飲む葡萄が色づきはじめた。神楽鈴のようにシャンシャンと音を立てるように賑やかなメルロー種の一群。収穫後は樽やタンクの中でプツプツと響く静かな発酵の合唱。やがてグラスにトクトクと注がれる日を待つ。音に誘われ、想像は無限、余韻を味わう。

公開されるエディスト記事は、毎月30本以上!そのなかからエディスト編集部メンバーが厳選した、もう一度読みたい注目の”今月の推しキジ” をお届けしています。
今回は、2025年2月に公開された記事の中から選ばれた記事をご紹介します。それでは、さっそく先月の推しキジ、発表~です!!
多読アレゴリア「EDO風狂連」主催のISIS FESTA SP「田中優子の江戸・蔦重の編集力」の開催レポートが届きました。江戸と一言でいってもその歴史は長く、時代を把握するにはとっかかりが必要です。今回のISIS FESTA SPでは、江戸を〈ものづくりに没頭した時代〉という地において、00枚はゆうに超える図版を用いて多数の事例を紹介しながら江戸時代を立ち上がらせます。事例の中には「物尽し絵」もありましたが、たくさんの図版で江戸をつくす圧巻の講義!江戸を浴びた1日でした。
第二部はEDO風狂連クラブメンバー限定の歌合の会が行われました。月をまたいで3月の記事になりますが、こちらもあわせてお読みください。
─後藤 由加里
マツコ’ Plus One! 🐶
なぜ畑本ヒロノブ師範代は「畑本名人」と呼ばれるようになったのか?は、こちらの記事を要チェック~!
★2025新春放談 其の参 – イシス随一のマエノメリな姿勢が武勇伝をつくる
ー 応援ファンファーレでPick!
53[破]第2回アリスとテレス賞大賞作品発表!アリストテレス大賞 小笠原優美さん
イシス編集学校の[破](応用)コースでは松岡校長の仕事術を4つの編集術として学ぶことができる講座です。そのうちの一つ、「物語編集術」では、モデルとなる映画作品を換骨奪胎して、3,000文字の物語を書き上げます。この記事では、53[破]で提出された48の物語の中から最優秀賞に選ばれた作品を紹介しています。
完成された物語とその講評だけでなく、どのようなプロセスで物語が形となり、書き手にどのような変化がったのか。普段おもてにはなかなかあらわれない稽古の一端を、この記事は取り上げてくださっています。
優秀作品を紹介するこちらの2つの記事もあわせてご覧ください。──上杉 公志
53[破]第2回アリスとテレス賞大賞作品発表!アリス大賞 高橋澄江さん
53[破]第2回アリスとテレス賞大賞作品発表!テレス大賞 石黒好美さん
マツコ’ Plus One! 🐶
応用コース[破]で物語編集に魅せられたら、次は[物語講座]へ行くしかない!
3/29には、物語講座の修了式である「績了式」が行われましたので、エディストに旬なJUST記事が公開されています。こちらにもお届けします~
★【87感門】感話集 物語づくしのスペシャルな1日に(司会・鈴木花絵メッセージ)
★[遊]物語講座17 綴 ISIS物語アワード受賞者発表ーー【87感門】
3 チーム渦:柳瀬さん’s 推しキジ!
─ 生成AIと編集力でPick!
【ISIS co-mission INTERVIEW04】鈴木健さん AI時代に求められる編集力とは?
Google先生からchatGPT先生へ。いまや生成AIは必須ツールとなりつつあります。特に要約させたらピカイチです。いやー、ほんとに便利。もう手放せません。でもツールが便利になると思い出すのは、マーシャル・マクルーハン。生成AIは脳の拡張かもしれませんが、同時に人間にどんな影響を与えるのでしょうか?その1つの答えは、「情報に身体が抜け落ちる状況を加速させる」のかも。生成AIの答えで知った気になってはダメだ。もっと自分の体験から紡いだ言葉に編集せよ。私は、そんなメッセージをこの記事から受け取りました。── 柳瀬 浩之
マツコ’ Plus One! 🐶
生成AIに、色々と挑戦してきている編集学校ですが、その関連でマツコのおすすめ記事3選!!
おすすめ1:
2025年の年始に、編集部がお届けした新春放談から。寺田充宏[離]別当師範代が、松岡校長はどんな風にAIを語っていたかを共有してくださっています。
★2025新春放談 其の肆 – [離]・[AIDA]・[多読アレゴリア]をまたにかけ、創跡を残す
おすすめ2:
生成AIといえば、もう一人のISIS co-missionメンバー宇川直宏さんのインタビューも併せて読んでおきたいところです
★【ISIS co-mission INTERVIEW03】宇川直宏さん― 生成AI時代の編集工学2.0とは
おすすめ3:
外部の記事ではありますが、Wiredのレポートを。鈴木健さんが台湾のオードリー・タンさん他と共に登壇された記録です。
★オードリー・タン、グレン・ワイル、鈴木健らが問う多元的な未来とその実現に向かって──WIRED UNIVERSITY × Miraikan夏期講座レポート!(wired.jp)
以上、2025年2月の記事から、エディスト編集部の”イチ推し” を厳選してお届けしました。みなさんのオシは、見つかりましたか?
次に選ばれるのは、あなたの記事かもしれない!
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エディスト編集部
編集的先達:松岡正剛
「あいだのコミュニケーター」松原朋子、「進化するMr.オネスティ」上杉公志、「職人肌のレモンガール」梅澤奈央、「レディ・フォト&スーパーマネジャー」後藤由加里、「国語するイシスの至宝」川野貴志、「天性のメディアスター」金宗代副編集長、「諧謔と変節の必殺仕掛人」吉村堅樹編集長。エディスト編集部七人組の顔ぶれ。
ISIS co-mission対談|「きらめく星座」音楽の力 こまつ座代表井上麻矢×イシス編集学校学長田中優子
こまつ座の舞台「きらめく星座」を巡る、ISIS co-missionの井上麻矢(こまつ座代表 )と田中優子(イシス編集学校学長 )による特別対談がイシスチャンネルで公開されました。 太平洋戦争を舞台に、さま […]
エディットリアリティーの森【松岡正剛 revival 03】
2024年8月12日、イシス編集学校校長の松岡正剛が逝去した。エディスト編集部では、直後に約1カ月にわたる追悼コラム連載を実施。編集学校内外から多数寄せられた松岡校長の面影は、1年経ってもなお鮮明だ。まるでその存在が読む […]
2024年8月12日、イシス編集学校校長の松岡正剛が逝去した。エディスト編集部では、直後に約1カ月にわたる追悼コラム連載を実施。編集学校内外から多数寄せられた松岡校長の面影は、1年経ってもなお鮮明だ。まるでその存在が読む […]
2024年8月12日、イシス編集学校校長の松岡正剛が逝去した。エディスト編集部では、直後に約1カ月にわたる追悼コラム連載を実施。編集学校内外から多数寄せられた松岡校長の面影は、1年経ってもなお鮮明だ。まるでその存在が読む […]
【プレスリリース】編集工学研究所、「松岡正剛 Re-Edit Project」始動。未公開講義録の集成など、知の再編集プロジェクトを一周忌に発表。
編集工学の創始者・松岡正剛の一周忌を迎える2025年8月12日、編集工学研究所(東京都世田谷区/代表取締役社長 安藤昭子)は、「松岡正剛 Re‑Edit Project」を始動します。このプロジェクトは、松岡が遺した文章 […]
コメント
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2025-08-16
飲む葡萄が色づきはじめた。神楽鈴のようにシャンシャンと音を立てるように賑やかなメルロー種の一群。収穫後は樽やタンクの中でプツプツと響く静かな発酵の合唱。やがてグラスにトクトクと注がれる日を待つ。音に誘われ、想像は無限、余韻を味わう。
2025-08-14
戦争を語るのはたしかにムズイ。LEGEND50の作家では、水木しげる、松本零士、かわぐちかいじ、安彦良和などが戦争をガッツリ語った作品を描いていた。
しかしマンガならではのやり方で、意外な角度から戦争を語った作品がある。
いしいひさいち『鏡の国の戦争』
戦争マンガの最極北にして最高峰。しかもそれがギャグマンガなのである。いしいひさいち恐るべし。
2025-08-12
超大型巨人に変態したり、背中に千夜をしょってみたり、菩薩になってアルカイックスマイルを決めてみたり。
たくさんのあなたが一千万の涼風になって吹きわたる。お釈迦さまやプラトンや、世阿弥たちと肩組みながら。