連想をひろげて、こちらのキャビアはどうだろう?その名も『フィンガーライム』という柑橘。別名『キャ
ビアライム』ともいう。詰まっているのは見立てだけじゃない。キャビアのようなさじょう(果肉のつぶつぶ)もだ。外皮を指でぐっと押すと、にょろにょろと面白いように出てくる。
山椒と見紛うほどの芳香に驚く。スパークリングに浮かべると、まるで宇宙に散った綺羅星のよう。

2000年に産声をあげたネットの学校[イシス編集学校]は、
2000年問題の喧騒に始まり、
◉この本を読んでいないと校長と「日本」を語れません
…2000年07月05日
◎稽古条々の日々は当初から予告されていた
…2000年08月29日
>師範代これからメッセージ>
20周年まことにおめでとうございます!
まだ編集学校というカタチも柔らかで、情熱だけはあるものの、すべてが手探り状態だった第1期時代からすると、まさに夢、奇跡そのものです!
世の中の全ての人に編集学校の素晴らしさを知ってほしいな
メソッドファンド教室 山田仁
Designed by 穂積晴明
【図版引用】
・Vladimir Putin taking the Presidential Oath from Wikipedia CC-BY4.0
https://en.wikipedia.org/wiki/Vladimir_Putin#/media/File:Putin_and_Yeltsin_cropped.jpg
・Kim Jong-il from Wikipedia CC-BY 4.0
https://de.wikipedia.org/wiki/Datei:Kim_Jong_Il.JPG
・Kim Dae-jung from Wikipedia CC-BY 4.0
https://de.wikipedia.org/wiki/Datei:Kim_Dae-jung_(Cropped).png
・An electronic sign at École centrale de Nantes incorrectly displaying the year 1900 on 3 January 2000 from Wikipedia CC-BY3.0
https://en.wikipedia.org/wiki/Year_2000_problem#/media/File:Bug_de_l’an_2000.jpg
・Sunset before 2000 Summer Olympics closing ceremony from Wikipedia Public Domain
https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Sunset_before_2000_Summer_Olympics_closing_ceremony.JPEG
穂積晴明
イシス編集学校方源、編集工学研究所デザイナー、「おっかけ千夜千冊」の千冊小僧。『情報の歴史21』『知の編集工学 増補版』ほか、編集学校のあらゆるものをデザインするが、疲れ目に祟り目でたまに目にカビが生える。
【オツ千vol.55 外伝】ムナーリでペアーノなデザイン探訪
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「おっかけ!千夜千冊ファンクラブ」。ちぢめて「オツ千」。千夜坊主こと林頭の吉村と千冊小僧ことデザイナーの穂積。「松岡正剛の千夜千冊」ファンを自認する二人が、千夜のおっかけよろしく脱線、雑談、混乱の伴走するショート・ラジオ […]
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コメント
1~3件/3件
2025-07-02
連想をひろげて、こちらのキャビアはどうだろう?その名も『フィンガーライム』という柑橘。別名『キャ
ビアライム』ともいう。詰まっているのは見立てだけじゃない。キャビアのようなさじょう(果肉のつぶつぶ)もだ。外皮を指でぐっと押すと、にょろにょろと面白いように出てくる。
山椒と見紛うほどの芳香に驚く。スパークリングに浮かべると、まるで宇宙に散った綺羅星のよう。
2025-07-01
発声の先達、赤ん坊や虫や鳥に憑依してボイトレしたくなりました。
写真は、お尻フリフリしながら演奏する全身楽器のミンミンゼミ。思いがけず季節に先を越されたセミの幼虫たちも、そろそろ地表に出てくる頃ですね。
2025-06-30
エディストの検索窓に「イモムシ」と打ってみたら、サムネイルにイモムシが登場しているこちらの記事に行き当たりました。
家庭菜園の野菜に引き寄せられてやって来る「マレビト」害虫たちとの攻防を、確かな観察眼で描いておられます。
せっかくなので登場しているイモムシたちの素性をご紹介しますと、アイキャッチ画像のサトイモにとまる「夜行列車」はセスジスズメ(スズメガ科)中齢幼虫、「少し枯れたナガイモの葉にそっくり」なのは、きっと、キイロスズメ(同科)の褐色型終齢幼虫です。
添付写真は、文中で目の敵にされているヨトウムシ(種名ヨトウガ(ヤガ科)の幼虫の俗称)ですが、エンドウ、ネギどころか、有毒のクンシラン(キョウチクトウ科)の分厚い葉をもりもり食べていて驚きました。なんと逞しいことでしょう。そして・・・ 何と可愛らしいことでしょう!
イモムシでもゴキブリでもヌスビトハギでもパンにはえた青カビでも何でもいいのですが、ヴィランなものたちのどれかに、一度、スマホレンズを向けてみてください。「この癪に触る生き物をなるべく魅力的に撮ってやろう」と企みながら。すると、不思議なことに、たちまち心の軸が傾き始めて、スキもキライも混沌としてしまいますよ。
エディスト・アーカイブは、未知のお宝が無限に眠る別銀河。ワードさばきひとつでお宝候補をプレゼンしてくれる検索窓は、エディスト界の「どこでもドア」的存在ですね。