空中戦で捉えた獲物(下)をメス(中)にプレゼントし、前脚二本だけで三匹分の重量を支えながら契りを交わすオドリバエのオス(上)。
豊かさをもたらす贈りものの母型は、私欲を満たすための釣り餌に少し似ている。

本をきっかけに、問いを深める。ゆるくカジュアルに、世界知と遊ぶ。
「ほんのれんラジオ」の最新回が公開されました!
今月のテーマは、なんと「鬼」。
3/6(水)に公開されたのは、シリーズ11作目「鬼はソト?鬼はウチ?」の5本目。
「いいね」=「どうでもいいね」!? 岡本太郎に学ぶ、内なるパワーを爆発させるヒント3選
このエピソードでは、鬼才・岡本太郎に「鬼になる方法」を学びます。だれもが知る名言「芸術は爆発だ」の真意とは? きっとあなたのイメージが、誤解だったと気づくはず。
▽今回のトピック
「鬼になる」ためのハウツー?!/リスクを排除する社会で/北野武、ブラックジャック…鬼才っぽい人は誰/鬼っぽい天才代表:岡本太郎/鬼才入門書『自分のなかに毒をもて』/「鬼才」になる3つの方法/自分と闘え!アンチになれ!/押井守『世界の半分を怒らせる』/坂本龍一「芸術が役に立ってたまるか」/きれいはダメ!いやな感じをめざせ/エゴン・シーレ、ジャコメッティ、フランシス・ベーコンは美しい?/冬の木/死んだ魚の美しさ/みんなが誤解している「芸術は爆発だ」の真意/アレクサンダー・マックイーンの独創性/ザリガニ大好き!でいいじゃない/あなたは何に燃えたいか?(語り手:ニレ、おじー、はるにゃ)
▼紹介したゲスト本
『自分の中に毒を持て〈新装版〉』岡本 太郎(著) 青春出版社 2017
▲ほんのれん旬感ノートより
▼ラジオの内容をさらに深掘りするなら
「BUSINESS INSIDER」で連載中の「旬感本考」を
▼アプリ「スマートニュース」内「SmartNews+」でもポップにキュートに本を紹介
ほんのれん編集部
編集工学研究所×丸善雄松堂が提供する一畳ライブラリー「ほんのれん」の選書やメディア制作を手掛けるメンバー。関西弁で跳ねるデザイン知カンガルー・仁禮洋子(ニレヨーコ)、小鳥の風貌ながら知的猛禽類な山本春奈(はるにゃ)、昭和レトロを愛する果敢なコンパイル亀・尾島可奈子(おじー)、2倍速で情報収集する雑読チーター・梅澤奈央(ウメコ)ほか。ほんのれんラジオは毎週水曜更新中。ほんのれん編集部公式noteにこれまでのアーカイブを蓄積してます。https://note.com/honnoren/
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コメント
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2025-09-09
空中戦で捉えた獲物(下)をメス(中)にプレゼントし、前脚二本だけで三匹分の重量を支えながら契りを交わすオドリバエのオス(上)。
豊かさをもたらす贈りものの母型は、私欲を満たすための釣り餌に少し似ている。
2025-09-04
「どろろ」や「リボンの騎士」など、ジェンダーを越境するテーマを好んで描いてきた手塚治虫が、ド直球で挑んだのが「MW(ムウ)」という作品。妖艶な美青年が悪逆の限りを尽くすピカレスクロマン。このときの手塚先生は完全にどうかしていて、リミッターの外れたどす黒い展開に、こちらの頭もクラクラしてきます。
2025-09-02
百合の葉にぬらぬらした不審物がくっついていたら見過ごすべからず。
ヒトが繋げた植物のその先を、人知れずこっそり繋げ足している小さな命。その正体は、自らの排泄物を背負って育つユリクビナガハムシの幼虫です。