生成AI時代における「編集工学2.0」!!!!!!!

2024/07/10(水)22:06
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 イシスコミッションメンバーの宇川直宏さんのインタビュー記事を読んでいたら、このヘッドラインが目に飛び込んできた。

生成AI時代における「編集工学2.0」の重要性

https://www.dentsusoken.com/case_report/research/20240709/2604.html

「編集工学2.0」とは何か? なぜ、「編集工学2.0」なのか?
 ほんの少しだけ記事の中身を紹介すると、この章の本文には「生成AIによって人類総クリエイティブディレクター化してしまった現在、編集工学2.0が求められる時代に突入したように感じています」とある。
 記事のタイトルは「なぜ、現“在”と向き合い続けるのか?」。
 「社会や未来のために活動する人びと」に焦点を当て、活動の原点を探る「パイオニアの原点」という電通総研による企画・取材記事だ。
 見出しは「必要なのは答えではなく、新たな問いを見つけ出す経験」「生成AI時代における「編集工学2.0」の重要性」「センスではなく「ナンセンス」を生成する」「人間活動の側にAIを巻き込みたい」「現在は更新するために存在する」「ブルースの種は意図していない時空に実る」と続く。


 AI時代の全イシス、全エディスト、全人類、必読です!!!!!!!

 

 

 ▼あわせて読みたい!!!!!!

【AIDA】魔術の時代から妖術の時代へ!!!!! 日常に溶け込む妖怪の処世術を学べ!!!!!【宇川直宏インタビュー全文掲載】

 

*アイキャッチ画像はDOMMUNEの控室で撮影したもの。松岡正剛からHyper Editing Platform [AIDA] Season2で贈られた「番神」の書が飾られている。(撮影:後藤由加里)

 

  • 金 宗 代 QUIM JONG DAE

    編集的先達:宮崎滔天
    最年少《典離》以来、幻のNARASIA3、近大DONDEN、多読ジム、KADOKAWAエディットタウンと数々のプロジェクトを牽引。先鋭的な編集センスをもつエディスト副編集長。
    photo: yukari goto

コメント

1~3件/3件

川邊透

2025-07-01

発声の先達、赤ん坊や虫や鳥に憑依してボイトレしたくなりました。
写真は、お尻フリフリしながら演奏する全身楽器のミンミンゼミ。思いがけず季節に先を越されたセミの幼虫たちも、そろそろ地表に出てくる頃ですね。

川邊透

2025-06-30

エディストの検索窓に「イモムシ」と打ってみたら、サムネイルにイモムシが登場しているこちらの記事に行き当たりました。
家庭菜園の野菜に引き寄せられてやって来る「マレビト」害虫たちとの攻防を、確かな観察眼で描いておられます。
せっかくなので登場しているイモムシたちの素性をご紹介しますと、アイキャッチ画像のサトイモにとまる「夜行列車」はセスジスズメ(スズメガ科)中齢幼虫、「少し枯れたナガイモの葉にそっくり」なのは、きっと、キイロスズメ(同科)の褐色型終齢幼虫です。
 
添付写真は、文中で目の敵にされているヨトウムシ(種名ヨトウガ(ヤガ科)の幼虫の俗称)ですが、エンドウ、ネギどころか、有毒のクンシラン(キョウチクトウ科)の分厚い葉をもりもり食べていて驚きました。なんと逞しいことでしょう。そして・・・ 何と可愛らしいことでしょう!
イモムシでもゴキブリでもヌスビトハギでもパンにはえた青カビでも何でもいいのですが、ヴィランなものたちのどれかに、一度、スマホレンズを向けてみてください。「この癪に触る生き物をなるべく魅力的に撮ってやろう」と企みながら。すると、不思議なことに、たちまち心の軸が傾き始めて、スキもキライも混沌としてしまいますよ。
 
エディスト・アーカイブは、未知のお宝が無限に眠る別銀河。ワードさばきひとつでお宝候補をプレゼンしてくれる検索窓は、エディスト界の「どこでもドア」的存在ですね。

堀江純一

2025-06-28

ものづくりにからめて、最近刊行されたマンガ作品を一つご紹介。
山本棗『透鏡の先、きみが笑った』(秋田書店)
この作品の中で語られるのは眼鏡職人と音楽家。ともに制作(ボイエーシス)にかかわる人々だ。制作には技術(テクネ―)が伴う。それは自分との対話であると同時に、外部との対話でもある。
お客様はわがままだ。どんな矢が飛んでくるかわからない。ほんの小さな一言が大きな打撃になることもある。
深く傷ついた人の心を結果的に救ったのは、同じく技術に裏打ちされた信念を持つ者のみが発せられる言葉だった。たとえ分野は違えども、テクネ―に信を置く者だけが通じ合える世界があるのだ。