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日本のインターネットの父は何を語るのか。
「『情歴21』を読む」シリーズ第五弾のゲストが決定しました。ついにこの方の登場です。現在、デジタル庁の顧問をつとめ、日本のインターネットの父として知られる工学博士の村井純さんです。
村井さんは、これまでのシリーズのゲストと同様に編集工学研究所の企業塾Hyper-Editing Platform[AIDA]のボードメンバー(知のアウトレイジ!?)の一員でもあります。
https://edist.isis.ne.jp/guest/aida-season2-outrage/
いま私たちが日本で、そして日本語でインターネットを使用できているのは、村井さんのおかげといっても過言ではないでしょう。
よく知られている話ですが、村井さんが慶應義塾大学/東京工業大学間でコンピュータをネットワークでつなげたのが、日本のインターネット誕生の瞬間だと言われています。1984年のことです。それが日本初のコンピュータネットワーク「JUNET」の端緒となり、その後も村井さんは日本におけるインターネット普及の先頭を走ってきました。いや、今なお先頭を走り続けています。
https://edist.isis.ne.jp/guest/aida2_04_murai/
そんな村井さんの目に『情報の歴史21』はどのように映っているのか。『情歴21』を手にして、いったい何を語るのか。
第五弾では、インターネットの来し方行く末までを、すなわち通信・電信などインターネット前史から黎明期を経て、現在、さらにグローバルな視点から”来たるべきシン・インターネット”の将来までを一気通貫する予定です。こんな機会はめったにありません。どうぞお見逃しなく!
左:村井純『DX時代に考える シン・インターネット』(インターナショナル新書)
中:村井純『インターネットの基礎情報革命を支えるインフラストラクチャー』(角川インターネット講座)
右:村井純『インターネット』(岩波新書)
「ISIS FESTA SP『情報の歴史21』を読む」は、古代から中世、近世、近代そして2020年まで古今東西様々なジャンルを見開きで一望できる『情歴21』という一大クロニクルに、どんな可能性があるのか、どのように使い倒すことができるのか、さまざまなゲストが自らの方法を開陳するスペシャルイベントです。
このアーカイヴは書籍化の構想もあり、今後も毎月一回ほどのペースで続いていく予定です。まだまだ見逃せない情歴プロジェクト、今後の展開もお楽しみに。
ISIS FESTA SP『情報の歴史21』を読む
第五弾 村井純篇
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2022年6月18日(土) 14:00~16:30
■会場:
リアル参加:本楼(世田谷区豪徳寺)
オンライン参加:お申し込みの方にZOOMアクセス情報をお送りします。
■参加費 :
リアル参加:¥ 3,850(税込)
オンライン参加:¥ 2,200(税込)
■参加資格:どなたでもご参加いただけます。
■参加特典:お申込者限定のアーカイブ動画がございます。(視聴期間:約1カ月)
■お申込み:以下よりお手続きください。
*プルダウンでリアル/オンラインをお選びください。
金 宗 代 QUIM JONG DAE
編集的先達:宮崎滔天
最年少《典離》以来、幻のNARASIA3、近大DONDEN、多読ジム、KADOKAWAエディットタウンと数々のプロジェクトを牽引。先鋭的な編集センスをもつエディスト副編集長。
photo: yukari goto
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コメント
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2025-07-03
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2025-07-02
連想をひろげて、こちらのキャビアはどうだろう?その名も『フィンガーライム』という柑橘。別名『キャ
ビアライム』ともいう。詰まっているのは見立てだけじゃない。キャビアのようなさじょう(果肉のつぶつぶ)もだ。外皮を指でぐっと押すと、にょろにょろと面白いように出てくる。
山椒と見紛うほどの芳香に驚く。スパークリングに浮かべると、まるで宇宙に散った綺羅星のよう。
2025-07-01
発声の先達、赤ん坊や虫や鳥に憑依してボイトレしたくなりました。
写真は、お尻フリフリしながら演奏する全身楽器のミンミンゼミ。思いがけず季節に先を越されたセミの幼虫たちも、そろそろ地表に出てくる頃ですね。