まもなく募集開始[離]世界読書奥義伝 第十六季

2023/12/01(金)13:54
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2024年春。2年ぶりに「門」が開く。
誰のためにその門は開かれるのか。

 

[破]の突破者だけが向かうことのできる[離]。
炭男の松岡正剛校長に火がついて、[離]では火元校長となる。
がんがん火をくべる。その火力は尋常じゃない。火傷もする。
だからこそ離学衆には絶えることのない火がともる。

 

[離]の正式名称は 松岡正剛直伝「世界読書奥義伝」。
・世界を読書すること
・世界読書についての本を読書すること
・世界を書物とみなして解読すること
・どんなことも世界の「読み方」とみなすように思考すること
・文巻を読むことが世界読書になること
という意味が込められている。

 

世界知を高速に横断し、「方法の知」を獲得していく。
数年で学ぶ知を、わずか数日で駆け抜ける。
もっと時間が欲しい、しっかり読み込みたい、という思う一方で、
この過剰な速さでしか体験できない世界があることも分かる。

火元校長が綴った門外不出のテキスト「文巻」は格別です。
全知覚をフル活用して「文巻」に向かう日々は、この上なく贅沢です。
苛烈な日々に向かう覚悟のある人にこそ、体験して欲しい。

 

いま目の前にある門をくぐりますか。

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※募集人数に達したので、16離のエントリーは受付を終了しました


]世界読書奥義伝 第十六
https://es.isis.ne.jp/course/ri

上記HPで「募集概要」を確認し、課題の提出のまえに

応募メールを送ってください。

 

■募集開始 :2023年12月3日(日) 00:00

      *先着順での受付けとし、定員になり次第

       受付けを締め切ります。

■期間   :2024年3月30日(土)~2024年8月5日(月)
▼表沙汰  :2024年6月22日(土)
■資格   :[破]応用コース修了者(突破者)以上
       [破]アリスとテレス賞(知文および物語の両方)に
       エントリーした人を優先的に受付します。

■プログラム:松岡校長書き下ろし・門外不出の
       オリジナルテキスト「文巻」で、
       世界の見方・読み方・語り方を体得

 

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*[]に関するお問合せはこちらへ
 イシス編集学校 窓口(八田)
 ri-editschool@eel.co.jp

  • 八田英子

    編集工学を世界に広めるために編集工学研究所に入所した元SE。不適な笑みを湛えながら、問答無用でばさばさと人を斬りまくる。編集的先達は沢田研二。

コメント

1~3件/3件

川邊透

2025-07-01

発声の先達、赤ん坊や虫や鳥に憑依してボイトレしたくなりました。
写真は、お尻フリフリしながら演奏する全身楽器のミンミンゼミ。思いがけず季節に先を越されたセミの幼虫たちも、そろそろ地表に出てくる頃ですね。

川邊透

2025-06-30

エディストの検索窓に「イモムシ」と打ってみたら、サムネイルにイモムシが登場しているこちらの記事に行き当たりました。
家庭菜園の野菜に引き寄せられてやって来る「マレビト」害虫たちとの攻防を、確かな観察眼で描いておられます。
せっかくなので登場しているイモムシたちの素性をご紹介しますと、アイキャッチ画像のサトイモにとまる「夜行列車」はセスジスズメ(スズメガ科)中齢幼虫、「少し枯れたナガイモの葉にそっくり」なのは、きっと、キイロスズメ(同科)の褐色型終齢幼虫です。
 
添付写真は、文中で目の敵にされているヨトウムシ(種名ヨトウガ(ヤガ科)の幼虫の俗称)ですが、エンドウ、ネギどころか、有毒のクンシラン(キョウチクトウ科)の分厚い葉をもりもり食べていて驚きました。なんと逞しいことでしょう。そして・・・ 何と可愛らしいことでしょう!
イモムシでもゴキブリでもヌスビトハギでもパンにはえた青カビでも何でもいいのですが、ヴィランなものたちのどれかに、一度、スマホレンズを向けてみてください。「この癪に触る生き物をなるべく魅力的に撮ってやろう」と企みながら。すると、不思議なことに、たちまち心の軸が傾き始めて、スキもキライも混沌としてしまいますよ。
 
エディスト・アーカイブは、未知のお宝が無限に眠る別銀河。ワードさばきひとつでお宝候補をプレゼンしてくれる検索窓は、エディスト界の「どこでもドア」的存在ですね。

堀江純一

2025-06-28

ものづくりにからめて、最近刊行されたマンガ作品を一つご紹介。
山本棗『透鏡の先、きみが笑った』(秋田書店)
この作品の中で語られるのは眼鏡職人と音楽家。ともに制作(ボイエーシス)にかかわる人々だ。制作には技術(テクネ―)が伴う。それは自分との対話であると同時に、外部との対話でもある。
お客様はわがままだ。どんな矢が飛んでくるかわからない。ほんの小さな一言が大きな打撃になることもある。
深く傷ついた人の心を結果的に救ったのは、同じく技術に裏打ちされた信念を持つ者のみが発せられる言葉だった。たとえ分野は違えども、テクネ―に信を置く者だけが通じ合える世界があるのだ。