鳥は美味しいリンゴを知っている。リンゴに鳥が突っついた穴がある。よってこのリンゴは美味しい。
──「これは美味しいから」といただいた農家さんからのオマケ。切れば甘味成分ソルビトールが沁みていた。覗いてみたくなる世界は尽きない。
公開されるエディスト記事は、毎月30本以上!そのなかからエディスト編集部メンバーが厳選した、もう一度読みたい注目の”今月の推しキジ” をお届けしています。
今回は3月に公開された記事の中から、推しキジを紹介、それではいってみよー!
あなたのイチ推しはどれでしたか?
スタジオらん・まつみち(松井路代)さんの「無人書店・奈良町ふうせんかずらに”スタジオらん”棚あります」、「畑本ヒロノブの実況つんどく宝島」に続く、第3回「ニッチも冊師も」はヨーコ(中原洋子)冊師、第4回はリカちゃん(石井梨香)冊師が書いてくれました。ジャズシンガーでもあるヨーコ冊師は記事冒頭、楽譜を広げ、音楽の話題で突っ走るのかと思えば、翻訳の話、情歴の話にトランジットし、そして「資本主義問題」へと突っ込んでいく。翻訳といえば、先日の感門では多読スペシャル「鴻巣友季子を読む」の読了式も行われた。「鴻巣友季子を読む」ではイシス史上初めて、翻訳のお題も出題されたのだが、実はヨーコ冊師も読衆として参加していました。
リカちゃん冊師は、ファン・ボルム『ようこそ、ヒュナム洞書店へ』という韓国の小説を取り上げ、”多読ジムとは何か”を読衆の声を交えつつ紹介しています。例えば「他人の読書が自分のものになっていく」、「一生読まないかもしれない本に出会えるのも多読ジムならでは」。なるほど、確かにその通り。次季の多読はSFに遊びます。詳しくは予告記事へ。 ── 金 宗代
「ニッチも冊師も」って何ですか?な方のために、ここでおさらいしましょう。「ニッチも冊師も」とは、2023年12月に始まった、多読ジムの指導陣”冊師”たちによるコラムのこと。多読ジム参加者たちは、スタジオに分かれて、各冊師のナビゲーションのもと、読書の腕を鍛えているわけなのです。この先を知りたい方は、石井冊師の『ようこそ、ヒュナム洞書店へ』を読んでいただけるといいですね。中原冊師のコラムからは、楽譜→ヴァース→情報の歴史など、”かさね”の技が効いているなと感じます。イシス編集学校で学ぶ編集術が随所にみられる、ベテラン指導陣によるコラム♪ これからも要チェック!

ー 近大番からデビュー記事!でPick!
2月某日、52[守]卒門に向けた近大交流会での事件を記事にした稲森久純師範代のエディストデビュー記事です。(事の顛末は記事を読んでいただくとして)事件を編集契機とした近大番チーム、そのことをカラッとユーモラスに釣りと重ねながら記事にした稲森師範代。最後まで楽しく読み進め、エディストで初めて目にする魚拓にも驚かされました。チャームとユーモアに溢れた稲森師範代、今期52[破]では「釣果そうか!教室」から「蝶か釣果教室」に出世魚して、破師範代登板です。 ── 後藤 由加里
7CHAとは、、、CHANCE、CHAIN、CHARGE、CHALLENGE、CHARM、CHANNEL、CHANGE。
どれも編集契機になるものなわけですね。今回は、ピンチをChanceに、ムードをChangeして、いっきに編集エンジンをChargeした。そんな感じの数時間だったようです。7CHAって、どこかウェブにのっているのかなと検索すると、Japan Knowledgeに「近畿大学アカデミックシアター特集」があって、7CHAのコーナーについて書かれていました。学生さんはあらわれませんでしたが、近大では編集が生きていますw 詳しくはこちら→ https://japanknowledge.com/articles/libguide/009.html

─ 好き!の力でPick!
⦿【イシスの推しメン25人目】楽天副社長から風越学園理事長へ。なぜ本城慎之介はイシス編集学校に驚いたのか
2本の記事の間で迷いに迷い、最終的にこちらを選んだ理由は、やっぱりインタビューが好きだから! 仕事で多くの方をインタビューしてきましたが、「この人」「この場所」「この時間」でなければ表出しなかったであろう言葉に出会える瞬間が好きでした。本記事では、手袋を焦がすエピソードが超突起でありつつ、インタビュイーである本城さんがイシスを再受講した際の気づきはまさに、聞き手が吉村林頭/八田律師であったからこそ生まれた「学校づくり」を地にしたインタースコア。変わらないでいられる前段階にあった「よもがせわほり」まで想起させてぐっと来ます。イシスの資源はやはり人。本インタビューシリーズは高らかにそう宣言しています。── 羽根田 月香
マツコ’s plus one🐶
本城さんが登場する記事 TOP3
◆『情報の歴史21』アカデミックセット発売決定!(教育機関及び学生・生徒向け)
◆軽井沢風越学園の中学生「編集」でみらいをつくる!【ワークショップレポ】
◆AI時代を生きる子供に伝えたい、学校経営者・教員・保護者が学ぶ「編集術」(edu.watch.impress.co.jp/)
4 マエストロ上杉’s 推しキジ! 
─ 応援ファンファーレでPick!
【第83回感門之盟】「エディット・タイド」Day1 公開記事総覧
【第83回感門之盟】「エディット・タイド」Day2 公開記事総覧
【第83回感門之盟】「エディット・タイド」Day3 公開記事総覧
ゴールデンウィークも過ぎ、青々した新緑の季節へ移ろうとしています。こうした節目といえば、3月に3日間にわたった感門之盟の日々を連想したくなりませんか。感門を、多様なライターのまなざしから切り取られた記事でご一緒に振り返りたく、チョイスしました。 ──上杉 公志
JUSTライターとして、エディスト記事を執筆してみたい方、
いつでもご参加をお待ちしています!
以上、2024年3月の記事から、エディスト編集部の”イチ推し” を厳選してお届けしました。
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エディスト編集部
編集的先達:松岡正剛
「あいだのコミュニケーター」松原朋子、「進化するMr.オネスティ」上杉公志、「職人肌のレモンガール」梅澤奈央、「レディ・フォト&スーパーマネジャー」後藤由加里、「国語するイシスの至宝」川野貴志、「天性のメディアスター」金宗代副編集長、「諧謔と変節の必殺仕掛人」吉村堅樹編集長。エディスト編集部七人組の顔ぶれ。
新春1/10スタート! 佐藤優が日本を語る「インテリジェンス編集工学講義」映像公開!
万巻の書を読む。難読古典を我がものとする。 松岡正剛、立花隆、池上彰、高山宏といった博覧強記と言われるものたちが、どのように本を読み、知を血肉化しているのか。誰しもが、その方法に関心をもつのではないだろうか。 &nb […]
田中優子の酒上夕書斎|第七夕 『江戸から見直す民主主義』(2025年12月23日)
学長 田中優子が一冊の本をナビゲートするYouTube LIVE番組「酒上夕書斎(さけのうえのゆうしょさい)」。書物に囲まれた空間で、毎月月末火曜日の夕方に、大好きなワインを片手に自身の読書遍歴を交えながら […]
鈴木健×田中優子緊急対談「不確かな時代の方法としての政治~PLURALITYと相互編集~」
鈴木健×田中優子緊急対談「不確かな時代の方法としての政治~PLURALITYと相互編集~」がYouTubeイシスチャンネルで公開されました。 田中優子学長が以前より熱望していた鈴木健さん(東京大学特任研究員 […]
編集部が選ぶ2025年10月に公開した注目のイチオシ記事6選
公開されるエディスト記事は、毎月30本以上!エディスト編集部メンバー&ゲスト選者たちが厳選した、注目の”推しキジ” をお届けしています。 2025年10月といえば、日本人のノーベル賞受賞にわき、女性首相がは […]
【12/23火】編集×音楽×食を満喫! エディットツアー・クリスマス特別編、今年も開催!
〈編集〉とは、雑誌編集や動画編集などの特定の分野に限られた行為ではありません。私たちは普段の生活の中でもたくさんの〈編集〉を行っていることをご存知ですか? 仕事のために身支度をしたり、通勤の移動中に音楽を聴 […]
コメント
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2025-12-31
鳥は美味しいリンゴを知っている。リンゴに鳥が突っついた穴がある。よってこのリンゴは美味しい。
──「これは美味しいから」といただいた農家さんからのオマケ。切れば甘味成分ソルビトールが沁みていた。覗いてみたくなる世界は尽きない。
2025-12-31
鳥は美味しいリンゴを知っている。リンゴに鳥が突っついた穴がある。よってこのリンゴは美味しい。
──「これは美味しいから」といただいた農家さんからのオマケ。切れば甘味成分ソルビトールが沁みていた。覗いてみたくなる世界は尽きない。
2025-12-30
ほんとうは二つにしか分かれていない体が三つに分かれているように見え、ほんとうは四対もある脚が三対しかないように見えるアリグモ。北斎に相似して、虫たちのモドキカタは唯一無二のオリジナリティに溢れている。