第1位 遊びにいくところが少ない 38.9%(148票)
第2位 若い人が少ない 25.5%(97票)
第3位 アピールが下手だと感じる 22.1%(84票)
第4位 人口が少ない 21.6%(82票)
第5位 県外から訪れるのが大変 21.1%(80票)
第6位 民放のテレビ局(地上波)が少ない 20.3%(77票)
第7位 地味である 20.0%(76票)
第8位 島根県自体があまり知られていない 18.9%(72票)
第9位 日本のどこにあるか知られていない 15.5%(59票)
第10位 鳥取県と間違えられる 12.9%(49票)
これは、とある企業が集計した「島根の残念なところランキング」です。
全体的に知名度が低く、「地味」な印象が強いのが島根県。遊びに行く場所が無くて、東京で話題のテレビ番組も映らない。
日照時間が日本一少なくていつも曇り空。「島根?ああ、砂丘があるところよね~」と、お隣の鳥取県と間違えられがち。
それでも島根っ子がネガティブでないのはなぜ?
実は、日本中で“だいこくさま”として慕われ、多くの地域で祀られている大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)は島根の出雲大社が本拠地。11月(旧暦10月)には出雲へ日本全国から神様が集う「神在月」がありますが、その間、島根以外の地域からは神様がいなくなります。これを島根県以外では「神無月」と呼んでいるのです。
地味だ地味だといわれる島根。
ないもの尽くしの島根。
その実態は他県にないものを持つほど、「神った土地」なのでした。
「ないもの」や「手に入らないもの」から「なりたいもの」に想像を働かせてみることは、イシス編集学校で学ぶ編集術の基本です。
編集ワークショップで「なりたいもの」を探してみませんか?
出雲の神様がちょっこし、そのお手伝いをしてくれるでしょう。
最後に…島根の魅力的なところランキングも紹介します!
第1位 のんびりとしていて、落ち着いた空気 50.8%(193票)
第2位 海、山など自然が多い 36.8%(140票)
第3位 食べ物(海の幸)が美味しい 33.2%(126票)
第4位 海がきれい 15.5%(59票)
第5位 水道水が美味しい 15.5%(59票)
第6位 出雲大社がある 15.0%(57票)
第6位 人が優しい 15.0%(57票)
第8位 お米が美味しい 13.4%(51票)
第9位 神話も多く歴史的に面白い 12.6%(48票)
第10位 神社仏閣・遺跡が多い 8.4%(32票)
【EX島根】ちょっこし遊んで 出雲神在だんだん編集祭
ナビ/上杉公志、景山和浩、増岡麻子
9月2日(水)19:30-21:00
https://shop.eel.co.jp/products/detail/227
ランキング参照
https://www.homes.co.jp/cont/press/report/report_00159/
増岡麻子
編集的先達:野沢尚。リビングデザインセンターOZONEでは展示に、情報工場では書評に編集力を活かす。趣味はぬか漬け。野望は菊地成孔を本楼DJに呼ぶ。惚れっぽく意固地なサーチスト。
SUMMARY 私たちが食べてきたものとは何か。思い返すとそこには過ごしてきた日々の記憶がつき纏う。例えばおやつには家族や友人とのエピソードが潜んでいて、おやつを前にすると誰もが子どもの表情に戻る。小川糸が紡ぐ生死が混 […]
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