2026年冬の着物コンパ倶楽部 新入部員を募集します!【多読アレゴリア】

2025/12/14(日)07:48 img
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遊刊エディストをお楽しみのみなさま!

 

イシス編集学校師範、多読アレゴリア着物コンパ倶楽部部長の森山智子です。

 

秋の別典祭では、黒留袖ファッションショーを開催して、黒留袖に秘められたコーディネイトの可能性と、それを部員自らが着て楽しむ姿をお見せすることができました。

その場に立ち会い声援をくださったみなさま、ありがとうございました。

 

2025別典祭

黒留袖ファッションショー

撮影:後藤由加里

 

 

さて、別典祭のドキドキの余韻を残しつつ、2026年冬のクラブ活動のご案内と、新しい部員募集のお知らせです。

 

2025春の創部以来の着物コンパ倶楽部のモットーは、

 

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着物を日常のワードローブにするクラブ

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多読アレゴリア【着物コンパ倶楽部】

 

着物を日常のワードローブの一つにして、洋服和服を自由に行き来したいとお考えの方には、年の初めは「事始め」の絶好のチャンス。いつまでたってもやってこない「いつか」を、2026年に「現在化」しませんか?

 

 

 

着物をコンパイルする

 

着物コンパ倶楽部のコンパは「コンパイル compile」の「コンパ」です。

日本人が普段に着物を着なくなってから半世紀以上。

着物は特別な時のもの。ルールがあって、値段が高くて、お手入れも大変。ルールを知らないから手が出せない。

といった思い込みに対して、歴史や成り立ちをコンパイルすることで、先入観やしがらみから自由になり(これがまずとても大事です)、自らから立ち上がる編集をつかって(ここがスキの発動)、自分が心地いい、まわりも心地いいという着物を実現します。

 

 

 

自分のペースで着物に懐く(なつく)

 

着物コンパ倶楽部では稽古はしません。そのかわり、常に着物の話題が身の回りにあるような状況が手に入ります。

とは言っても、着物をぐっと近づけるためには、それなりに時間と労力も必要。

ですので、クラブ会員のみなさんがそれぞれのペースで、着物に近づき、自分のものにしていけるようなコンテンツを多数ご用意しています。

 

 

クラブのスタイル

 

(1)このクラブにいると着物の困りごとをいつでも相談できる

(2)このクラブにいると着物でお出かけするチャンスがある

(3)このクラブにいると着物にまつわる日本の編集的自由さに触れることができる

 

「〇〇に着物を着て行く!」という明確なターゲットが見出せた時が絶好のチャンス!あれよあれよと着物に近づける。自分が「好きと思う」着物を選べる。そして着物を自分で着れるようになっちゃう。そのための方法が着物コンパ倶楽部にはあります。

 

 

着物初心者の方へ

 

着物を自分で着たことがない。着物を持っていない。そもそも何が必要かわからない。

そんな方に、

・着物の歴史と構造と部品を知って

・一緒にお買い物をして

・自分で着れるようになる

までをパーソナルにサポートします。(一部有料)

 

特に「着物の歴史と構造と部品」については、部員限定のZoom録画を配信予定です。

・日本の着物 (60分)
・着物の構造 (60分)

・着物のモジュール準備とお手入れの方法 (60分)

*モジュール:部品

 

もしもご自宅や身近なところに手付かずのお着物がある方には、そのお着物を一緒に確認するといったこともご相談いただけます。

また「自分で着れるようになる」については、リアルとzoomでの「着方練習」をご用意しています。

 

◆リアルの着方練習

 1月25日(日)11:00-18:00

 編集工学研究所 2階 応接室にて

 *詳細は開講後ご案内します。 

 

 

着物を自分で着れる方へ

 

自分で着れるようになると、ますますコーディネイトが楽しくて、着物でのお出掛けも嬉しくて。そんな着物の愉しみの入り口に差し掛かった方には、着物de**。

 

着物コンパ倶楽部では、着物でお出掛けするイベントを随時ご用意しています。(一部有料)

2025秋には「着物de鎌倉」を開催。秘蔵のコースを散策して今まで知らなかった鎌倉の魅力に触れる一日となりました。

 

 

2026冬の着物de**(予定)

 

◆着物de銀座

 2月11日(水)祝日 午後

 *銀座の蔦屋書店のVIP席で「百人一首」を楽しみます

 *黒留袖または思いっきりハレのお着物でどうぞ

◆黒留袖de神楽坂

 3月21日(土)夕刻より

 *黒留袖で、神楽坂の隠れ家的バーでのひと時を

◆着物de千鳥ヶ淵

 3月下旬〜4月上旬のどこかで

 *お好きな着物でお花見しましょう

◆東博へ行こう!

 日程未定

 *夏秋とご好評いただいた「東博へ行こう!」を冬も開催

 *こちらは、お着物でもお洋服でも

 

千鳥ヶ淵の桜

2022.3.31

 

 

だれもが着物になついてゆくコンテンツ配信

 

【3min.FRESH】と題して、色や紋様、景色を着物にうつす方法など、コンパイルとエディットチャンスを随時お届けします。もちろんシーズンごとの新たなFRESHです。

 

【3min.FRESH #05】キニナル名前の色

 

 

日本の伝統色をつかいます

 

着物コンパ倶楽部では「日本の伝統色」の言葉を大切にしています。

この『日本の伝統色』には、225色の色とともに、染料・古染法・色調や流行沿革などが入っています。着物や帯だけでなく身の回りのものたちを伝統色の名前で言い表すことで、着物がどんどん身近な存在になってゆきます。

 

『日本の伝統色』長崎盛輝(青幻舎)

 

 


■着物コンパ倶楽部 <新入部員募集>

多読アレゴリア【着物コンパ倶楽部】

 

着物を日常のワードローブにするクラブ

着物コンパ倶楽部は、あなたの 4th place。

是非、ご自分のペースで着物になついてください。

 

【開講期間】2026年1月5日(月)~3月29日(日) ★12週間

【お申し込み】https://shop.eel.co.jp/products/tadoku_allegoria_2026winter
【申込締切】2025年12月22日(月)

【受講資格】どなたでも

【受講費】月額11,000円(税込) ※ クレジット払いのみ

【定員】40名

【必須本】開講までにご用意ください

 『日本の伝統色』長崎盛輝(青幻舎)

 『かさねの色目』長崎盛輝(青幻舎)

 『古語辞典』

 

 

2026年の丙午(ひのえうま)

着物、着たいなぁと思ったら着物コンパ倶楽部へ!

別様の私。何歳からでも、始まりますよ。


(文、写真:森山智子)

(写真:後藤由加里)

(アイキャッチ画像:後藤由加里(撮影)、森山智子(加工))

 

 

 

  • 森山智子

    編集的先達:和泉式部。SE時代にシステムと着物は似ていることに気づき開眼。迷彩柄の帯にブーツを合わせる、洋服生地を帯に仕立てる等、大胆な着こなしをはんなり決める。イシスにも森山ファンは数多い。
    2025年春から多読アレゴリアの「着物コンパ倶楽部」を主宰。