(1)柳田国男の方法=新たなる国学
(2)幕藩体制の村落共同体が迎えた明治維新
(3)土地私有制への移行と地租改正一揆から日本型ジェンダーの発生へ
(4)明治期の農村を支えた報徳運動
(5)二宮尊親の北海道開拓と金融システムを備えた報徳社
(6)柳田国男の挑戦開始と新渡戸稲造の帰国
(7)新渡戸稲造、農村文化復興をめざし、柳田国男、中農養成策を出す
(8)柳田の全国行脚と「山人」の発見
(9)明治43年の大日本帝国変動と柳田国男の挑戦開始
(10)柳田国男と南方熊楠の交遊
(11)「郷土研究」とルーラル・エコノミー
(12)「第一次世界大戦と高木敏雄・南方熊楠・折口信夫との別れ
(13)「一国民俗学」の真意とジュネーヴの柳田国男
(14)柳田国男、帰国してラムステッドに学び、日本語問題に取り組む
(15)柳田国男、民間から「日本民族学」を立ち上げる
(16)大日本帝国の農村を維持した「日本民俗学会」と日本国の日本民俗学のアカデミズム化