「忌まわしさ」という文化的なベールの向こう側では、アーティスト顔負けの職人技をふるう蟲たちが、無垢なカーソルの訪れを待っていてくれる。
このゲホウグモには、別口の超能力もあるけれど、それはまたの機会に。

制限は新たなルール・ツール・ロールを生む。3月14日に外会場で大々的に開催する予定だった感門之盟は、新型コロナウィルス拡大の影響により変更を余儀なくされた。
3月某日。松岡校長を交えての緊急会議。有事こそ編集契機とする編集学校に中止、縮小という選択肢はない。開催を延期すべきか。会場を変更すべきか。与件を整理し、あらゆる可能性を探っていく。
青空感門、24時間ネット感門など一通り検討した結果、行き着いたプランは「リアルとオンラインのハイブリッド感門@豪徳寺」!
イシス編集学校の本拠地である豪徳寺ISIS館では、1F本楼と2F学林堂のデュアル進行をリアルに行う。そして、オンラインでは感門之盟のネット配信とEdit Cafeを使った交歓を展開していく。リアル参加が叶わない方もオンラインでの参加が可能となり、恒例のアフ感(アフター感門之盟という名の懇親会)はなしとする分、プログラム時間は延長とした。
新聞のラテ欄ふうに仕立てた必見プログラムを遊刊エディストで特別開陳。ぜひご覧いただきたい。『第73回感門之盟特別号』
3月14日、初めて尽くしの新たなスタイルで44[守]、43[破]、32[花]、[物語]12綴の感門を盛大に祝う。
後藤由加里
編集的先達:石内都
NARASIA、DONDENといったプロジェクト、イシスでは師範に感門司会と多岐に渡って活躍する編集プレイヤー。フレディー・マーキュリーを愛し、編集学校のグレタ・ガルボを目指す。倶楽部撮家として、ISIS編集学校Instagram(@isis_editschool)更新中!
学長 田中優子が人生で初めて男の着物を見立てることになった。しかも、その相手は林頭 吉村堅樹である。 事の発端は7月某日、学内会議中に優子学長が突然切り出した。「吉村さんは着物を着た方がいいと思うの」。 […]
2024年8月12日、イシス編集学校校長の松岡正剛が逝去した。エディスト編集部では、直後に約1カ月にわたる追悼コラム連載を実施。編集学校内外から多数寄せられた松岡校長の面影は、1年経ってもなお鮮明だ。まるでその存在が読む […]
写真家研究とモンタージュで写真を深める【倶楽部撮家:25秋募集】
倶楽部撮家 第2期生募集! 多読アレゴリア「倶楽部撮家」の第2期目は、「写真家研究」と「モンタージュ」を楽しみます。第1期目の夏シーズンは、自身の幼な心を起点にして、まずはシャッターを押してみることを試みてきました。次 […]
こまつ座「父と暮せば」をイシス編集学校の師範が観てみました 第2弾
こまつ座「戦後”命”の三部作」の第一弾「父と暮せば」(井上ひさし作/鵜山仁演出)が現在公演中です。時空を超えて言葉を交わし合う父と娘の物語。こまつ座がライフワークとして大切な人をなくしたすべての […]
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コメント
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2025-09-16
「忌まわしさ」という文化的なベールの向こう側では、アーティスト顔負けの職人技をふるう蟲たちが、無垢なカーソルの訪れを待っていてくれる。
このゲホウグモには、別口の超能力もあるけれど、それはまたの機会に。
2025-09-09
空中戦で捉えた獲物(下)をメス(中)にプレゼントし、前脚二本だけで三匹分の重量を支えながら契りを交わすオドリバエのオス(上)。
豊かさをもたらす贈りものの母型は、私欲を満たすための釣り餌に少し似ている。
2025-09-04
「どろろ」や「リボンの騎士」など、ジェンダーを越境するテーマを好んで描いてきた手塚治虫が、ド直球で挑んだのが「MW(ムウ)」という作品。妖艶な美青年が悪逆の限りを尽くすピカレスクロマン。このときの手塚先生は完全にどうかしていて、リミッターの外れたどす黒い展開に、こちらの頭もクラクラしてきます。