何の前触れもなく突如、虚空に出現する「月人」たち。その姿は涅槃来迎図を思わせるが、その振る舞いは破壊神そのもの。不定期に現れる、この”使徒襲来”に立ち向かうのは28体の宝石たち…。
『虫と歌』『25時のバカンス』などで目利きのマンガ読みたちをうならせた市川春子が王道バトルもの(?)を描いてみたら、とんでもないことになってしまった!
作者自らが手掛けたホログラム装丁があまりにも美しい。写真ではちょっとわかりにくいか。ぜひ現物を手に取ってほしい。
(市川春子『宝石の国』講談社)

イシス編集学校のみなさんにはもうおなじみのPodcast番組「ほんのれんラジオ」発のリアル限定イベントを、なんと本楼にて開催します
ほんのれん編集部では、5月号のテーマ「カラダ、つかえてる?ーAI時代の身体」に向けた、公開勉強会を開催することにしました。日時は、2025年4月13日(日)15-18時です。
普段は編集部内でZOOM勉強会をしていますが、今回のテーマは「身体」ということで、自分達も体を動かしながら対話しよう! せっかくなのでイシスの方々やリスナーさんにも参加してもらおう!ということになりました。
場所は、ほんのれん編集部がラジオ収録をしている編集工学研究所1階ブックサロン「本楼」。
普段は公開していない2万冊の本に囲まれた空間で、特別に練られた身体ワークショップを行うという、超贅沢な機会です。
講師は、渡辺恒久さん(イシス編集学校「守」コース番匠/身体教育研究所)。
ほんのれんラジオ「疲れてちゃダメですか?」のゲスト回でも、私たちが忘れてしまった「本来の身体の使い方」を惜しみなく伝授くださいました。
今回は、恒久番匠に無理を言って、守のお題と組み合わせつつ、身体で「編集の型」を学びます。「たくさんのわたし」ならぬ、「たくさんのカラダ」です。
ほんのれん5月号の問い「カラダ、つかえてる?ーAI時代の身体」では、ふだん使っていないカラダセンサーに気づき、身体観をアップデートすることを目指します。
オイゲン・ヘリゲル『弓と禅』をベースに稽古を考えます。読んでからお越しいただけると、稽古が何倍にも深まるかもしれません。
松岡正剛の千夜千冊1791夜にも掲載されていますのでぜひご覧ください。
時間はたっぷり3時間。身体ワークショップと対話の時間を半々で取る予定です。
参加費1000円。貴重な機会ですので、お気軽にお立ち寄りください。
家族連れ、友達連れも大歓迎!みなさんとお会いできるのを、楽しみにしています。
※ほんのれん編集部からは、ニレヨーコ・おじーが参加します。
お申し込みはこちらから:
https://honnorenradio0413.peatix.com/view
ほんのれん編集部
編集工学研究所×丸善雄松堂が提供する一畳ライブラリー「ほんのれん」の選書やメディア制作を手掛けるメンバー。関西弁で跳ねるデザイン知カンガルー・仁禮洋子(ニレヨーコ)、小鳥の風貌ながら知的猛禽類な山本春奈(はるにゃ)、昭和レトロを愛する果敢なコンパイル亀・尾島可奈子(おじー)、2倍速で情報収集する雑読チーター・梅澤奈央(ウメコ)ほか。ほんのれんラジオは毎週水曜更新中。ほんのれん編集部公式noteにこれまでのアーカイブを蓄積してます。https://note.com/honnoren/
今日なに食べた?プロテイン緑茶割りから土井善晴の味噌汁まで、30代女性編集者のリアル食卓大公開
読書対話を楽しむpodcast「ほんのれんラジオ」の最新エピソードが公開されました! ほんのれんvol.31のテーマは、”今日なに食べる?「食=商品」を問いなおす”。消費者として食べるものを買いつづける私た […]
恒久番匠来たる!ほんのれんラジオの公開勉強会を開催します!10/13(月祝)16:30~19:00
Podcast番組「ほんのれんラジオ」発のリアルイベントです。 ほんのれん編集部で恒例となりつつある、「カラダ」の公開勉強会(第3弾)を開催します。10月13日(月・祝)16:30-19時、本楼にて実施。どなたでもご参加 […]
あなたの「好き」は愛?依存?惰性?SNS時代が突きつける「35歳の壁」
読書対話を楽しむpodcast「ほんのれんラジオ」の最新エピソードが公開されました! ほんのれんvol.30のテーマは、”「好き」はどこにある? 自己発信から自己発見へ”。 あなたの「好き」は […]
「数寄(すき)」って結局何ですか?松岡正剛著、ムズすぎる『日本数寄』を読んだらフェチの意味がみえてきた
読書対話を楽しむpodcast「ほんのれんラジオ」の最新エピソードが公開されました! ほんのれんvol.30のテーマは、”「好き」はどこにある? 自己発信から自己発見へ”。 「数寄(すき)」っ […]
「好き」は本音?それとも 見栄? 「階級」が暴く欲望のメカニズム
読書対話を楽しむpodcast「ほんのれんラジオ」の最新エピソードが公開されました! ほんのれんvol.30のテーマは、”「好き」はどこにある? 自己発信から自己発見へ”。 「好き」は本音?そ […]
コメント
1~3件/3件
2025-10-02
何の前触れもなく突如、虚空に出現する「月人」たち。その姿は涅槃来迎図を思わせるが、その振る舞いは破壊神そのもの。不定期に現れる、この”使徒襲来”に立ち向かうのは28体の宝石たち…。
『虫と歌』『25時のバカンス』などで目利きのマンガ読みたちをうならせた市川春子が王道バトルもの(?)を描いてみたら、とんでもないことになってしまった!
作者自らが手掛けたホログラム装丁があまりにも美しい。写真ではちょっとわかりにくいか。ぜひ現物を手に取ってほしい。
(市川春子『宝石の国』講談社)
2025-09-30
♀を巡って壮絶バトルを繰り広げるオンブバッタの♂たち。♀のほうは淡々と、リングのマットに成りきっている。
日を追うごとに活気づく昆虫たちの秋季興行は、今この瞬間にも、あらゆる片隅で無数に決行されている。
2025-09-24
初恋はレモンの味と言われるが、パッションフルーツほど魅惑の芳香と酸味は他にはない(と思っている)。極上の恋の味かも。「情熱」的なフルーツだと思いきや、トケイソウの仲間なのに十字架を背負った果物なのだ。謎めきは果肉の構造にも味わいにも現れる。杏仁豆腐の素を果皮に流し込んで果肉をソース代わりに。激旨だ。