私の28[花]キャンプは、吉阪隆正の建築思想【不連続統一体】の体験だった。場面ごとに異なる空間が次々と立ち現われてくる。よく分からないままに一周すると、ようやく建物を貫く原理のようなものが見えてくる。この「遅れて」やってくる全体性がたまらなかった。

1560キロもの距離を軽々と超え、石垣島と結んでオンライン・エディットツアーが行われます。2023年はET(エディットツアー)が多数開催されていますが、ここのところ、東京・世田谷のイシス編集学校内ブックサロンスペース本楼でのリアル開催が続いていました。そんな中、今回は久しぶりのオンライン開催。ナビゲーションを担当するのは、石垣島在住の大濱朋子師範です。
中学校で美術の授業を担当する教員として、また子を持つ母として、イシス編集学校に学び続けるのは、ここで何より「学びの楽しさ」に出会えたから。大濱師範は、編集学校で学んだ「編集の型」を活かしてコミュニケーションをとることで、生徒やご自身の子供との関わり方が、明らかに変わったそうです。型を意識して行動すると、見え方が変わってきたり、相手の反応が変化したり、人も自分も場も生き生きと活性化させることができるようになったといいます。
当日は、アートな大濱師範から、いくつか編集の型をご案内し、一緒にワークショップを行います。大濱師範が編集学校の基本コース[守]に入門を決めたのは、ワークライフバランスに悩んでいる時でした。日常の違和感を可能性が広がるように解きほぐす方法として、イシス編集学校の「編集の型」が役に立っているのだとか。忙しいから挑戦しないのではなく、忙しいからこそ受講してみた。そんな経験談もご用意して、皆様のご参加をお待ちしています。
《オンラインEdit Tour》
オンラインで編集ワークショップを開催いたします。どなたでもお楽しみいただける内容ですので、編集についての知識は必要ありません。遠方や海外にお住まいの方、外出が難しい方でも、お気軽にご参加ください。
■日時:2023年10月9日(月)14:00-15:30(オンライン開催)
■費用:1000円(税抜き)
■会場:オンライン(お申し込みの方にZoomアドレスをご案内します)
■人数:10名様まで
■対象:どなたでもご参加いただけます。
■ナビゲーター:イシス編集学校師範 大濱朋子
■内容:イシス編集学校の「編集稽古」をワークショップ形式で体験いただ
きます。ナビゲーターとの対話を重視した内容ですので、マイク・カメラオ
ンでご参加ください。少人数での開催となりますので、お一人おひとりのご
質問にもじっくりとお答えいたします。
■お申し込みはこちらから:https://shop.eel.co.jp/products/detail/602
エディスト編集部
編集的先達:松岡正剛
「あいだのコミュニケーター」松原朋子、「進化するMr.オネスティ」上杉公志、「職人肌のレモンガール」梅澤奈央、「レディ・フォト&スーパーマネジャー」後藤由加里、「国語するイシスの至宝」川野貴志、「天性のメディアスター」金宗代副編集長、「諧謔と変節の必殺仕掛人」吉村堅樹編集長。エディスト編集部七人組の顔ぶれ。
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コメント
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2025-07-03
私の28[花]キャンプは、吉阪隆正の建築思想【不連続統一体】の体験だった。場面ごとに異なる空間が次々と立ち現われてくる。よく分からないままに一周すると、ようやく建物を貫く原理のようなものが見えてくる。この「遅れて」やってくる全体性がたまらなかった。
2025-07-02
連想をひろげて、こちらのキャビアはどうだろう?その名も『フィンガーライム』という柑橘。別名『キャ
ビアライム』ともいう。詰まっているのは見立てだけじゃない。キャビアのようなさじょう(果肉のつぶつぶ)もだ。外皮を指でぐっと押すと、にょろにょろと面白いように出てくる。
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2025-07-01
発声の先達、赤ん坊や虫や鳥に憑依してボイトレしたくなりました。
写真は、お尻フリフリしながら演奏する全身楽器のミンミンゼミ。思いがけず季節に先を越されたセミの幼虫たちも、そろそろ地表に出てくる頃ですね。