松岡正剛が学林スタッフにお題を出した。
「次の伝習座では康代の面白さをもっと見せたい」
45[守]伝習座が行われる一週間前の打ち合わせでのこと。
いつもであれば師範が密度の濃い講義を披露して脚光を浴びる、そこから師範代が深い学びを得るのが伝習座の定番だったが、今回は鈴木康代学匠が主役のプロットになった。師範、番匠、学林スタッフ、誰と組ませたら学匠の面白さが引き出されるのか、あれこれ問答した末に決定したのは、松岡が鈴木にインタビューするという編集学校初のプランとなった。「僕だと遠慮しちゃうかな」と呟いていた松岡だったが、いざ本番となってみれば見事に互いの調子を合わせ「康代節」が花開いた。学匠に挑む覚悟から、ディテールにこだわった仕事術、挫けそうになった震災、そして今の飛躍に至るまで積み上げた編集をたっぷり語り、師範や師範代を釘付けにした。
2020年6月6日(土)に行われた対談の一部を動画でお届けします。
松岡のフィルターを通して語られる鈴木にも注目です。
白熱対談の全貌はいずれエディストライターが記事で明かしてくれるでしょう。
動画:林朝恵、写真:後藤由加里
林朝恵
編集的先達:ウディ・アレン。「あいだ」と「らしさ」の相互編集の達人、くすぐりポイントを見つけるとニヤリと笑う。NYへ映画留学後、千人の外国人講師の人事に。花伝所の指導、エディストカメラ部とマルチロールで進行中。
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