「忌まわしさ」という文化的なベールの向こう側では、アーティスト顔負けの職人技をふるう蟲たちが、無垢なカーソルの訪れを待っていてくれる。
このゲホウグモには、別口の超能力もあるけれど、それはまたの機会に。

ほんのれんラジオの最新エピソードが公開されました!
イシス編集学校で世界読書奥義伝[離]まで了えた4名(ニレヨーコ、おじー、はるにゃ、ウメコ)がお送りするほんのれんラジオ。
初回はなんと、作家で元外交官の佐藤優さんをゲストにお招きして「恋愛」についてお話ししました。
ここ数十年間で、「恋愛」はどう変化してきたか?
恋と金は切っても切り離せない?いまの若者の恋愛観とは?キリスト教の「愛」には3種類ある?
いま、恋愛について何を考えるべきか。佐藤さんにうかがいます。
(※お話の内容に、性的な表現を含みます。苦手な方はご注意ください。)
(※お話の内容に、性的な表現を含みます。苦手な方はご注意ください。)
エピソード目次 ※これでもほんの一部です・・・!ゲスト佐藤優さん・姜舜伊さんのプロフィール/松岡正剛との共著『読む力』/恋愛至上主義は後退した、ならばなんのために結婚?/マッチングアプリは明治時代の家族観を揺り戻した/愛を再整理(エロス、アガペー、フィリア)/「本来、お金にしてはいけないものがある」/Vシネの帝王”小沢仁志”/タブーがゆえに商品化しやすい/恋愛と金銭は切り離せない/直接的対価性、でないものはめんどくさい/かつて反逆的だったポルノ/逆規定される恐怖(生成AIの枠組みと同じ)/性が消費されすぎた結果、レス/勃起神話/AV的学習と”強迫観念”/読書会でお見合いすると成婚率が高い/全共闘とおにぎり/男女雇用機会均等法/無制限に働きたいから外務省/白石一文『私という運命について』/恐怖の温泉ジャッジ/親ガチャの世界を知って虚しい/ヘーゲルと『東京女子図鑑』/現在進行中のことは、映画やドラマの中にない/『逃げ恥』のみくりちゃんは公務員になれば良かった/『逃げ恥』と『ずっとあなたが好きだった』比較/ドラマのリメイクはマジで勉強になる/セーフティーネットとしての家庭/DV、マザコンを見極る方法は?/恋バナが、社会情勢のシビアさを突き付ける/親ガチャでいいフィギュアが出る人は多数派/読書する人は日本の総人口の5%/タワマン競争
▼今月の旬感本
▼「これって恋愛? 〜この世界を動かす欲望〜」を考える 「ほんのれん」旬感本はこちらの5冊!
・『図説「愛」の歴史』ジャック・アタリ(著)ステファニー・ボンヴィシニ(共著)樺山紘一(日本語版監修) 大塚 宏子(訳)原書房 2009
・『進化が同性愛を用意した─ジェンダーの生物学』坂口菊恵(著) 創元社 2023
・『恋愛と贅沢と資本主義』ヴェルナー・ゾンバルト(著)金森誠也(訳) 講談社 2000
・『好色一代男』井原西鶴(原作) 島田雅彦(訳)河出書房新社 2023
・『21世紀の恋愛─いちばん赤い薔薇が咲く』リーヴ・ストロームクヴィスト(著)よこのなな(訳) 花伝社 2021
ほんのれん編集部
編集工学研究所×丸善雄松堂が提供する一畳ライブラリー「ほんのれん」の選書やメディア制作を手掛けるメンバー。関西弁で跳ねるデザイン知カンガルー・仁禮洋子(ニレヨーコ)、小鳥の風貌ながら知的猛禽類な山本春奈(はるにゃ)、昭和レトロを愛する果敢なコンパイル亀・尾島可奈子(おじー)、2倍速で情報収集する雑読チーター・梅澤奈央(ウメコ)ほか。ほんのれんラジオは毎週水曜更新中。ほんのれん編集部公式noteにこれまでのアーカイブを蓄積してます。https://note.com/honnoren/
「美味しい=好き」とは限ら ない!?餅好きvs餅マニアの境界線/
読書対話を楽しむpodcast「ほんのれんラジオ」の最新エピソードが公開されました! ほんのれんvol.30のテーマは、”「好き」はどこにある?自己発言から自己発見へ”。 「好きな食べ物」を探したい! &n […]
「趣味は何?」が一番困る質問なワケ。「好きなもの」はどうして言いにくいのか
読書対話を楽しむpodcast「ほんのれんラジオ」の最新エピソードが公開されました! ほんのれんvol.30のテーマは、”「好き」はどこにある?自己発信から自己発見へ”。 「好きなもの」ってなんで微妙に語り […]
「あの戦争」をどう引き受ける?忘却と反省を超えて「私たちの戦争」にするために
ほんのれんvol.29のテーマは、”私たちの戦争? 戦後80年、忘れないでいたいこど”。 ラストの9本目です・・・!ここまでお付き合いくださり、ありがとうございます。 皆さんが感じられたこと、ぜひお問合せフォ […]
ゴジラはなぜ皇居を避けるのか?昭和史おさらいシリーズ#4ゴジラで読み解く戦争の亡霊と昭和の謎
読書対話を楽しむpodcast「ほんのれんラジオ」の最新エピソードが公開されました! ほんのれんvol.29のテーマは、“私たちの戦争?戦後80年、忘れないでいたいこと”。 8本目は助っ人編集部員「バニー」 […]
戦時下の教科書ヤバすぎ!?昭和史おさらいシリーズ#3戦争は回避できなかったのか?「持たざる国」日本の本音と建前
読書対話を楽しむpodcast「ほんのれんラジオ」の最新エピソードが公開されました! ほんのれんvol.29のテーマは、 “私たちの戦争? 戦後80年、忘れないでいたいこと”。 なんと7本目に突入!これは何 […]
コメント
1~3件/3件
2025-09-16
「忌まわしさ」という文化的なベールの向こう側では、アーティスト顔負けの職人技をふるう蟲たちが、無垢なカーソルの訪れを待っていてくれる。
このゲホウグモには、別口の超能力もあるけれど、それはまたの機会に。
2025-09-09
空中戦で捉えた獲物(下)をメス(中)にプレゼントし、前脚二本だけで三匹分の重量を支えながら契りを交わすオドリバエのオス(上)。
豊かさをもたらす贈りものの母型は、私欲を満たすための釣り餌に少し似ている。
2025-09-04
「どろろ」や「リボンの騎士」など、ジェンダーを越境するテーマを好んで描いてきた手塚治虫が、ド直球で挑んだのが「MW(ムウ)」という作品。妖艶な美青年が悪逆の限りを尽くすピカレスクロマン。このときの手塚先生は完全にどうかしていて、リミッターの外れたどす黒い展開に、こちらの頭もクラクラしてきます。