『絵師ムネチカ』から目が離せない。天才は往々にして何かが欠けている。そしてそのこと自体がまた天才の天才性を引き立たせる。周囲の人々の鼻面を引き回し、人生を変えていく「天才少年」のデモーニッシュな魅力を容赦なく描いた怪作。
これまでにも「神童」もの(?)を数多く描いてきたさそうあきら先生だが、ご本人は極めて方法に自覚的な職人タイプ。長年、マンガ学科の教員として教鞭をとり、『マンガ脚本概論』などの技法書にも定評がある。
イシス編集学校25年目にして初! 感門之盟が東京から出遊する。53[破]は東海道53次になぞらえて、お江戸から京の都へせっせと歩き、京都岡崎にて第85回感門之盟・53[破]突破式を祝う。
なぜ京都なのか? 53[破]の師範代は、北海道から瀬戸内海の大崎上島まで各地に散在しており、京都に住んでいる大学生と大学院生もいるのだ。ならば、東京集合でなくてもよいのでは? 関西のイシスメンバーがいつも東京まで駆けつけてくれているのだから、たまには東京組が出向こうよ。なんといっても京都は校長が生まれ育ったところである。とこんな考えで京都開催を決めた。会場は、平安神宮近く、モダン建築のレストラン。天井が高く、自然光がたっぷり入る贅沢な空間に心が躍る。関西のイシスメンバーからなる「奇内花伝組」も続々、参加表明し、準備が加速している。
感門タイトルは、“Bridge Over the Bridge” とした。野嶋真帆評匠のデザインによるポスターをご覧あれ。(クリックして拡大してください)
日本橋から三条大橋へ、橋に込めた思いは「ここ」と「むこう」と同時につくること。
日本人は「橋」に格別な意義をもたせてきた。
そのことは三島由紀夫が絶賛した保田與重郎の『日本の橋』
にも如実だった。
一言でいえば日本の橋というものは
「ここ」と「むこう」を同時につくる典型的な境界線で、
神話的にいうのならどんな橋も“天の浮橋”なのだ。────『見立て日本』「柳橋図のルーツ」 松岡正剛
編集によって橋を渡る人に、橋を架ける人に…、そんなイシスの願いを互いに確かめ合う会にしたい。
まだ席がありますので、「そうだ、京都行こう!」とひらめいたなら、ぜひご参加ください。
2月末日までにお手続きをお願いいたします。
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第85回感門之盟・53[破]突破式in京都 奇内花伝組の先達とともに
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日時:3月9日(日)13:00~16:30(12:30受付開始)
会場:京都モダンテラス
https://store.tsite.jp/kyoto-okazaki/floor/shop/kyoto-modern-terrace/
会費:大人(高校生以上):¥10000、小中学生:¥5000、未就学児:無料、
立食形式で、食事・飲み物(アルコールも)の提供があります。
リニューアルした編工研SHOPからお申込みください。
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▼お申込み・お支払いカート
第85回感門之盟(第53期[破])(開催地:京都)2025年3月9日(日)13:00-16:30
https://shop.eel.co.jp/products/es_kanmon85
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※イシス編集学校受講経験者・その同伴者にかぎってご参加いただけます。
原田淳子
編集的先達:若桑みどり。姿勢が良すぎる、筋が通りすぎている破二代目学匠。優雅な音楽や舞台には恋慕を、高貴な文章や言葉に敬意を。かつて仕事で世にでる新刊すべてに目を通していた言語明晰な編集目利き。
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コメント
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2026-03-19
『絵師ムネチカ』から目が離せない。天才は往々にして何かが欠けている。そしてそのこと自体がまた天才の天才性を引き立たせる。周囲の人々の鼻面を引き回し、人生を変えていく「天才少年」のデモーニッシュな魅力を容赦なく描いた怪作。
これまでにも「神童」もの(?)を数多く描いてきたさそうあきら先生だが、ご本人は極めて方法に自覚的な職人タイプ。長年、マンガ学科の教員として教鞭をとり、『マンガ脚本概論』などの技法書にも定評がある。
2026-03-17
目玉入道、参上。
体を膨らませ、偽りの目玉(眼状紋)を誇張して懸命に身を守ろうとしているのは、カイコの原種とされるクワコの幼虫。クワコの繭から取れるシルクは、小石丸のそれに似て細く、肌触りがよいらしい。
2026-03-10
平和に飛び交うモンシロチョウも、地球史スケールでは、ほんの少し前に日本にやって来たばかりのパイオニアらしい。押さえきれない衝動に駆り立てられて彼方に旅立つ人たちの原型は、海をわたる蝶なのかもしれない。