『絵師ムネチカ』から目が離せない。天才は往々にして何かが欠けている。そしてそのこと自体がまた天才の天才性を引き立たせる。周囲の人々の鼻面を引き回し、人生を変えていく「天才少年」のデモーニッシュな魅力を容赦なく描いた怪作。
これまでにも「神童」もの(?)を数多く描いてきたさそうあきら先生だが、ご本人は極めて方法に自覚的な職人タイプ。長年、マンガ学科の教員として教鞭をとり、『マンガ脚本概論』などの技法書にも定評がある。
公開されるエディスト記事は、毎月30本以上!そのなかからエディスト編集部メンバーが厳選した、もう一度読みたい注目の”今月の推しキジ” をお届けしています。
今回は5月に公開された記事の中から、選りすぐりを紹介です。
今月は、編集かあさんの連載でおなじみ松井路代冊師が選者として参加してくださいました。
それではいってみよー! あなたのイチ推しキジが選ばれているかも?!

ー Pick!
編集かあさん、「できるようになる」とはどういうことかを考えない日はありません。「マンガのスコア」の堀江さんが、文章を書けるようになった過程を詳細に振り返ったエッセイは、とてつもなく貴重な記録です。
「苗代としての学校(A as B)」というアナロジカルな見方を、今すぐ、全国のお母さん、お父さん、先生たちに伝えたい。もし書くのが苦手な子が身近にいたら、嘆くのではなく、苗代を作ってほしい。そして、いつかその手から生み出されるかもしれない文章を楽しみにしてほしいです。── 松井 路代
マツコ’s Plus One!🐶 堀江画伯の遊姿綴箋アーカイブ
2023年12月 クリスマスは極めて日本的な美風だ
2024年1月 イタい年賀状を大放出!!
2024年2月 マンガの中の「鬼」
2024年3月 夢も現も彼岸まで
2024年4月 桜――あまりにもベタな美しさ
2024年5月 文章が書けなかった私
マツコ’sオマケ 📦
”オマケ”といえば、堀江さんの遊姿綴箋なんです。
各回コラムの最後に、必ずオマケのマンガを記載してくださっていたのです。
X(Twitter)でも、オマケがたくさん見られるので、ぜひご覧ください。
堀江画伯のXアカウントでマンガを読む →こちら

ー ISISの今でPick!
「近江ARS TOKYO」の「いないいないばぁ」。感想カードの裏に書かれた言葉でもあり、『別日本で、いい。』は「いないいないばぁBOOK」と銘打たれている。4月29日に開催された「近江ARS TOKYO」@草月ホールの裏側が「いないいないばぁ」された10SHOT。松岡正剛が体調不良のなか新たな演出を見せた貴重な舞台裏が、カメラマン後藤によって明かされた。当日のフォトレポートとともに何度でも想起してもらいたい。
── 吉村 堅樹
3 マエストロ上杉’s 推しキジ! 
─ 応援ファンファーレでPick!
別様への出遊に向かえ――『[近江ARSいないいないばあBOOK]別日本で、いい。』発売
松岡校長流日本編集の集大成とも言える一冊『[近江ARSいないいないばあBOOK]別日本で、いい。』がついに刊行しました。
そのニュースをエディストに寄せたのは、自らも書籍編集に関わった阿曽祐子さん。近江ARS TOKYO( https://www.hyakken.co.jp/works/8 )をはじめ、[守]講座の番匠ロール、編集力チェック( https://qe.isis.ne.jp/index/taiken001 )などイシス内外で編集を実践されている方です。
この記事では、「当初松岡による書き下ろし原稿は1万字だった。半年後には4万字を超えた」という校長松岡の編集方法や編集プロセスが、阿曽さんのおもいとともに綴られています。阿曽さんの読みのブラウザーを通じて、書籍の新たな魅力を知ることができる貴重な記事でした。 ──上杉 公志
何度でも見たい夢―53[守]師範によるこまつ座『夢の泪』観劇のススメ
もしかしたら書いたお二人(阿曽祐子53[守]番匠、福澤美穂子53[守]師範)も気づいていないかも知れないけれど、「守指導陣の目(イシスの属性込み)」で「今」のコンテンツを「相互編集」で切り取ったという意味で、これは遊刊エディストの断点(新たな始まり)ではないかと密かに興奮している。イシスの属性をまとう、相互編集する。これらは他のwebメディアと一線を画す。「どう社会と接続するか」のひとつの答えでもある。こうした記事がもっと増えていい。 ──角山 祥道
マツコ’sオマケ📦こまつ座ニュース
■受付中 こまつ座第150回公演「母と暮せば」
7月から大阪、東京、沖縄公演(会場によっては売切)
今月は阿曽祐子さんが、2Picks を獲得。ご活躍ですね♪
以上、2024年5月の記事から、エディスト編集部の”イチ推し” を厳選してお届けしました。
みなさんのオシは、見つかりましたか?
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エディスト編集部
編集的先達:松岡正剛
「あいだのコミュニケーター」松原朋子、「進化するMr.オネスティ」上杉公志、「職人肌のレモンガール」梅澤奈央、「レディ・フォト&スーパーマネジャー」後藤由加里、「国語するイシスの至宝」川野貴志、「天性のメディアスター」金宗代副編集長、「諧謔と変節の必殺仕掛人」吉村堅樹編集長。エディスト編集部七人組の顔ぶれ。
守から破へ出世魚する——56[破]出世魚教室名発表【90感門】
もはやイシスでお馴染みとなった[破]の師範代へ贈られる出世魚教室。第90回感門之盟「読奏エディストリート」Day2では、春からの56[破]を担う10名の師範代に出世魚教室名が贈られた。 板垣美玲師範代 56 […]
【申込開始】佐藤優が日本を語る「インテリジェンス編集工学講義 後半」映像公開!4/10スタート!
万巻の書を読む。難読古典を我がものとする。 松岡正剛、立花隆、池上彰、高山宏といった博覧強記と言われるものたちが、どのように本を読み、知を血肉化しているのか。誰しもが、その方法に関心をもつのではないだろうか。 &nb […]
【特報】大澤真幸の『〈世界史〉の哲学』最終論考 4/4(土)伝習座 無料生配信!
伝へて習はざるか。 千夜千冊996夜 王陽明『伝習録』では、『論語』学而の「伝不習乎」を引いて、「伝習」の意味を説いている。雛鳥が飛び方を学ぶように、人が真似て、何事かに集中していくことが「習」の字には込められている […]
イシス編集学校で予定されている毎月の活動をご案内する短信「イシスDO-SAY(ドウ-セイ)」。 弥生の月がやってきます。今年の3月3日は、皆既月食が見られるといわれています。20時頃からは、赤胴色になった月 […]
イシス編集学校のアドバイザリー・ボード「ISIS co-mission」(イシス・コミッション)に名を連ねる9名のコミッション・メンバーたちが、いつどこで何をするのか、編集的活動、耳寄りニュースなど、予定されている動静を […]
コメント
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2026-03-19
『絵師ムネチカ』から目が離せない。天才は往々にして何かが欠けている。そしてそのこと自体がまた天才の天才性を引き立たせる。周囲の人々の鼻面を引き回し、人生を変えていく「天才少年」のデモーニッシュな魅力を容赦なく描いた怪作。
これまでにも「神童」もの(?)を数多く描いてきたさそうあきら先生だが、ご本人は極めて方法に自覚的な職人タイプ。長年、マンガ学科の教員として教鞭をとり、『マンガ脚本概論』などの技法書にも定評がある。
2026-03-17
目玉入道、参上。
体を膨らませ、偽りの目玉(眼状紋)を誇張して懸命に身を守ろうとしているのは、カイコの原種とされるクワコの幼虫。クワコの繭から取れるシルクは、小石丸のそれに似て細く、肌触りがよいらしい。
2026-03-10
平和に飛び交うモンシロチョウも、地球史スケールでは、ほんの少し前に日本にやって来たばかりのパイオニアらしい。押さえきれない衝動に駆り立てられて彼方に旅立つ人たちの原型は、海をわたる蝶なのかもしれない。