連想をひろげて、こちらのキャビアはどうだろう?その名も『フィンガーライム』という柑橘。別名『キャ
ビアライム』ともいう。詰まっているのは見立てだけじゃない。キャビアのようなさじょう(果肉のつぶつぶ)もだ。外皮を指でぐっと押すと、にょろにょろと面白いように出てくる。
山椒と見紛うほどの芳香に驚く。スパークリングに浮かべると、まるで宇宙に散った綺羅星のよう。

イシス編集学校のアドバイザリー・ボード「ISIS co-mission」(イシス・コミッション)に名を連ねる9名のコミッション・メンバーたちが、いつどこで何をするのか、編集的活動、耳寄りニュースなど、予定されている動静をお伝えしていきます。
イシス編集学校で学ぶ皆さんが参加できるアクティビティも多数。読んでみたい記事や新刊にまつわる情報も満載。
ぜひチェックしてみてください。
2025年1月半ばからの情報を今回はお届けします。
・「ISIS co-mission」とは? https://es.isis.ne.jp/isis-co-mission
・「2024年春、ISIS co-mission発足。イシス編集学校、出遊します」https://edist.ne.jp/just/co-mission/
■2025年1月6日(月) 今福龍太氏、メディア掲載
第1回 いくつものフォルモーサへ(月刊『地平』2025年2月号)
■2025年1月13日(月・祝) 今福龍太氏、メディア掲載
川田順造さんを悼む 記憶があやなす精緻な織物(今福龍太/文化人類学者)(静岡新聞DIGITAL Web、会員限定記事)
■2025年1月13日(月・祝) 大澤真幸氏、メディア掲載
「そもそも農業革命など存在しなかった」、人類学者・デヴィッド・グレーバーの巨大な遺言をどう読むか(JBPress、会員限定記事)
■2025年1月19日(木) 武邑光裕氏、エディスト連載
武邑光裕の新·メディアの理解⑥ テクノポリー(技術支配)への対抗文化は可能か? (Edist)
■2025年1月19日(木) 田中優子氏、メディア掲載
<大江戸残照トリップ 田中優子さんと歩く>(13)江戸城 見送られた天守閣の再建(東京新聞、有料記事)
■2025年1月19日(木) 田中優子氏、メディア掲載
<時代を読む>海国日本 田中優子・法政大学名誉教授・前総長(東京新聞、有料記事)
■2025年1月20日(金) 田中優子氏、メディア掲載
今日の視角 授業料と人権 (田中優子)(信濃毎日新聞デジタル、会員記事)
■2025年1月21日(土) 田中優子氏、メディア掲載
まるで別世界…「吉原遊廓」が江戸時代の人々を魅了した「すごすぎる理由」
日本人が知らない遊廓の世界(現代メディア)
■2025年1月24日(金) 田中優子氏、メディア掲載
まさに「不夜城」…江戸時代の「吉原遊廓」が実に華やかな場所だったという「驚きの真実」(現代メディア)
■2025年1月26日(日) 田中優子氏、メディア掲載
<著者は語る>仮想の「別世」をつくった 『蔦屋重三郎 江戸を編集した男』 法政大学名誉教授・前総長 田中優子さん(東京新聞、有料記事)
■2025年1月27日(月) 田中優子氏、メディア掲載
今日の視角 別世としての漫画(田中優子)(信濃毎日新聞デジタル、会員記事)
■2025年2月1日(土) 田中優子氏、エディスト連載
【田中優子の学長通信】No.02 花伝敢談儀と新たな出発 (Edist)
■2025年2月2日(日) 田中優子氏、メディア掲載
江戸時代の「遊女」が男と「心中」する際に行われていた「ゾッとする作法」
日本人が知らない遊廓の世界(現代メディア)
■2025年2月3日(月) 田中優子氏、メディア掲載
今日の視角 女性とは?(田中優子)(信濃毎日新聞デジタル、会員記事)
■2025年2月5日(水) 今福龍太氏、メディア掲載
第2回 いくつものフォルモーサへ(月刊『地平』2025年3月号)
■2025年2月7日(金) 大澤真幸氏、メディア掲載
AIと人間――AIから倫理を再考する(『文學界』2025年3月号)
■2025年2月8日(土) 今福龍太氏、メディア掲載
書評『サーミランドの宮沢賢治』管啓次郎、小島敬太著 極北に出合った生命の中心(今福龍太氏による書評、日経新聞、会員限定記事)
■2025年2月10日(月) 田中優子氏、メディア掲載
今日の視角 弱者の気持ち(田中優子)(信濃毎日新聞デジタル、会員記事)
■2025年2月16日(日) 田中優子氏、本楼イベント登壇
【2/16開催★ISIS FESTA】田中優子の江戸・蔦重の編集力(Edist)
●随時 宇川直宏氏、ライブストリーミング
●毎週土曜ひる12:00〜 田中優子氏、TV出演
「関口宏の一番新しい江戸時代」
https://bs.tbs.co.jp/culture/edo/episode/
以上、2025年2月「ISIS co-mission DO-SAY」をお届けしました。
エディスト編集部
編集的先達:松岡正剛
「あいだのコミュニケーター」松原朋子、「進化するMr.オネスティ」上杉公志、「職人肌のレモンガール」梅澤奈央、「レディ・フォト&スーパーマネジャー」後藤由加里、「国語するイシスの至宝」川野貴志、「天性のメディアスター」金宗代副編集長、「諧謔と変節の必殺仕掛人」吉村堅樹編集長。エディスト編集部七人組の顔ぶれ。
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コメント
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2025-07-02
連想をひろげて、こちらのキャビアはどうだろう?その名も『フィンガーライム』という柑橘。別名『キャ
ビアライム』ともいう。詰まっているのは見立てだけじゃない。キャビアのようなさじょう(果肉のつぶつぶ)もだ。外皮を指でぐっと押すと、にょろにょろと面白いように出てくる。
山椒と見紛うほどの芳香に驚く。スパークリングに浮かべると、まるで宇宙に散った綺羅星のよう。
2025-07-01
発声の先達、赤ん坊や虫や鳥に憑依してボイトレしたくなりました。
写真は、お尻フリフリしながら演奏する全身楽器のミンミンゼミ。思いがけず季節に先を越されたセミの幼虫たちも、そろそろ地表に出てくる頃ですね。
2025-06-30
エディストの検索窓に「イモムシ」と打ってみたら、サムネイルにイモムシが登場しているこちらの記事に行き当たりました。
家庭菜園の野菜に引き寄せられてやって来る「マレビト」害虫たちとの攻防を、確かな観察眼で描いておられます。
せっかくなので登場しているイモムシたちの素性をご紹介しますと、アイキャッチ画像のサトイモにとまる「夜行列車」はセスジスズメ(スズメガ科)中齢幼虫、「少し枯れたナガイモの葉にそっくり」なのは、きっと、キイロスズメ(同科)の褐色型終齢幼虫です。
添付写真は、文中で目の敵にされているヨトウムシ(種名ヨトウガ(ヤガ科)の幼虫の俗称)ですが、エンドウ、ネギどころか、有毒のクンシラン(キョウチクトウ科)の分厚い葉をもりもり食べていて驚きました。なんと逞しいことでしょう。そして・・・ 何と可愛らしいことでしょう!
イモムシでもゴキブリでもヌスビトハギでもパンにはえた青カビでも何でもいいのですが、ヴィランなものたちのどれかに、一度、スマホレンズを向けてみてください。「この癪に触る生き物をなるべく魅力的に撮ってやろう」と企みながら。すると、不思議なことに、たちまち心の軸が傾き始めて、スキもキライも混沌としてしまいますよ。
エディスト・アーカイブは、未知のお宝が無限に眠る別銀河。ワードさばきひとつでお宝候補をプレゼンしてくれる検索窓は、エディスト界の「どこでもドア」的存在ですね。