【親子参加OK】順天堂大学で編集稽古!MEdit Labワークショップ参加者を募集します

2024/06/15(土)08:43
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イシスで学んだ編集術、ちゃんと使えていますか?
せっかく卒門・突破したのに、編集術を机の引き出しに仕舞ったまま。どうにも、実践する方法がわからない……。そんなみなさんに朗報です。

 

■順天堂大学で実践的な編集稽古!


この夏、編集工学×医学をテーマに活動する順天堂大学STEAM教育研究会「MEdit Lab」がワークショップを開催します。

テーマは「医学をみんなでゲームする」。イシス編集学校の[守]で学んだ《要素・機能・属性》《ルル3条》などをフル活用しながら、[破]で学ぶプランニング編集術《よもがせわほり》を意識しながら、医学をテーマにしたオリジナルゲームを作る実践的な編集稽古です。

 

イシス編集学校で身につけた型を使って、どんなゲームが作れるのか。[破]でハイパーミュージアムをプランニングしたときのように、[守][破]の型総動員した番外稽古のチャンス。現在、参加者募集中。(2024年6月末までにお申し込みの方には、早期申込特典あり)

 

■MEdit Labワークショップ

 「医学をみんなでゲームする」

 

ワークショップの実施期間は、2024年7月から12月まで。オープニングイベントやクロージングイベントは東京・御茶ノ水の順天堂大学キャンパスで行いますが、カリキュラムは基本的にオンライン(メールやZoom)で進みます。お題がメール配信され、それに回答していくと、医学をテーマにしたゲームが完成する

というMEdit Lab版の編集稽古です。対象は、高校生以上受講料は無料です。親子でのご参加も大歓迎。

 

■昨年度の様子は公式サイトで

 

昨年度、同じテーマで開催したワークショップでは、高校生大学生が編集術を駆使しながら、20作品近くもの新ゲームを生み出しました。昨年度に、どんなゲームが作られたのか、どんなレクチャーやどんな編集稽古が行われたのかは、MEdit Labサイトの教材ページをご覧ください

 

2023年度全4回のワークショップダイジェスト動画はこちら。7分で雰囲気がつかめます。

 

2024年度のワークショップでは、イシス編集学校を受講した社会人のみなさまの受講をとくに歓迎いたします。[守]の38題の型や、[破]のプランニング編集を応用する絶好の機会です。

 

 

■7月20日(土)にオープニングイベントを開催します

 

7月20日には、オープニングイベントを開催します。場所は、順天堂大学御茶ノ水キャンパス・小川講堂。配信はありません。

 

ゲストとして、[AIDA]のボードメンバーも務めた文筆家でゲーム作家の山本貴光さんや、『ボードゲームで社会が変わる』でゲームの可能性を示した與那覇潤さんをお招きして講演いただきます。

ほか、MEdit Lab代表の小倉加奈子(順天堂大学教授、病理医)や、發知詩織(順天堂大学病理医)&發知佑太(順天堂大学救急医)の現役ドクターも登壇。ゲームやリベラルアーツ、医学のリアルに触れられる貴重な機会です。どなたでもご参加いただけます。

※ワークショップの受講申し込みは、オープニングイベント終了後に行います。ワークショップに参加しない方であっても、オープニングイベントに参加可能です。

 

■運営メンバーもM&E

 

MEdit Labとは、Medicine(医学)とEdit(編集)の頭文字の掛けあわせ。運営メンバーもワークショップの内容も、医学×編集でお届けしてします。

 

MEdit Lab代表は、析匠として[離]にも携わり、『おしゃべりながんの図鑑 病理学から見たわかりやすいがんの話『おしゃべり病理医のカラダと病気の図鑑』などの著作をもつ小倉加奈子(順天堂大学教授・病理医)。運営メンバーは、小倉とともに日々、病理診断をしながら、全国の高校で出前授業をおこなう發知詩織(順天堂大学病理医、49[破]突破)。

さらには、遊刊エディスト副編集長にして、多読ジムなどさまざまなプロジェクトを牽引する代将・金宗代。近江ARSや角川武蔵野ミュージアムなどのグラフィックデザインも手掛ける佐伯亮介、イシス編集学校や[AIDA]、「ほんのれん」などの記事執筆に携わる梅澤奈央が、あらゆる編集をバックアップ。

 

小倉&發知は、イシス編集学校で学んだ《ルル3条》を徹底的に応用することで、ゲーム素人でありながら、MEditウイルスバトルというカードゲームを考案。このゲームをもって全国の高校へ出前授業に出かけると、中高生たちは大盛りあがり。遊びながら、RNAウイルスやDNAウイルスの特徴や対処法がわかる!と評判です。

▲出前授業は、イシス編集学校の某師範が教頭先生を務める学校でも開催されました。

 

なぜ、編集術だけで、ゲームを作れるのか。その理由が気になる方は、山本貴光さんと小倉加奈子による対談のダイジェスト記事をご覧ください。編集の極意から生き方のヒントまでが使った名対談です。(こちらの対談は、オープニングイベントの会場である順天堂大学小川講堂で行われました)

 

イシス編集学校をご存知のみなさんなら、MEdit Labのワークショップの随所に「イシスっぽさ」を感じるはず。編集稽古の社会実装の一例として、MEdit稽古を体験し、フィードバックをお寄せくだされば幸いです。

 

 

動画撮影・編集:小森康仁、衣笠純子

デザイン:SaiQuic(佐伯亮介・金宗代)

 

 


MEdit Labワークショップ2024 「医学をみんなでゲームする」

オープニングイベン概要


■日時:2024年7月20日(土)13時半開始予定 17時終了予定
対象:高校生から社会人までどなたでもご参加いただけます。親子参加も歓迎です。

※応募者多数の場合は先着順の受付となります。
参加費:無料
場所
順天堂大学本郷・お茶の水キャンパス 小川講堂
〒113-8421 東京都文京区本郷2丁目1−1
https://www.juntendo.ac.jp/access/
※JR御茶ノ水駅からの道順はこちら→
方向音痴でも迷わない!写真でわかる、順天堂大学への行き方【保存版】 | MEdit Lab

 

登壇者
小倉加奈子(MEdit Lab代表・順天堂大学人体病理病態学講座 教授)
發知詩織(MEdit Lab研究員・順天堂大学人体病理病態学講座・医学教育研究室)
發知佑太(順天堂大学練馬病院 救急・集中治療科)
山本貴光(文筆家・東京工業大学リベラルアーツ研究教育院 教授)
與那覇潤(評論家)

 

内容(予定)
第1部 キックオフセッション
◯MEdit Lab代表小倉加奈子よりご挨拶 「遊びながら学べる、MEdit Labとは?」
◯プロのゲーム作家・山本貴光先生による講演 〜リベラルアーツとしてのゲーム論〜
◯順天堂大学現役ドクター夫婦登場?! 救急医×病理医から見た、医療のなかに潜むゲーム
◯評論家・與那覇潤によるゲーム論〜どうして、ゲームで社会が変わるのか〜

 

第2部 ドクター&医学生との懇親会
◯医学部受験のリアルを聞ける!ワークショップの申込みも受け付けます


ワークショップ概要


内容
医学をテーマとしたボードゲームをつくる体験を通して、医学を学びながら「学び方」も身につくプログラムです。ドクターが直接指導し、医学生との交流もあります。
※全カリキュラムを修了した方には、修了証を発行いたします。

対象
難易度は「高校生以上」。親子での受講も大歓迎。

※イシス編集学校の入門歴は問いません。

※応募者多数の場合は先着順の受付となります。

期間
2024年7月20日(土)~12月21日 (土)

▼対面イベントの日程
7月20日(土)(オープニングイベント)
12月21日(土)(クロージングイベント)

▼その他の期間
Zoomやメーリングリストを使って、MEdit Lab独自のカリキュラムを進めます。
遠方にお住まいの方でも受講可能です。


◆申込み方法◆


◯オープニングイベントの参加申し込みは、以下の申し込みフォームからお願いします。
◯ワークショップの参加申し込みは、7月20日のキックオフセッション終了後に受け付けます。オープニングイベントに参加できないけれど、ワークショップに参加したい方はその旨Googleフォームの備考欄に添えて、お伝えください。

★早期申込〆切:6月30日(日)
※早期申込いただいた方には、MEdit Labのオリジナルグッズをお渡しします。お早めにお申し込みください。

 

2024レッツMEdit Q!「医学をみんなでゲームする」申込フォーム

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScNyIw9JviYicPK9RmW0bCBVCwZBL4Gnnpn99waz_YaAvW0lw/viewform

 

 

  • 梅澤奈央

    編集的先達:平松洋子。ライティングよし、コミュニケーションよし、そして勇み足気味の突破力よし。イシスでも一二を争う負けん気の強さとしつこさで、講座のプロセスをメディア化するという開校以来20年手つかずだった難行を果たす。校長松岡正剛に「イシス初のジャーナリスト」と評された。
    イシス編集学校メルマガ「編集ウメ子」配信中。