錫色からミントグリーンへ。昨日錫色のワンピースに身を包み、「旅立ちと新たな学びの始まりの間」の律動を「いないいないばあ」した八田英子律師。
2日目のきょうは思わず二度見したくなる鮮やかなワンピースで登場だ。
映画監督、スポーツ選手、さまざまな人たちが編集について語ったオープニング映像「編集アンソロジー映像」を「主語は情報、述語は編集」と要約編集し、1日目の様子をサラリと紹介した後、今期のテーマ、エディトデモンストレーションの出自を[破]になじみのない人にもわかるように、紐解いていく。
走破…走り切ったところに出てくるもの
打破…打ち破ったあとに出てくるもの
喝破…見破ったときに出てくるもの
編集学校の応用コース[破]でなにが起こるのか。校長松岡正剛が黒板に書き加えた3つの[破]だ。
以来、[破]では「デーモン出せ」という言葉が飛び交うよになる。でも、デーモンとは何なのか? 感門之盟1日目で、なんとなく様子がつかめた人も多いだろう。
編集稽古では[守]のたくさんのわたし、[破]のクロニクルといったお題を通して、自分がたくさん増え、自由になっていく感覚になっていく人も多い。
自分の認知こそが世界を作っている。本から得た情報ではなく、自分自身がたくさんのわたし状態になって、何かを見た時に何を感じ、何を表現できるのか。きょうもたくさんの情報に触れてみなさんのなかにもっと大きな世界を想像で膨らませてほしい。
目の前で繰り広げられる情報を、どう編集してデーモンを引っ張り出すのか。期待が膨らむ幕開けとなった。
◇
開始直前、普段は冷静な律師がソワソワしながら纏に込めた思いを語ってくれた。
「これが私のデーモンです」
「お祝いの気持ちを表現しました」
この衣を纏うために、夜中の3時にジムに行ったという八田律師。
間に合うはずないとわかってても、思い立ったらすぐ用意。
恥ずかしがり屋のデーモンを引っ張り出すには、これくらいの勢いが必要なのだ。
照れながら3時にジムに行ったと話をする八田律師と、驚きながらもPCに向かう感門団Zoomチーム。
着なれない服のことはさておき、原稿をチェックする八田律師。
清水幸江
編集的先達:山田孝之。カラオケとおつまみと着物の三位一体はおまかせよ♪と公言。スナックのママのような得意手を誇るインテリアコーディネーターであり、仕舞い方編集者。ぽわ~っとした見た目ながら、ずばずばと切り込む鋭い物言いも魅力。
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