沖縄から届け!──お菓子割込編集【88感門】

2025/09/06(土)15:30 img
img DUSTedit

機があれば、欲張りに貪欲に、くらいつく。
第88回感門之盟に参加できなかった43[花]錬成師範・新垣香子は、インターブッキングに参加することで、残念を果たしたはずだった。しかし、参加したいという念は、それだけでは消化できなかった。
本を送りましたと、新垣から連絡が入り、本楼に届いたのは、本のサイズをはるかに上回る大きな段ボール箱。その中には、大量のちんすこうが入っていた。おもてなし隊長・若林牧子によるお菓子編集に、沖縄からの熱い一撃が加わった。

 

お菓子に添えられたパステル画のラブレター

 

アイキャッチ・文/中村裕美(43[花]錬成師範)

  • イシス編集学校 [花伝]チーム

    編集的先達:世阿弥。花伝所の指導陣は更新し続ける編集的挑戦者。方法日本をベースに「師範代(編集コーチ)になる」へと入伝生を導く。指導はすこぶる手厚く、行きつ戻りつ重層的に編集をかけ合う。さしかかりすべては花伝の奥義となる。所長、花目付、花伝師範、錬成師範で構成されるコレクティブブレインのチーム。

  • つながった白い糸【88感門】

    その男は、うどんを配り歩いていた。その男とは、香川県在住の54[破]讃岐兄弟社教室・竹内哲也師範代である。彼は学衆の頃からイシスのイベントで会う人にうどんを渡し、P1グランプリではお遍路を題材にする、香川を愛する男である […]

  • 沖縄から届け!――インターブッキング割込編集【88感門】

    沖縄では新暦の暦のずれを調整するため、約3年に1度、旧暦で同じ月が2回現れる特別な月がある。「ユンヂチ(閏月)」だ。ユンヂチの旧盆はことさら特別なのだが、今年はあろうことか第88回感門之盟と重なった。 叫びとも呻きともつ […]

  • 教室名発表は告白だ。【88感門】

    教室名発表は告白だ。告げられる側なのに、なぜか告げる側のような気持ちになる。「イーディ、入れておいたよ」、松岡校長が言葉をそえる。その瞬間、告白した後の胸が掴まれるような感覚を、私はいまでも忘れない。  ” […]

  • 「アフ感」への参加は感門之盟のあとがきを綴ることである【88感門】

    編集稽古では回答の末尾に振り返りコメントを書く。教室では回答したあとでしっかり振り返ることが欠かせない。講座修了を言祝ぐ「感門之盟」を振り返る。その場を提供してくれるのが「アフ感」だ。正式には「アフター感門之盟」である。 […]

  • 発掘!「ブックウェア」――当期師範の過去記事レビュー#05

    膨大な記事の中から、イシス編集学校の目利きである当期の師範が「宝物」を発掘し、みなさんにお届けする過去記事レビュー。今回は、9月に開催される第88・89回感門之盟のテーマ「遊撃ブックウェア」から、「ブックウェア」をお題 […]