「べらぼう」見てないんですが、田沼意知がとうとうやられちゃったんですね。
風評に潰された親子のエピソードは現代の世相とも重なり、なんとも胸がふさがります。
一ノ関圭『鼻紙写楽』は、このあたりの話を巧みに取り込んで物語化しており秀逸。蔦重も出てくるし、この作品、「べらぼう」とだいぶ重なるんじゃないかなあ(見てないけど)。

物語講座は、物語”を”編集することだけが目的の講座ではありません。
もちろん、物語が大好き、プロの物書きになりたい、[破]で面白かった物語編集術を極めたい。
大歓迎です。
実際、下記3つのお稽古を通して、誰もが5つの物語を書き上げることができます。
書き上げた作品は、『綴墾巻』という作品集として、終了後にお渡しします。
けれど、私たちが共に目指すのは、もっともっと奥深く。
モノをいかように捉えるかの”見方”をまねび、物語”で”再編集する術を掴み、誰にどう語るかという”型”を稽古する。
今こそ新たな視点で世界を見つめたい、もっともっと相互に編集したい、語りあいたい、発信したい。
大歓迎です。
物語は単なるコンテンツではなく、なによりイシス的な「方法」なのですから。
■物語講座 3つのお稽古
・型に乗り、型に肖り、型を作る4週間。「落語」「ミステリ」「幼な心」の3つのジャンルを異次元のスピードで書き上げてしまう「窯変三譚」
・偶然を必然にする4週間。編集学校初、個々人に合わせてやってくるお題に、ついつい我を忘れてのめり込んでしまう「トリガー・クエスト」
・とことんテレス、奔放にアリスな4週間。編集学校のど真ん中にあって、他にはどこにもない、時代を編じて人を伝えるニュージャンル「編伝1910」
■物語講座 18綴 9名の指導陣
◆師範
・すべてを凌駕する読書量で、既知と未知の往還を優しく後押し 森井一徳師範
・物語的情報量は圧巻圧倒、見方と構造の伝播師 高橋洋一師範
・しなやかでクリア、潔く「型」で受け止めるホスピタリティ 小林奈緒師範
◆師範代
・柔らかな情熱ステップ指南に、より軽快な深みが加わった 北條玲子師範代
・広く深く寡黙で饒舌。脅威の感応力で文叢を揺らし続ける 畑本浩伸師範代
・サイエンスでフィクションは当たり前。恐れずその先のフラジリティへ 堀田義幸師範代
さらに…
・変わることのなく、我々の先を照らし続ける 木村久美子月匠。
・古今東西を行き来する、究極のノマドウォーカー 赤羽卓美綴師。
・そして「創師」として生きるため、森羅万象に物語を見出す、わたくし、創師 小濱有紀子。
18綴は、この三位一体×3の9名でお待ちしております。
インもアウトもミクロもマクロも偶然も必然もひっくるめて物語。
今すぐお申し込みをどうぞ!
[遊]技法研鑽コース 「物語講座」第18綴
https://es.isis.ne.jp/course/yu-narrative
■期間 :2025年10月6日(月)~2026年2月1日(日)
ライブ稽古「蒐譚場」2025年12月13日(土)
編集工学研究所(本楼)
■資格 :[破]応用コース修了者(突破)以上
■プログラム:窯変三譚/トリガー・クエスト/編伝1910
■お申込みは こちら ※再受講割引あり。
小濱有紀子
編集的先達:倉橋由美子。古今東西の物語を読破し、数式にすることができる異才。国文学を専攻し、くずし字も読みこなす職能。自らドラムを打ち鳴らし、年間50本超のライブ追っかけを続ける情熱。多彩で独自の編集道を走る、物語講座・創師。
リアルな師脚座は、ますます物語に満ちている【16綴物語講座への誘い】
9月3日(日)。 残暑どころか、まだまだ盛夏と見紛うばかりの熱気のなか、当期指導陣全員がイシス学林局に集合。 16綴師脚座は、久々に完全リアル開催と相成りました。 師範からの熱い厚いプログラムレクチャーはい […]
いざ、発見と構築の「物語」という方法へ【16綴物語講座への誘い】
先日、「ガウディとサグラダ・ファミリア展」に行ってきました。 展示は「人間は創造しない。人間は発見し、その発見から出発する」という素晴らしい名言からスタートしたのですが、私の人生の師のひとりであるガブリエル・タルドの「す […]
14綴から新設された「トリガー・クエスト」の最後のお題が出題され、1週間後に参稿を控える12月4日(日)。 待ちに待ったリアル稽古「蒐譚場」は、今年もオンラインと本楼でのハイブリッド開催となった。 だが、南は石垣島から北 […]
昨季14綴で、開講以来初の大幅なお題改編(「異端で異質。物語講座 14綴から、新たな冒険がはじまる」)を経て、さらにウキウキの止まらない物語講座。 世界を切り拓くアウトロー・イシス編集学校において、さらなる横超・凌駕を画 […]
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コメント
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2025-08-07
「べらぼう」見てないんですが、田沼意知がとうとうやられちゃったんですね。
風評に潰された親子のエピソードは現代の世相とも重なり、なんとも胸がふさがります。
一ノ関圭『鼻紙写楽』は、このあたりの話を巧みに取り込んで物語化しており秀逸。蔦重も出てくるし、この作品、「べらぼう」とだいぶ重なるんじゃないかなあ(見てないけど)。
2025-08-05
幼な心の不足を感じたら、昆虫の世界に分け入ってみるのがお勧め。そこには、小粋な読み替えや愉快な見立てを促すツワモノがひしめいている。
写真は、都市郊外でも見つかる巨大イモムシ、シンジュサンの幼虫のお尻。
2025-08-04
縁側で西瓜を食べた日が懐かしい。縦にカットすると見えないが、横に切ると見える世界がある。維管束の渦巻き模様が現れて、まるで自然の芸術。種はその周りに点在する。王道を行ってはいけない。裏が面白い。さて、西瓜の皮はどうする?僅か果肉を残して浅漬けにすると、香りと歯ごたえが何ともいえず絶品だ。