50年前の7月20日。この日、初めて人類は月面に降り立った。
そして、50年後の2019年同日、7人の未入門者は初めて本楼に足を踏み入れた。といえばおおげさだが、本楼で開催されたエディットツアーは記念すべき日に肖り、「2019 : an edit odyssey -未知との遭遇‐」と銘打たれた。
宇宙と編集には共通点がある。それは、どちらにも大いなる未知があり、知れば知るほどさらなる未知が待っているということだ。
穂積晴明ナビゲーターは、宇宙空間を連想させる白と黒を基調としたスライドでレクチャーを進めていった。情報を収集する編集術では参加者に宇宙船の言い換えを促し、主演映画で宇宙人を演じたデビッド・ボウイを使って4つの編集思考素を例示した。
次回ツアーは9月21日(土)14:00から開催する。以下のURLで申込を受付中。
米田奈穂
編集的先達:穂村弘。滋賀県長浜出身で、伝統芸能を愛する大学図書館司書。教室名の「あやつり近江」は文楽と郷土からとられた。ワークショップの構成力に持ち前の論理構築力を発揮する。
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