草むらで翅を響かせるマツムシ。東京都日野市にて。
「チン・チロリン」の虫の音は、「当日は私たちのことにも触れてくださいね」との呼びかけにも聴こえるし、「もうすぐ締め切り!」とのアラートにも聞こえてくる。

春を先取りする新しい活動が、イシス編集学校内で始まった。11月13日から、新しいラウンジ「WSE2024春」が立ち上がった。
「WSE」とは、「Workshop Editor(ワークショップ・エディター)」の略語で、エディットツアーや学校説明会を始めとするイシス編集学校主催のワークショップで、ナビゲーター役として活躍するメンバーのことをさす。この編集案内人たちは、イシス編集学校の指導陣である師範や師範代を中心に構成される。編集術を学ぶ[守]や[破]では得られない、WSEとして舞台に立つ方法を学びあい、実香(実行)していくコミュニティである。10月にはキックオフが行われ、今シーズンの狙いや新たな方法が、吉村堅樹林頭から手渡された(詳細はこちらの記事を参照)。
13日に始まったEdit cafeラウンジ(オンライン上のワークスペース)では、春に向けた今期の活動を楽しみに期待するワークショップ・エディターたちの弾む声が、次々と投稿されている。
今期はどんなワークショップができるのか、楽しみです(福井千裕 師範代)
前のめりに準備をして告知、お声がけしていきたいです。ヨガや産後ケアのインストラクター向けのエディットツアーも面白そう!(新井和奈 師範)
現在募集中:【無料】ダイエットコーチが習慣改善の指南をします!(編集力チェック)
なかなか東京に行けないのですが、オンラインや名古屋開催でお役に立てたらと思います。(石黒好美師範)
過去のWS:【「受容」って何だ? 言葉にできないモヤモヤが鍵? エディットツアー】
寒くなり冬を感じている中、ここは「春」に向かって新しい幕開けなのですね。(古谷奈々師範)
過去のWS:【カタい頭をやわらかく】9/18(月・祝)本楼エディットツアー開催
今期のWSEラウンジの特徴は、WSE同士が3~4名の「組」になって、研鑽をつんでいくところにある。相互に記譜を交換する、イシス編集学校の方法“インタースコア”が、より起こりやすい状態をつくるためのしかけだ。
これから春に向けて、編集学校のエディットツアーや学校説明会が、彼らによって企画され、行われていく。さらにパワーアップしたWSEたちと出会いに、ぜひ多くの方々にワークショップに参加いただきたい。日程は近日公開予定。
エディスト編集部
編集的先達:松岡正剛
「あいだのコミュニケーター」松原朋子、「進化するMr.オネスティ」上杉公志、「職人肌のレモンガール」梅澤奈央、「レディ・フォト&スーパーマネジャー」後藤由加里、「国語するイシスの至宝」川野貴志、「天性のメディアスター」金宗代副編集長、「諧謔と変節の必殺仕掛人」吉村堅樹編集長。エディスト編集部七人組の顔ぶれ。
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【本楼紹介】世界一大きな躙り口?井戸のような書棚空間「井寸房」
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コメント
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2025-07-15
草むらで翅を響かせるマツムシ。東京都日野市にて。
「チン・チロリン」の虫の音は、「当日は私たちのことにも触れてくださいね」との呼びかけにも聴こえるし、「もうすぐ締め切り!」とのアラートにも聞こえてくる。
2025-07-13
『野望の王国』原作:雁屋哲、作画:由起賢二
セカイ系が猖獗を極める以前、世界征服とはこういうものだった!
目標は自らが世界最高の権力者となり、理想の王国を築くこと。ただそれだけ。あとはただひたすら死闘に次ぐ死闘!そして足掛け六年、全28巻費やして達成したのは、ようやく一地方都市の制圧だけだった。世界征服までの道のりはあまりにも長い!
2025-07-08
結婚飛行のために巣内から出てきたヤマトシロアリの羽アリたち。
配信の中で触れられているのはハチ目アリ科の一種と思われるが、こちらはゴキブリ目。
昆虫の複数の分類群で、祭りのアーキタイプが平行進化している。