イシス・コミッション DO-SAY 2024年8月

2024/08/17(土)11:45
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ISIS co-mission (イシス編集学校アドバイザリー・ボード)

イシス編集学校のアドバイザリー・ボード「ISIS co-mission」(イシス・コミッション)に名を連ねる8名のコミッション・メンバーたちが、いつどこで何をするのか、編集的活動、耳寄りニュースなど、予定されている動静をお伝えしていきます。 

 

イシス編集学校で学ぶ皆さんが参加できるアクティビティも多数。読んでみたい記事や新刊にまつわる情報も満載。

ぜひチェックしてみてください。 

 


・「ISIS co-mission」とは?  https://es.isis.ne.jp/isis-co-mission 

・「2024年春、ISIS co-mission発足。イシス編集学校、出遊します」https://edist.ne.jp/just/co-mission/


 

■2024年8月16日(金) 井上麻矢氏、連載

「井上ひさしと戦争(6) 井上麻矢さん(劇団「こまつ座」代表)」(山形新聞、有料記事)

https://www.yamagata-np.jp/news/202408/16/kj_2024081600600.php 

 

■2024年8月11日(日)~11月10日(日) 宇川直宏氏、アーティストとして参加 

「さどの島銀河芸術祭2024」  

https://mezamashi.media/article/15295304  

 

■2024年8月17日(土) 今福龍太氏、講座

朝日カルチャーセンター新宿 『霧のコミューン』刊行記念講座

 

■2024年8月18日(日) 宇川直宏氏

宇川直宏らが講師。空間コンピューティングの表現を学ぶ『NEWVIEW SCHOOL JAPAN』 募集締め切り

https://www.cinra.net/article/202407-whn-newviewschool_edteam

 

■2024年8月20日(火) 今福龍太氏、登壇

今福龍太&吉増剛造+Marylya《Domus/Garoa, Forest》朗読とパフォーマンス 南青山 Mandala 

https://mandala.gr.jp/aoyama/schedule/20240820/

 

■2024年8月23日(金) 田中優子氏、講演

「社会イノベーションの新メカニズム ~ポストSDGsの答えはエコシステム社会デザイン~」

https://esa.or.jp/activity/event/1.html

 

■2024年8月24日(土) 今福龍太氏、イベント

横浜BankART「島袋道浩展にて、音楽が聞こえてきた」トークイベント(ブラジルやキューバの音楽・巷の即興音楽士・吟遊詩人の話)

https://bankart1929.com/shimabuku/

 

■2024年9月8日(日) 今福龍太氏、イベント

下北沢B&Bにて、ブラジルの詩人の朗読、ハワイ語の歌の演奏

https://bookandbeer.com/event/bb240707a/

 

■2024年9月14日、15日(土、日) コミッション・メンバー、感門之盟に登壇予定

 

■2024年9月22日(日)今福龍太氏、講演 

リスボンの現代美術館にて開催される「Fernando Lemos回顧展」で開館記念講演 

 

■2024年9月28日(土)今福龍太氏、講演 

リスボンの現代美術館「Fernando Lemos回顧展」で行われる日本の現代美術展「ENGAWA」で基調講演とトーク 

 

■2024年11月22日(金)~24日(日) 今福龍太氏、作品展 

台北アートブックフェアに手製本工房Gato Azulとして参加出品 

 

随時 宇川直宏氏、ライブストリーミング

https://www.dommune.com/

 

毎週土曜ひる12:00〜 田中優子氏、TV出演

「関口宏の一番新しい江戸時代」

https://bs.tbs.co.jp/culture/edo/episode/

 

■武邑光裕氏、エディストでの連載スタート

「武邑光裕の新·メディアの理解 ①」

https://edist.ne.jp/nest/mitsuhiro_takemura01/ 

 

 

以上、2024年8月「ISIS co-mission DO-SAY」をお届けしました。 

 

 

Edistライター、募集中

 ISIS co-mission メンバーの活動を取材してみたい方、

 ご関心のある方は、Edist編集部までご連絡ください

 お問い合わせ: https://es.isis.ne.jp/contact

  • エディスト編集部

    編集的先達:松岡正剛
    「あいだのコミュニケーター」松原朋子、「進化するMr.オネスティ」上杉公志、「職人肌のレモンガール」梅澤奈央、「レディ・フォト&スーパーマネジャー」後藤由加里、「国語するイシスの至宝」川野貴志、「天性のメディアスター」金宗代副編集長、「諧謔と変節の必殺仕掛人」吉村堅樹編集長。エディスト編集部七人組の顔ぶれ。

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コメント

1~3件/3件

堀江純一

2025-06-20

石川淳といえば、同姓同名のマンガ家に、いしかわじゅん、という人がいますが、彼にはちょっとした笑い話があります。
ある時、いしかわ氏の口座に心当たりのない振り込みがあった。しばらくして出版社から連絡が…。
「文学者の石川淳先生の原稿料を、間違えて、いしかわ先生のところに振り込んでしまいました!!」
振り込み返してくれと言われてその通りにしたそうですが、「間違えた先がオレだったからよかったけど、反対だったらどうしてたんだろうね」と笑い話にされてました。(マンガ家いしかわじゅんについては「マンガのスコア」吾妻ひでお回、安彦良和回などをご参照のこと)

ところで石川淳と聞くと、本格的な大文豪といった感じで、なんとなく近寄りがたい気がしませんか。しかし意外に洒脱な文体はリーダビリティが高く、物語の運びもエンタメ心にあふれています。「山桜」は幕切れも鮮やかな幻想譚。「鷹」は愛煙家必読のマジックリアリズム。「前身」は石川淳に意外なギャグセンスがあることを知らしめる抱腹絶倒の爆笑譚。是非ご一読を。

川邊透

2025-06-17

私たちを取り巻く世界、私たちが感じる世界を相対化し、ふんわふわな気持ちにさせてくれるエピソード、楽しく拝聴しました。

虫に因むお話がたくさん出てきましたね。
イモムシが蛹~蝶に変態する瀬戸際の心象とはどういうものなのか、確かに、気になってしようがありません。
チョウや蚊のように、指先で味を感じられるようになったとしたら、私たちのグルメ生活はいったいどんな衣替えをするのでしょう。

虫たちの「カラダセンサー」のあれこれが少しでも気になった方には、ロンドン大学教授(感覚・行動生態学)ラース・チットカ著『ハチは心をもっている』がオススメです。
(カモノハシが圧力場、電場のようなものを感じているというお話がありましたが、)身近なハチたちが、あのコンパクトな体の中に隠し持っている、電場、地場、偏光等々を感じ取るしくみについて、科学的検証の苦労話などにもニンマリしつつ、遠く深く知ることができます。
で、タイトルが示すように、読み進むうちに、ハチにまつわるトンデモ話は感覚ワールド界隈に留まらず、私たちの「心」を相対化し、「意識」を優しく包み込んで無重力宇宙に置き去りにしてしまいます。
ぜひ、めくるめく昆虫沼の一端を覗き見してみてください。

おかわり旬感本
(6)『ハチは心をもっている』ラース・チットカ(著)今西康子(訳)みすず書房 2025

大沼友紀

2025-06-17

●記事の最後にコメントをすることは、尾学かもしれない。
●尻尾を持ったボードゲームコンポーネント(用具)といえば「表か裏か(ヘッズ・アンド・テイルズ:Heads And Tails)」を賭けるコイン投げ。
●自然に落ちている木の葉や実など放って、表裏2面の出方を決める。コイン投げのルーツてあり、サイコロのルーツでもある。
●古代ローマ時代、表がポンペイウス大王の横顔、裏が船のコインを用いていたことから「船か頭か(navia aut caput)」と呼ばれていた。……これ、Heads And Sailsでもいい?
●サイコロと船の関係は日本にもある。江戸時代に海運のお守りとして、造成した船の帆柱の下に船玉――サイコロを納めていた。
●すこしでも顕冥になるよう、尾学まがいのコメント初公開(航海)とまいります。お見知りおきを。
写真引用:
https://en.wikipedia.org/wiki/Coin_flipping#/media/File:Pompey_by_Nasidius.jpg