「どろろ」や「リボンの騎士」など、ジェンダーを越境するテーマを好んで描いてきた手塚治虫が、ド直球で挑んだのが「MW(ムウ)」という作品。妖艶な美青年が悪逆の限りを尽くすピカレスクロマン。このときの手塚先生は完全にどうかしていて、リミッターの外れたどす黒い展開に、こちらの頭もクラクラしてきます。

機があれば、欲張りに貪欲に、くらいつく。
第88回感門之盟に参加できなかった43[花]錬成師範・新垣香子は、インターブッキングに参加することで、残念を果たしたはずだった。しかし、参加したいという念は、それだけでは消化できなかった。
本を送りましたと、新垣から連絡が入り、本楼に届いたのは、本のサイズをはるかに上回る大きな段ボール箱。その中には、大量のちんすこうが入っていた。おもてなし隊長・若林牧子によるお菓子編集に、沖縄からの熱い一撃が加わった。
お菓子に添えられたパステル画のラブレター
アイキャッチ・文/中村裕美(43[花]錬成師範)
イシス編集学校 [花伝]チーム
編集的先達:世阿弥。花伝所の指導陣は更新し続ける編集的挑戦者。方法日本をベースに「師範代(編集コーチ)になる」へと入伝生を導く。指導はすこぶる手厚く、行きつ戻りつ重層的に編集をかけ合う。さしかかりすべては花伝の奥義となる。所長、花目付、花伝師範、錬成師範で構成されるコレクティブブレインのチーム。
その男は、うどんを配り歩いていた。その男とは、香川県在住の54[破]讃岐兄弟社教室・竹内哲也師範代である。彼は学衆の頃からイシスのイベントで会う人にうどんを渡し、P1グランプリではお遍路を題材にする、香川を愛する男である […]
沖縄では新暦の暦のずれを調整するため、約3年に1度、旧暦で同じ月が2回現れる特別な月がある。「ユンヂチ(閏月)」だ。ユンヂチの旧盆はことさら特別なのだが、今年はあろうことか第88回感門之盟と重なった。 叫びとも呻きともつ […]
教室名発表は告白だ。告げられる側なのに、なぜか告げる側のような気持ちになる。「イーディ、入れておいたよ」、松岡校長が言葉をそえる。その瞬間、告白した後の胸が掴まれるような感覚を、私はいまでも忘れない。 ” […]
「アフ感」への参加は感門之盟のあとがきを綴ることである【88感門】
編集稽古では回答の末尾に振り返りコメントを書く。教室では回答したあとでしっかり振り返ることが欠かせない。講座修了を言祝ぐ「感門之盟」を振り返る。その場を提供してくれるのが「アフ感」だ。正式には「アフター感門之盟」である。 […]
膨大な記事の中から、イシス編集学校の目利きである当期の師範が「宝物」を発掘し、みなさんにお届けする過去記事レビュー。今回は、9月に開催される第88・89回感門之盟のテーマ「遊撃ブックウェア」から、「ブックウェア」をお題 […]
コメント
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2025-09-04
「どろろ」や「リボンの騎士」など、ジェンダーを越境するテーマを好んで描いてきた手塚治虫が、ド直球で挑んだのが「MW(ムウ)」という作品。妖艶な美青年が悪逆の限りを尽くすピカレスクロマン。このときの手塚先生は完全にどうかしていて、リミッターの外れたどす黒い展開に、こちらの頭もクラクラしてきます。
2025-09-02
百合の葉にぬらぬらした不審物がくっついていたら見過ごすべからず。
ヒトが繋げた植物のその先を、人知れずこっそり繋げ足している小さな命。その正体は、自らの排泄物を背負って育つユリクビナガハムシの幼虫です。
2025-08-26
コナラの葉に集う乳白色の惑星たち。
昆虫の働きかけによって植物にできる虫こぶの一種で、見えない奥ではタマバチの幼虫がこっそり育っている。
因みに、私は大阪育ちなのに、子供の頃から黄色い地球大好き人間です。