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秋といえば、読書。いつのころからか、読書は秋の風物詩となりました。が、イシス編集学校界隈では年がら年中「読書の季節」。
その秘密は、東京世田谷・豪徳寺にあるブックサロンスペース「本楼」にあります。イシス編集学校校長・松岡正剛の蔵書2万冊が、壁までびっしり埋め尽くしたこの空間に一歩足を踏み入れると、誰でも本が恋しくなる。そして、この本を読むためにも、自己研鑽せねばと奮い立つのです。
そんな通常非公開の「本楼」を、2時間だけ体験いただける場をご用意しました。11月28日(火)19時30分から21時30分まで。本楼を会場に、イシス編集学校のエディットツアーをおこないます。本棚をご覧いただきながら、奥深い編集ワークショップを体験いただけます。本に少しでも興味がある方ならば、「編集」の知識は必要ありません。
ナビゲーターは、編集工学研究所の若きホープ・山内貴暉。2001年生まれの山内さんは、高校生のころ大学の過去問で松岡正剛の文章に出会い、「この人の師事しよう」と直感したとのこと。そして、立教大学在学中に、晴れて編工研にてインターンを開始。いまは編工研にて、デザインや映像制作の仕事に邁進しているという秘めたる情熱の持ち主です。松岡正剛をご存知ない方であっても、きっと松岡ワールドへ引き入れてくれるでしょう。
●山内貴暉さんの松岡正剛遍歴はこちらから
食欲の秋、読書の秋、編集の秋。ぜひ、お誘い合わせのうえ、「本楼」を体験しにいらしてください。
本楼ワークショップ
2万冊の蔵書を誇る編集工学研究所のブックサロン”本楼”を一般公開し、編集ワークショップを開催いたします。どなたでもお楽しみいただける内容ですので、編集についての知識は必要ありません。お気軽にご参加ください。
■日時:2023年11月28日(火)19:30-21:30
■費用:1500円(税抜き)
■会場:編集工学研究所「本楼」(世田谷区赤堤)
■人数:10名様まで
■対象:どなたでもご参加いただけます
■ナビゲーター:イシス編集学校 山内 貴暉
■内容:「本楼」の見学をしながら、イシス編集学校の「編集稽古」をワークショップ形式で体験いただきます。
★申込みはこちらから:https://shop.eel.co.jp/products/detail/625
申込締切:11月27日(月)16時
梅澤奈央
編集的先達:平松洋子。ライティングよし、コミュニケーションよし、そして勇み足気味の突破力よし。イシスでも一二を争う負けん気の強さとしつこさで、講座のプロセスをメディア化するという開校以来20年手つかずだった難行を果たす。校長松岡正剛に「イシス初のジャーナリスト」と評された。
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コメント
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2025-07-03
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2025-07-02
連想をひろげて、こちらのキャビアはどうだろう?その名も『フィンガーライム』という柑橘。別名『キャ
ビアライム』ともいう。詰まっているのは見立てだけじゃない。キャビアのようなさじょう(果肉のつぶつぶ)もだ。外皮を指でぐっと押すと、にょろにょろと面白いように出てくる。
山椒と見紛うほどの芳香に驚く。スパークリングに浮かべると、まるで宇宙に散った綺羅星のよう。
2025-07-01
発声の先達、赤ん坊や虫や鳥に憑依してボイトレしたくなりました。
写真は、お尻フリフリしながら演奏する全身楽器のミンミンゼミ。思いがけず季節に先を越されたセミの幼虫たちも、そろそろ地表に出てくる頃ですね。