【松岡正剛 映写室】は師範の林が松岡正剛の表舞台、裏舞台を動画撮影した記録を蔵出ししていくEdist企画です。
【Take-08】は、松岡が10月に成田山書道美術館を視察した時の映像と「書」にまつわるインタビューをお届けします。松岡は本を読むのも早いが美術館を見てまわるのも早い。まるで高速スキャニングマシーンのようだ。私は松岡の背中をカメラで追いかけながら、静かにじっとりと汗をかいた。足を止めるのは、ココぞの作品に限っている。にも関わらず、「アレよりコッチのがいいね」という具合に作品を比較、照合していく。全体と部分を行き来させながら、新しい書の世界を構想していく。視察の模様は先に公開された記事「新ハイパーミュージアムの夜明け前? 」に詳述されているが、動画では、松岡がこれまで書から受けてきた面影ごと感じてもらいたい。
【松岡正剛 映写室 Take-08】書を巡り墨に溺れる
※映像化にあたり和泉佳奈子さん(株式会社百間 代表)、成田山書道美術館にご協力いただきました。
2022年12月16日(金) ~12月18日(日)の3日間、東京芸術劇場(池袋)で開催される、田中泯のダンス舞台「外は、良寛。」は、松岡の著書『外は、良寛。』にインスパイアされた作品だ。松岡が「言語空間」を担当している。こちらの新しい書の世界も合わせてご覧いただきたい。
撮影・編集 林朝恵
撮影・アイキャッチ写真 後藤由加里
企画協力 和泉佳奈子《百間》
撮影協力 成田山書道美術館
【Back Number】
【松岡正剛 映写室 Take-04】校長もREMIXする78感門
【松岡正剛 映写室 Take-05】本を主人公にする★祝1800夜
【松岡正剛 映写室 Take-06】演出でインタースコアする
【松岡正剛 映写室 Take-07】どんなものも夢のように創る
林朝恵
編集的先達:ウディ・アレン。「あいだ」と「らしさ」の相互編集の達人、くすぐりポイントを見つけるとニヤリと笑う。NYへ映画留学後、千人の外国人講師の人事に。花伝所の運営、倶楽部撮家で撮影・編集とマルチロールで進行中。
きたきたー!波さわぐ、ゴジラも驚く「第83回感門之盟」Day-1がスタートしました。 松岡正剛校長は「編集学校は船に乗ること、誰かを船に乗せること」と冒頭の挨拶で語ってましたが、それって、この大海原を我々が共に渡る方法が […]
【花伝所スペシャルEdit Tourレポート】師範代モデルで「カワル」を体験!
花伝所の秘伝で何がカワル? 3/3(日)雛祭りの日、日差しが降り注ぐ午後、18名の参加者がオンライン・エディットツアーに集った。入門前の初心者から[守・破]を修了した学衆(受講生)まで相互に混ざりながら、編集ワークやレク […]
【花伝所プレゼンツ・エディットツアー】3/3(日)師範代の編集術がわかる・コミュニケーションがかわる
ひらひらとおぼつかないからコミュニケーションは生まれる。 SNS、リモート時代に入り、コミュニケーションを取り巻く環境は大きく変わってきました。これまでつながることができなかった人たちと簡単につながることが […]
花伝所では毎期、2日間に渡るキャンプがある。キャンプといっても野外で行われるわけではなく、全てインターネット上のラウンジで、テキストのみで行われる。仲間と共に「読む・書く」を繰り返しながら、深い森や洞窟へと分け入って宝探 […]
はじまりました!第81回感門之盟の初日が幕を切りました。松岡正剛校長の「僕にとってはココがWBC」にはしびれました。試合はプレイも観戦も燃えたぎりたい。 さて、みなさま、イシスのインスタが数日前から感門之盟のリハーサル模 […]