平和に飛び交うモンシロチョウも、地球史スケールでは、ほんの少し前に日本にやって来たばかりのパイオニアらしい。押さえきれない衝動に駆り立てられて彼方に旅立つ人たちの原型は、海をわたる蝶なのかもしれない。
公開されるエディスト記事は、毎月30本以上!そのなかからエディスト編集部メンバーが厳選した、もう一度読みたい注目の”今月の推しキジ” をお届けしています。今回は、選者として初参加のあの方も、登場です。
それでは、2月に公開された記事の中から、今月の推しキジ、いってみよー!
あなたのイチ推しはどれでしたか?
金:多読ジムにはこんな企画もあります。
後藤:昨年の多読ジムSeason16より倶楽部撮家とのコラボ企画がはじまりました。
金:はい、隠れ家のようにひっそりと小さく、しかしラディカルな表現を目指しています。内容は、シーズンごとにテーマのエディションを撮影するというもので、講座内ではまつみち(松井路代)さんが企画を仕切り、エディスト講評のウォッチメンがゴトー(後藤由加里)さんです。
後藤:今回は千夜千冊エディション『性の境界』を撮るというもの。エントリー作品は少し減ってしまったものの、消化されるだけの写真ではない、「本を撮る」集中が感じられた作品が揃いました。本を撮る文化が多読ジムに芽吹いてきています。
金:記事のアイキャッチ欄には毎回、ゴトーさんのお手本がバーンと飛び出し、それに連なるようにして初々しく投稿作品が列をなします。さらにそこに、ゴトーさんの誠実で品のあるテクストが盛り付けられていて、読み進めていくと清々しい気分になります。次回「仏教の源流」もそろそろ公開される頃。楽しみです。 ── 後藤 由加里 & 金 宗代

─ 異彩の発見でPick!
⦿イシスが産むマニエリスム――52[守]特別講義
イシスの教室には異彩が集まる。記事の記者もその1人。イシス基礎コース[守]の師範であり、本業は医師。コロナ禍で多忙を極めた医師すらも虜にする。異彩を惹きつける何かが教室にはある。52[守]で行われた武邑光裕氏の特別講義では、統合型、ルネッサンス3.0、3%の編集など普段聞きなれない言葉が並んだ。あの特別講義は何だったのか。実はイシスの稽古模様そのものだったのだ。ならば、教室に異彩が集うのも納得だ。いや、本当は、編集稽古で異彩になっていくのかもしれない。次の『032c』は、きっとイシスから生まれる。52[守]学衆、いや全読者の必読記事。── 柳瀬 浩之
4 マエストロ上杉’s 推しキジ! 
─ 応援ファンファーレでPick!
一読して、後藤由加里さんの10ショットシリーズ(https://edist.ne.jp/archives/10shot/)を思い出しました。
ただし、この記事で切り抜かれているのは、場や人物ではなく「言葉」。もっと言えば、敢談儀での一日の学びや発見がぎゅっと凝縮された、花伝生とそこに集う方の言葉の数々です。放っておけばその場限りで消えてしまう言葉の数々を、森川絢子師範が掬いとり記事として結晶化してくださいました。
この記事は「春になると花を咲かせる宿根草は、寒い冬の間は地中に根を張り、その時を待ちわびている」という一文からはじまります。花伝生の多くが、この春から学衆から師範代へと衣替えをします(https://edist.ne.jp/list/83kanmon_53shu_names/)。花伝生たちが師範代として花開く季節も、もうすぐそこです。 ──上杉 公志
以上、2024年2月の記事から、エディスト編集部の”イチ推し” を厳選してお届けしました。
みなさんのオシは、見つかりましたか?
次に選ばれるのは、あなたの記事かもしれない!
※いよいよ4月には、次の基本コース[守]が始まります。
※たくさんの方に編集術にふれていただけるよう、エディスト編集部一同、願っています。
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エディスト編集部
編集的先達:松岡正剛
「あいだのコミュニケーター」松原朋子、「進化するMr.オネスティ」上杉公志、「職人肌のレモンガール」梅澤奈央、「レディ・フォト&スーパーマネジャー」後藤由加里、「国語するイシスの至宝」川野貴志、「天性のメディアスター」金宗代副編集長、「諧謔と変節の必殺仕掛人」吉村堅樹編集長。エディスト編集部七人組の顔ぶれ。
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田中優子の酒上夕書斎|第九夕 『日本文化の核心』(2026年2月24日)
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コメント
1~3件/3件
2026-03-10
平和に飛び交うモンシロチョウも、地球史スケールでは、ほんの少し前に日本にやって来たばかりのパイオニアらしい。押さえきれない衝動に駆り立てられて彼方に旅立つ人たちの原型は、海をわたる蝶なのかもしれない。
2026-03-05
かつて「大人マンガ」というジャンルがあった(詳しくは「マンガのスコア 園山俊二」参照)。この周辺には、ファインアートと踵を接する作家たちが数多く存在する。タイガー立石もその一人。1982年、工作舎から刊行された『虎の巻』は、まさしくオトナのためのマンガの最極北。いいお酒といっしょにちびちび味わいたい。
2026-03-03
桃の節句に、桜の葉が好きなモモスズメ。飼育していると、毎日、たくさんの糞をするが、それを捨てるのはもったいない。こまめに集めて珈琲フィルターでドリップすれば、桜餅のかほりを放つ芳しき糞茶のできあがり。