂には場の明暗を巧みに感じ取る単眼が備わっている。
学衆の目線に立てば、直視を擬く偽瞳孔がこちらを見つめてくる。
2025-07-27
ただ今フランスのマルシェあちらこちらで縦縞の赤肉メロンが山盛りだ。自然界が生んだデザインはじつに美しい。赤肉にくるりと生ハムを巻けば、口福ともいうべき大人の欲望が満たされる。
2025-07-25
九州出身のマンガ家は数多いが、”九州男児”っぽさを前面に押し出している作家といえば、松本零士に小林よしのり、そして長谷川法世ということになるだろう(みんな福岡だが…)。なかでも長谷川法世『博多っ子純情』は、その路線の決定版!
これこれこの感じ。まさにこれが九州男児バイ!(…と、よそ者の目には見える…)