私の28[花]キャンプは、吉阪隆正の建築思想【不連続統一体】の体験だった。場面ごとに異なる空間が次々と立ち現われてくる。よく分からないままに一周すると、ようやく建物を貫く原理のようなものが見えてくる。この「遅れて」やってくる全体性がたまらなかった。

3月19日、感門之盟「律走エディトリアリティ」の2日目に開催される49破P1グランプリ。出場する3教室は、フィギュアをテーマにした「ちちろ夕然教室」、はさみをテーマにした「まんなか有事教室」、そしてほうきをテーマにした「ヤマネコでいく教室」である。
出場決定以来、3教室は、昼間はラウンジでのテキストでの打ち合わせ、夜はzoomで画面越しに顔を突き合わせて打ち合わせでプランに磨きをかけている。日に夜を継いで、夜に日を継ぐ。文字どおり寸暇を惜しんで来週のプレゼンテーションへ爆走中だ。
その3教室に、当日の審査員3人の名前がついに、明かされた。
ひとりめは平野しのぶさん。
38守入門、42守42破「発酵エピクロス教室」師範代にして、MBAホルダーで世界を股にかけるアセットマネージャー。その活躍ぶりはこちらの遊刊エディスト記事でみることができる。
●【イシスの推しメン/16人目】不動産投資と編集術の意外な関係?!世界と渡りあうアセットマネージャー平野しのぶは、なぜ「日本語」にこだわるのか
ふたりめは、山田細香さん。
37守入門、41守41破「B面方眼教室」師範代。一級建築士の資格を持ち、建築デザインの仕事から構造設計へと転じた細身の細香。昨年末の多読ジムスペシャルでは憧れの村田沙耶香に果敢に挑み、「村田沙耶香賞」に輝いたことも、記憶に新しいところ。
●【イシスの推しメンSP/17人目】一級建築士・山田細香は、なぜ震災を機にイシス編集学校を選んだのか
そしてもうお一方、ゲスト審査員はなんと、デザイナーの松田行正さん。
デザインをデザインをとおして語っていく手法には松岡校長も以前から注目。今年1月の「ハイパーエディティングプラットフォームAIDAシーズン3」第4講では、「日本語としるしAIDA」というシーズンタイトルに即して、日本語というデザインという方法で、日本にぐいぐいと切り込んだ。
●其処彼処に「間」が立ち現れる AIDA Season3 第4講
●見ることばとしての日本語 AIDA Season3 第4講 10shot
この3人からどんな評価の言葉が飛び出すか。オーディエンスが決まり、プレゼンに臨む3教室にも、最後の最後に、新たな編集視座が入ってきた。P1の舞台は、感門之盟2日目、3月19日(日)午後の予定。
中村羯磨
編集的先達:司馬遼太郎。破師範、評匠として、ハイパープランニングのお題改編に尽力。その博学と編集知、現場と組織双方のマネジメント経験を活かし、講
座のディレクションも手がける。学生時代は芝居に熱中、50代は手習のピアノに夢中。
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コメント
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2025-07-03
私の28[花]キャンプは、吉阪隆正の建築思想【不連続統一体】の体験だった。場面ごとに異なる空間が次々と立ち現われてくる。よく分からないままに一周すると、ようやく建物を貫く原理のようなものが見えてくる。この「遅れて」やってくる全体性がたまらなかった。
2025-07-02
連想をひろげて、こちらのキャビアはどうだろう?その名も『フィンガーライム』という柑橘。別名『キャ
ビアライム』ともいう。詰まっているのは見立てだけじゃない。キャビアのようなさじょう(果肉のつぶつぶ)もだ。外皮を指でぐっと押すと、にょろにょろと面白いように出てくる。
山椒と見紛うほどの芳香に驚く。スパークリングに浮かべると、まるで宇宙に散った綺羅星のよう。
2025-07-01
発声の先達、赤ん坊や虫や鳥に憑依してボイトレしたくなりました。
写真は、お尻フリフリしながら演奏する全身楽器のミンミンゼミ。思いがけず季節に先を越されたセミの幼虫たちも、そろそろ地表に出てくる頃ですね。