【AIDA】佐藤優さん独占インタビューを公開しました

2024/04/06(土)08:59
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松岡正剛は、一世紀にひとりの天才だ。――佐藤優

 

多士済々の異才・哲人・哲人とともに対話し、思索を深める場。それが、Hyper-Editing Platform[AIDA]です。公式ホームページでは、ボードメンバーの佐藤優さんの独占インタビューが公開されました。

 

佐藤優さんが「これだけクオリティの高いセミナーはない」と言い切る[AIDA]には、どんな魅力があるのでしょうか。そして、佐藤優さんから見た松岡正剛座長の凄みとは。

 

いまの日本はヤバイ。そのヤバさを、佐藤優さんはドラマ『東京女子図鑑』『東京男子図鑑』のセリフを諳んじながら語ってくださいました。どうして、受験を勝ち抜き、一流大学を出て、就職して一生懸命に働いた人たちが、年収や容姿でマウントを取りあうようなバカらしい世界を生きているのか。そうではない別の世界をつくるために、私たちはどうしていけばよいのでしょう。

 

「編集工学を継承することが、国家のためにもなる」と断言する佐藤優さんの真意とは。

 

インタビュー全編はこちらからご覧ください。


[AIDA]ボード・インタビュー第8回

 

時流に逆らって「あいだ」を考える意義 

佐藤優さん(作家・元外交官)

 

2024/3/23更新


ボードメンバーのみなさまのインタビューは、[AIDA]公式サイトでご覧いただけます。

 

[AIDA]ボード・インタビュー 一覧

 

座長松岡正剛日本という方法が世界を解き明かす

 

吉川浩満さん◆自分のリソースを点検せよ

 

武邑光裕さんメタヴァースは〈マ〉を再生するか

 

山本貴光さん◆漢字には「罠」がある

 

大澤真幸さん◆資本主義を乗り越える 日本語的発想とは

 

田中優子さん◆自然とつながる「しるし」を残すために

 

村井純さん ◆日本語がインターネットの未来を決める

 

佐藤優さん ◆時流に逆らって「あいだ」を考える意義

 

 


 

 佐藤優さんに会える!

 AIDA OP開催します。

 

松岡正剛が座長をつとめるHyper-Editing Platform [AIDA]は、2024年4月23日に、特別公開イベント「AIDA OP(アイダオープン)」を開催いたします。
AIDAボードメンバーである元外交官・作家の佐藤優氏をゲストにお迎えし、編集工学研究所1F「本楼」で実施、オンライン配信も行います。卒業生限定の会員組織「ハイパークラブ」など、 [AIDA]の多様な展開もご案内いたします。

■日時:2024年4月23日(火)19:00-21:30
■場所:本楼(編集工学研究所1F)&オンライン配信(zoom)
■対象:ご関心のある方はどなたでも参加可能です。特に、企業人事担当者、経営者、経営幹部、経営幹部候補、中小企業・ベンチャー企業関係者の皆様に注目いただきたいイベントです。
■参加方法: 本楼現地参加(40人限定)、オンライン参加(無制限)
■参加費用: 本楼現地参加6,000円(税別)*ウェルカムドリンク、軽食をご用意しております。
       オンライン参加3,000円(税別)

■申込はこちらから

https://shop.eel.co.jp/products/detail/698

  • 梅澤奈央

    編集的先達:平松洋子。ライティングよし、コミュニケーションよし、そして勇み足気味の突破力よし。イシスでも一二を争う負けん気の強さとしつこさで、講座のプロセスをメディア化するという開校以来20年手つかずだった難行を果たす。校長松岡正剛に「イシス初のジャーナリスト」と評された。
    イシス編集学校メルマガ「編集ウメ子」配信中。

コメント

1~3件/3件

堀江純一

2025-06-20

石川淳といえば、同姓同名のマンガ家に、いしかわじゅん、という人がいますが、彼にはちょっとした笑い話があります。
ある時、いしかわ氏の口座に心当たりのない振り込みがあった。しばらくして出版社から連絡が…。
「文学者の石川淳先生の原稿料を、間違えて、いしかわ先生のところに振り込んでしまいました!!」
振り込み返してくれと言われてその通りにしたそうですが、「間違えた先がオレだったからよかったけど、反対だったらどうしてたんだろうね」と笑い話にされてました。(マンガ家いしかわじゅんについては「マンガのスコア」吾妻ひでお回、安彦良和回などをご参照のこと)

ところで石川淳と聞くと、本格的な大文豪といった感じで、なんとなく近寄りがたい気がしませんか。しかし意外に洒脱な文体はリーダビリティが高く、物語の運びもエンタメ心にあふれています。「山桜」は幕切れも鮮やかな幻想譚。「鷹」は愛煙家必読のマジックリアリズム。「前身」は石川淳に意外なギャグセンスがあることを知らしめる抱腹絶倒の爆笑譚。是非ご一読を。

川邊透

2025-06-17

私たちを取り巻く世界、私たちが感じる世界を相対化し、ふんわふわな気持ちにさせてくれるエピソード、楽しく拝聴しました。

虫に因むお話がたくさん出てきましたね。
イモムシが蛹~蝶に変態する瀬戸際の心象とはどういうものなのか、確かに、気になってしようがありません。
チョウや蚊のように、指先で味を感じられるようになったとしたら、私たちのグルメ生活はいったいどんな衣替えをするのでしょう。

虫たちの「カラダセンサー」のあれこれが少しでも気になった方には、ロンドン大学教授(感覚・行動生態学)ラース・チットカ著『ハチは心をもっている』がオススメです。
(カモノハシが圧力場、電場のようなものを感じているというお話がありましたが、)身近なハチたちが、あのコンパクトな体の中に隠し持っている、電場、地場、偏光等々を感じ取るしくみについて、科学的検証の苦労話などにもニンマリしつつ、遠く深く知ることができます。
で、タイトルが示すように、読み進むうちに、ハチにまつわるトンデモ話は感覚ワールド界隈に留まらず、私たちの「心」を相対化し、「意識」を優しく包み込んで無重力宇宙に置き去りにしてしまいます。
ぜひ、めくるめく昆虫沼の一端を覗き見してみてください。

おかわり旬感本
(6)『ハチは心をもっている』ラース・チットカ(著)今西康子(訳)みすず書房 2025

大沼友紀

2025-06-17

●記事の最後にコメントをすることは、尾学かもしれない。
●尻尾を持ったボードゲームコンポーネント(用具)といえば「表か裏か(ヘッズ・アンド・テイルズ:Heads And Tails)」を賭けるコイン投げ。
●自然に落ちている木の葉や実など放って、表裏2面の出方を決める。コイン投げのルーツてあり、サイコロのルーツでもある。
●古代ローマ時代、表がポンペイウス大王の横顔、裏が船のコインを用いていたことから「船か頭か(navia aut caput)」と呼ばれていた。……これ、Heads And Sailsでもいい?
●サイコロと船の関係は日本にもある。江戸時代に海運のお守りとして、造成した船の帆柱の下に船玉――サイコロを納めていた。
●すこしでも顕冥になるよう、尾学まがいのコメント初公開(航海)とまいります。お見知りおきを。
写真引用:
https://en.wikipedia.org/wiki/Coin_flipping#/media/File:Pompey_by_Nasidius.jpg