「忌まわしさ」という文化的なベールの向こう側では、アーティスト顔負けの職人技をふるう蟲たちが、無垢なカーソルの訪れを待っていてくれる。
このゲホウグモには、別口の超能力もあるけれど、それはまたの機会に。

『情報の歴史21 増補版』が12月25日に発売開始します。予約販売は12月12日よりすでにスタート。
『情歴21』の通常版と増補版はいったい何が違うのか等について、簡単にご案内いたします。
①まず『増補版』では、ウクライナ戦争や生成AIなどに関する歴象データを含め、「2022年」と「2023年」の年表ページが新たに追加されました。
②さらに、(通常版の『情歴21』はかつての『情報の歴史』を高精度スキャンで再現したものでしたが)『増補版』は、全てのデータを新たにレイアウト・デザインし直したことで、よりクリアで鮮明なデザインに仕上げられています。特に、PDF版ではその力量を大いに発揮することでしょう。細部にズームしてもズームしても、文字が荒れることがありません。
③しかも、編集工学研究所のウェブサイトから書籍版を購入すると、なんと電子版PDF版(6,800円(税込7,480円))を無料で入手することができます。これはかなりお得です! ブックデザインも新たな装いとなっております!
今後しばらくは増補等の予定はありません。ぜひ手に入るうちに入手しておくことをオススメいたします。
すでに『情歴21』を持っている方も持ってない方も、このチャンスをお見逃しなく!
Info 『情報の歴史21電子版』概要
タイトル:『情報の歴史21: 象形文字から仮想現実まで』増補版
著者:松岡正剛監修 編集工学研究所&イシス編集学校構成
書籍発行日:2024年12月25日
発行者:編集工学研究所
ISBN:978-4-9911639-1-3
本体価格:6,800円(税込7,480円)
サイズ:275×190×30(B5変形)
全516頁 オールカラー 並製
購入方法:編集工学研究所のウェブサイト、全国の書店から予約・購入可能
編集工学研究所 予約お申し込みサイト:https://shop.eel.co.jp/products/detail/764
金 宗 代 QUIM JONG DAE
編集的先達:宮崎滔天
最年少《典離》以来、幻のNARASIA3、近大DONDEN、多読ジム、KADOKAWAエディットタウンと数々のプロジェクトを牽引。先鋭的な編集センスをもつエディスト副編集長。
photo: yukari goto
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