4つのワークで2020年「なりたい私」を編集する!

2019/12/01(日)21:25
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 「今年こそ痩せる!」。
 年頭の誓いは遠く春霞の中に消える。3ヵ月でペラペラになれるはずの英会話教室は3週間で離脱する。気づけば12月。今年も24日の予定は真っ白。意志力が弱いのか。継続力が足りないのか。決断力が鈍いのか。嗚呼、不足の三位一体。

 

 「いいえ、あなたに不足しているのは編集力です!」

 

 そう宣言するのは、10月に[離]を退院したばかりの衣笠純子師範代。情報の集め方、情報の見方、情報の関係づけ方、そして思考プロセスをかえる。4つの編集ワークを通し「2019年を総決算し、2020年新しい自分に出会うエディットツアー」をナビゲートする。

 

 新しい自分に出会えるって、いったいどんなワークなのか。言えるのは、『編集という方法』のパワーを2時間で感じるエディットツアーになるということ。ツアーを終えた時、2020年に「なりたい私」は「なれる私」になっているだろう。


 開催は、12月5日(木)19:30~21:30 編集工学研究所・本楼(豪徳寺)にて。このエディットツアーに参加しないで年を越せる!? 申し込みはこちらから。

  • 田中むつみ

    編集的先達:赤瀬川原平。アニメの声優、CMフォトの副編集長、女子大生にメディア情報学を教授していた経歴の持主。頷きの速さが通常の4倍速。野望は中高年のセカンドライフを再編集すること。

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コメント

1~3件/3件

堀江純一

2025-10-02

何の前触れもなく突如、虚空に出現する「月人」たち。その姿は涅槃来迎図を思わせるが、その振る舞いは破壊神そのもの。不定期に現れる、この”使徒襲来”に立ち向かうのは28体の宝石たち…。
『虫と歌』『25時のバカンス』などで目利きのマンガ読みたちをうならせた市川春子が王道バトルもの(?)を描いてみたら、とんでもないことになってしまった!
作者自らが手掛けたホログラム装丁があまりにも美しい。写真ではちょっとわかりにくいか。ぜひ現物を手に取ってほしい。
(市川春子『宝石の国』講談社)

川邊透

2025-09-30

♀を巡って壮絶バトルを繰り広げるオンブバッタの♂たち。♀のほうは淡々と、リングのマットに成りきっている。
日を追うごとに活気づく昆虫たちの秋季興行は、今この瞬間にも、あらゆる片隅で無数に決行されている。

若林牧子

2025-09-24

初恋はレモンの味と言われるが、パッションフルーツほど魅惑の芳香と酸味は他にはない(と思っている)。極上の恋の味かも。「情熱」的なフルーツだと思いきや、トケイソウの仲間なのに十字架を背負った果物なのだ。謎めきは果肉の構造にも味わいにも現れる。杏仁豆腐の素を果皮に流し込んで果肉をソース代わりに。激旨だ。