第84回感門之盟「番期同門祭」Day 1、53[守]卒門式において、初めての守師範ロールをまっとうした3名に「玄々書」が贈呈された。
玄々書は、松岡校長の俳号「玄月」に由来する。イシス編集学校では、これまで松岡正剛校長直筆の書が「玄々書」として贈られてきたが、今回は松岡校長の書に倣いつつ、その方法に肖り、穂積晴明方源がデザインを行った。玄月に方源のデザインが重なった「玄源書」ともいえるだろう。
玄々書 一覧
◆北條玲子 師範 書「檀守(だんしゅ)」
和歌が好きで、踊りが好きな北條師範には、万葉集などにも詠み込まれ、日本らしさを連想させる木である檀(まゆみ)と守の字が踊っているかのような書が贈られた。
◆山崎智章 師範 書「杜守(もりもり)」
森のシナプス教室、トークン森々教室の師範代をつとてきた森好きな山崎師範。そんな山崎師範に贈られたのは、森の異字である杜に守の字を合わせた「杜守」。守の字は「しゅ」ではなく「もり」と読ませ、「もりもりと守を盛り上げて欲しい」という康代学匠からのメッセ―ジが添えられた。
◆紀平尚子 師範 書「走守(そうしゅ)」
バスケットボールチームのアスレチックトレーナーでもあり、トライアスロンにも挑んでいる紀平尚子師範。競技する姿を「走」の文字に重ねた「走守」の書が贈られた。
ビジュアルデザイン:穂積晴明
米田奈穂
編集的先達:穂村弘。滋賀県長浜出身で、伝統芸能を愛する大学図書館司書。教室名の「あやつり近江」は文楽と郷土からとられた。ワークショップの構成力に持ち前の論理構築力を発揮する。
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