飲む葡萄が色づきはじめた。神楽鈴のようにシャンシャンと音を立てるように賑やかなメルロー種の一群。収穫後は樽やタンクの中でプツプツと響く静かな発酵の合唱。やがてグラスにトクトクと注がれる日を待つ。音に誘われ、想像は無限、余韻を味わう。

西宮・B・牧人
編集的先達:エルヴィン・シュレーディンガー。アキバでの失恋をきっかけにイシスに入門した、コンピュータ・エンジニアにして、フラメンコ・ギタリスト。稽古の最中になぜかビーバーを自らのトーテムにすることを決意して、ミドルネーム「B」を名乗る。最近は脱コンビニ人間を志し、8kgのダイエットに成功。
【多読アレゴリア:OUTLYING CLUB】少数なれど熟したり。はぐれ者で行こう!
多読アレゴリアWEEK開催中!!!!! 12月2日のオープンに向けて、全12クラブが遊刊エディストを舞台に告知合戦を繰り広げます。どのクラブも定員に届き次第、募集終了です。すでに締切間近のクラブもいくつかあるので、希望の […]
ISIS FESTA SPECIAL 今福龍太『霧のコミューン』発刊記念 ~生者から死者へ、死者から生者へ~
豪徳寺の本楼には、菩提樹の立花が生けられていた。一週間前、松岡校長の四十九日に、贔屓の花屋から届けられたものだ。葉は枯れていても、膨らんだ蕾みに生を感じる。そんな10/6(日)の本楼の舞台で、いみじくも「生者から死者へ、 […]
ISIS co-mission 対談 武邑光裕X林頭吉村 ~ 僕らがメディアを取り戻すために 【84感門】
4月にISIS co-missionメンバーに就任した武邑光裕氏と学林局林頭 吉村との対談が、感門之盟1日目の最後を飾った。遊刊エディストに連載中のコラム「新・メディアの理解」をテーマに、その意図するところを掘り下げた。 […]
【第84回感門之盟】居合わせることの大切さ 〜 吉村林頭OPメッセージ
松岡校長の逝去からおよそひと月。遊刊エディストには、多くの人から寄せられた追悼文が、毎日途切れることなく掲載されている。ISIS編集学校設立25周年に当たる2024年。番期同門祭と銘打った第84回感門之盟は、校長健在時 […]
読み手は書き手を内包する~41[花]敢談儀 ようそこ先輩:吉居奈々師範
NEXT ISIS 6つの編集ディレクションは4番目に「編集は、『ものごとを前に』すすめる」と掲げている。無事に花伝所を放伝しても、自分に師範代が務まるかと、不安から登板に二の足を踏む放伝生もいる。しかし編集学校はどん […]
コメント
1~3件/3件
2025-08-16
飲む葡萄が色づきはじめた。神楽鈴のようにシャンシャンと音を立てるように賑やかなメルロー種の一群。収穫後は樽やタンクの中でプツプツと響く静かな発酵の合唱。やがてグラスにトクトクと注がれる日を待つ。音に誘われ、想像は無限、余韻を味わう。
2025-08-14
戦争を語るのはたしかにムズイ。LEGEND50の作家では、水木しげる、松本零士、かわぐちかいじ、安彦良和などが戦争をガッツリ語った作品を描いていた。
しかしマンガならではのやり方で、意外な角度から戦争を語った作品がある。
いしいひさいち『鏡の国の戦争』
戦争マンガの最極北にして最高峰。しかもそれがギャグマンガなのである。いしいひさいち恐るべし。
2025-08-12
超大型巨人に変態したり、背中に千夜をしょってみたり、菩薩になってアルカイックスマイルを決めてみたり。
たくさんのあなたが一千万の涼風になって吹きわたる。お釈迦さまやプラトンや、世阿弥たちと肩組みながら。