何の前触れもなく突如、虚空に出現する「月人」たち。その姿は涅槃来迎図を思わせるが、その振る舞いは破壊神そのもの。不定期に現れる、この”使徒襲来”に立ち向かうのは28体の宝石たち…。
『虫と歌』『25時のバカンス』などで目利きのマンガ読みたちをうならせた市川春子が王道バトルもの(?)を描いてみたら、とんでもないことになってしまった!
作者自らが手掛けたホログラム装丁があまりにも美しい。写真ではちょっとわかりにくいか。ぜひ現物を手に取ってほしい。
(市川春子『宝石の国』講談社)

イシス編集学校で予定されている毎月の活動をご案内する短信「イシスDO-SAY(ドウ-セイ)」。
梅雨があけた地域も出てきました、いよいよ日本列島に夏到来ですね!イシス編集学校でも熱い夏が始まります。7月のスタートを切るのはアツい語りで人々を魅了する佐藤優さんの[守]特別講義「編集宣言」です。また、編集工学研究所主催、佐藤優さんが講師を務める5回連続講義もスタートです。どうぞ編集工学を遊びつくす夏をお楽しみください。
ということで、今日は2025年7月のDo-Sayをお届けします。今月も皆さんとともに、アレコレDOしてSAYしていきます。
※YouTubeのイシスチャンネル、ご登録はお済ですか? すでに30本以上の動画があがっています。要チェック!!
(今月のカバー写真は7月のアイテム「ソフトクリーム」, 7/3はソフトクリームの日)
2025年7月6日(日)第55期[守] 特別講義 佐藤優の編集宣言
基本コース[守]では、毎期、各界著名人を招いて「特別編集講義」を開催する。2025年春期は、AIDAボードのお一人、元外務省主任分析官、作家の佐藤優氏が登壇。編集学校に未入門の方もご参加いただけます。
◆佐藤優さんからの動画メッセージ:
7/6 佐藤優の特別講義開催決定!「知を連環させる極意、教えます」(YouTube)
「順応せずに、思考せよ」 佐藤優から過激な学びへの誘い (YouTube)
◆一般の方のお申込みはこちら
※55期[守]受講中の方は教室からお申し込みください
▶関連記事 佐藤優さんから緊急出題!!! 7/6公開◆イシス編集学校[守]特別講義「佐藤優の編集宣言」
▶関連動画(有料)「情報の歴史21」を読む 第六回佐藤優篇アーカイブ動画
2025年7月6日(日) 第43期花伝所 放伝
5月10日に行われた入伝式以来、走り続けてきた花伝所第43期が放伝をむかえる。ラストとなる敢談儀は8月に開催。
▶ 関連記事 <速報>43[花]入伝式:問答条々「イメージの編集工学」
▶ 関連記事 43[花]入伝式、千夜多読という面影再編集
2025年7月11日(金) オンライン学校説明会
イシス編集学校の学校説明会を開催。編集術を簡単に体験いただくほか、受講方法のご説明や、受講にあたって気になることなど個別のご質問にも対応。
お申込はこちら
▶ 参考記事 【オンライン】学校説明会は7/11開催・無料です
2025年7月12日(土) 律師のサロン「本楼共茶会」開催
“ほんろうともちゃかい”と読む、八田英子律師が主催するサロンを各月開催。本楼の本に囲まれて、松岡校長のマーキング読書を追体験します。お知り合いとご一緒にいかがですか。
お申込はこちら
2025年7月13日(日) 第54期[破] 選評会議
[破]で開催される「アリスとテレス賞」(AT賞)の選評会議を開催。
▶ 関連記事 編集用語辞典04[アリスとテレス大賞]
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2025年7月18日(金) 玄月音夜會
松岡正剛校長はさまざまなジャンルのアーティストと親交を深めてきた。音楽家の方々と楽しんだ、音楽と言葉が交錯する“夜会”を引き継ぎ、全7夜のシリーズで開催する。7月のゲストは山下有子さん。
お申込はこちら
▶ 関連記事 銀河の音にセイゴオの声が重なる夜~玄月音夜會 第二夜 7月18日(金)開催
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2025年7月19日(土) 編集工学研究所プロデュース 佐藤優の「インテリジェンス編集工学講義」開講
これからの世界を見通すための、
お申込はこちら
▶ 関連記事 【特別開催】佐藤優のインテリジェンス編集工学講義|7/19(土)~全5回シリーズ講義(eel.co.jp)
2025年7月20日(日) ISIS FESTA田中優子の「江戸の音」開催
多読アレゴリアのクラブのひとつ[EDO風狂連]の監修もつとめるイシス編集学校の田中優子学長が亭主となり、ISISフェスタ<田中優子の「江戸の音」>を開催。ゲストは、優子学長とも親交が深く、9月の玄月音夜會にも登壇される邦楽家・西松流家元の西松布咏さん。
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▶ 関連記事 【7/20開催★ISIS FESTA】田中優子の「江戸の音」
2025年7月21日(月) オンライン学校説明会
イシス編集学校の学校説明会を開催。編集術を簡単に体験いただくほか、受講方法のご説明や、受講にあたって気になることなど個別のご質問にも対応。
お申込はこちら
2025年7月27日(日) 日本哲学シリーズ輪読座 新シーズン 第3輪
図解で古典を読み解く輪読座、この4月から新シーズンがスタート。今回は『古今和歌集』『新古今和歌集』両読み!
詳細・お申込はこちら
▶ 関連記事 ◎『古今』と「ボカロ」の相似性◎【輪読座「『古今和歌集』『新古今和歌集』を読む」第二輪】
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2025年7月29日(火) 「酒上夕書斎」(田中優子学長 ライブ配信)
5月から始まった、月1回のライブ配信。田中優子学長自らが、お気に入りの1冊を紹介する30分、次回は何の本が紹介されるか? 16時半から、YouTubeでお会いしましょう。
▶YouTube 田中優子の「酒上夕書斎」第二夕 (7分20秒 より本編スタート)
▶YouTube 田中優子の「酒上夕書斎」第一夕 (22分08秒より本編スタート)
▶ 関連記事 田中優子の酒上夕書斎|第二夕『S/Z バルザック『サラジーヌ』の構造分析』ロラン・バルト /過去のまとめ(2025年6月24日)
▶ 関連記事 【見逃し厳禁】田中優子、ついに語りはじめる——読書家としての本領が明かされる「酒上夕書斎」スタート!
過去のDO-SAY
エディスト編集部
編集的先達:松岡正剛
「あいだのコミュニケーター」松原朋子、「進化するMr.オネスティ」上杉公志、「職人肌のレモンガール」梅澤奈央、「レディ・フォト&スーパーマネジャー」後藤由加里、「国語するイシスの至宝」川野貴志、「天性のメディアスター」金宗代副編集長、「諧謔と変節の必殺仕掛人」吉村堅樹編集長。エディスト編集部七人組の顔ぶれ。
イシス編集学校で予定されている毎月の活動をご案内する短信「イシスDO-SAY(ドウ-セイ)」。 10月は開講ラッシュの月。基本コース[守]、応用コース[破]、師範代養成コース[花伝所]、技法研鑽コース[遊] […]
【プレスリリース】「思考の武器、表現の食器、発想の楽器」を手に入れる。生成AI時代を生き抜く「編集力」を38の思考の型で鍛える基本コース第56期[守]、10月27日に開講。
株式会社編集工学研究所(本社:東京都世田谷区、代表取締役社長:安藤昭子)が運営するイシス編集学校は、インターネット上で24時間いつでもどこでも「編集術」を学べる学校として、2000年に開校、25周年を迎えました。 […]
第89回感門之盟「遊撃ブックウェア」(2025年9月20日)が終了した。当日に公開された関連記事の総覧をお送りする。 イシス校舎裏の記者修行【89感門】 文:白川雅敏 本を纏う司会2名の晴れ姿 […]
イシス編集学校のアドバイザリー・ボード「ISIS co-mission」(イシス・コミッション)に名を連ねる9名のコミッション・メンバーたちが、いつどこで何をするのか、編集的活動、耳寄りニュースなど、予定されている動静を […]
第88回感門之盟「遊撃ブックウェア」(2025年9月6日)が終了した。当日に公開された関連記事の総覧をお送りする。 なお、今回から、各講座の師範陣及びJUSTライターによる「感門エディストチーム」が始動。多 […]
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2025-10-02
何の前触れもなく突如、虚空に出現する「月人」たち。その姿は涅槃来迎図を思わせるが、その振る舞いは破壊神そのもの。不定期に現れる、この”使徒襲来”に立ち向かうのは28体の宝石たち…。
『虫と歌』『25時のバカンス』などで目利きのマンガ読みたちをうならせた市川春子が王道バトルもの(?)を描いてみたら、とんでもないことになってしまった!
作者自らが手掛けたホログラム装丁があまりにも美しい。写真ではちょっとわかりにくいか。ぜひ現物を手に取ってほしい。
(市川春子『宝石の国』講談社)
2025-09-30
♀を巡って壮絶バトルを繰り広げるオンブバッタの♂たち。♀のほうは淡々と、リングのマットに成りきっている。
日を追うごとに活気づく昆虫たちの秋季興行は、今この瞬間にも、あらゆる片隅で無数に決行されている。
2025-09-24
初恋はレモンの味と言われるが、パッションフルーツほど魅惑の芳香と酸味は他にはない(と思っている)。極上の恋の味かも。「情熱」的なフルーツだと思いきや、トケイソウの仲間なのに十字架を背負った果物なのだ。謎めきは果肉の構造にも味わいにも現れる。杏仁豆腐の素を果皮に流し込んで果肉をソース代わりに。激旨だ。