ほんとうは二つにしか分かれていない体が三つに分かれているように見え、ほんとうは四対もある脚が三対しかないように見えるアリグモ。北斎に相似して、虫たちのモドキカタは唯一無二のオリジナリティに溢れている。
イシス編集学校で予定されている毎月の活動をご案内する短信「イシスDO-SAY(ドウ-セイ)」。
早いもので、9月を迎えます。今月は、多読アレゴリアの秋シーズン開講もあれば、コース修了を祝う感門之盟や、多読スペシャル読了式も行われます。はじまりがあるから終わりがくる。終わりがあるから、はじまる。そんな季節を楽しんで、皆さんも編集道のスタート地点を、見つけてください。
では、今日は2025年9月のDo-Sayをお届けします。今月も皆さんとともに、アレコレDOしてSAYしていきます。
(今月のカバー写真は9月のアイテム「アフタヌーンティー」
※9月3日はアフタヌーンティー文化の日)
2025年9月1日(月) 多読アレゴリア2025秋開講(〜12/21)
2024年12月からスタートしたイシス編集学校の新しいコース「多読アレゴリア」、新シーズンが始動。今期から「ほんのれんクラブ」が新設される。
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2025年9月6日(土)感門之盟(54[破]、43[花])
第54期[破]、第43期[花伝所]の感門之盟(修了式)が開催される。講座運営に携わる指導陣たちが企画し、運営する感門之盟、濃密な準備が進めれてきた。テーマは「遊撃ブックウェア」。 (※参加は当期限定)
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2025年9月7日(日)多読アレゴリア OUTLYINGイベント開催
武邑光裕氏が監修し、武邑氏の自叙伝と同じ名前を冠した唯一無二のクラブが、クラブ参加者限定でのイベントを豪徳寺で開催。
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2025年9月9日(火)オンライン学校説明会
イシス編集学校の学校説明会を開催。編集術を簡単に体験いただくほか、受講方法のご説明や、受講にあたって気になることなど個別のご質問にも対応。
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2025年9月10日(水) 玄月音夜會
松岡正剛校長はさまざまなジャンルのアーティストと親交を深めてきた。音楽家の方々と楽しんだ、音楽と言葉が交錯する“夜会”を引き継ぎ、全7夜のシリーズで開催する。9月のゲストは邦楽家・西松流家元の西松布咏さん。
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2025年9月12日(金)世界読書奥義伝[離] 課題提出期限
イシス編集学校は、[守][破][離]で構成される方法の学校。この[離]を目指さなければ、編集道は未完のままだ。[離]を終えてもなお未完ではあるが、[離]をくぐらなければ見えてこない編集的世界が広がっている。[破]を終了したのなら、[離]へ。第17期[離]、残席僅か。9月12日が事前課題提出日。詳細・お申込はこちら
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2025年9月13日(土)学校説明会(本楼)
イシス編集学校の学校説明会を、豪徳寺のブックサロンスペース本楼にて開催。編集術を簡単に体験いただくほか、受講方法のご説明や、受講にあたって気になることなど個別のご質問にも対応。
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2025年9月14日(日) 「多読ジムスペシャル杉浦康平を読む」 読了式
7月に開講した『多読ジムスペシャルコース 佐藤優を読む』が9月初旬に修了。この読了式が開催される。
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2025年9月15日(月・祝) ISIS co-mission 会議
ISIS co-missionが一堂に会し、イシス編集学校のアドバイザリーとして期待や助言を語りあう。
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2025年9月20日(土) 感門之盟(55[守])
第55期[守]の感門之盟(修了式)が開催される。テーマは9月6日に続き、「遊撃ブックウェア」。 (※参加は当期限定)
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2025年9月23日(火) オンライン学校説明会
イシス編集学校の学校説明会を開催。編集術を簡単に体験いただくほか、受講方法のご説明や、受講にあたって気になることなど個別のご質問にも対応。
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2025年9月23日(火) 第十七季[離]第1回別当会議
第十七季[離]の指導人たちが集まり、別当会議が行われる。
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2025年9月27日(土) 180回伝習座
次回伝習座は、ISIS co-mission である今福龍太氏の講義を予定している。松岡正剛校長のRemix講義も。指導陣だけに閉じた研鑽の場から、すべての方が無料で視聴できる新スタイルに。Youtube Liveで配信予定。多くの皆様のご参加をお待ちしています。
詳細はComing soon!
2025年9月28日(日)突破講
第55期[破]の指導陣たちが自ら企画し、集い、研鑽する場[突破講]が開催される。
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2025年9月28日(日) 日本哲学シリーズ輪読座 新シーズン 第6輪
図解で古典を読み解く輪読座、今シーズンは『古今和歌集』『新古今和歌集』両読みを行ってきた。9月でシーズン最終回を迎える。
詳細・お申込はこちら
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過去のDO-SAY
エディスト編集部
編集的先達:松岡正剛
「あいだのコミュニケーター」松原朋子、「進化するMr.オネスティ」上杉公志、「職人肌のレモンガール」梅澤奈央、「レディ・フォト&スーパーマネジャー」後藤由加里、「国語するイシスの至宝」川野貴志、「天性のメディアスター」金宗代副編集長、「諧謔と変節の必殺仕掛人」吉村堅樹編集長。エディスト編集部七人組の顔ぶれ。
新春1/10スタート! 佐藤優が日本を語る「インテリジェンス編集工学講義」映像公開!
万巻の書を読む。難読古典を我がものとする。 松岡正剛、立花隆、池上彰、高山宏といった博覧強記と言われるものたちが、どのように本を読み、知を血肉化しているのか。誰しもが、その方法に関心をもつのではないだろうか。 &nb […]
田中優子の酒上夕書斎|第七夕 『江戸から見直す民主主義』(2025年12月23日)
学長 田中優子が一冊の本をナビゲートするYouTube LIVE番組「酒上夕書斎(さけのうえのゆうしょさい)」。書物に囲まれた空間で、毎月月末火曜日の夕方に、大好きなワインを片手に自身の読書遍歴を交えながら […]
鈴木健×田中優子緊急対談「不確かな時代の方法としての政治~PLURALITYと相互編集~」
鈴木健×田中優子緊急対談「不確かな時代の方法としての政治~PLURALITYと相互編集~」がYouTubeイシスチャンネルで公開されました。 田中優子学長が以前より熱望していた鈴木健さん(東京大学特任研究員 […]
編集部が選ぶ2025年10月に公開した注目のイチオシ記事6選
公開されるエディスト記事は、毎月30本以上!エディスト編集部メンバー&ゲスト選者たちが厳選した、注目の”推しキジ” をお届けしています。 2025年10月といえば、日本人のノーベル賞受賞にわき、女性首相がは […]
【12/23火】編集×音楽×食を満喫! エディットツアー・クリスマス特別編、今年も開催!
〈編集〉とは、雑誌編集や動画編集などの特定の分野に限られた行為ではありません。私たちは普段の生活の中でもたくさんの〈編集〉を行っていることをご存知ですか? 仕事のために身支度をしたり、通勤の移動中に音楽を聴 […]
コメント
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2025-12-30
ほんとうは二つにしか分かれていない体が三つに分かれているように見え、ほんとうは四対もある脚が三対しかないように見えるアリグモ。北斎に相似して、虫たちのモドキカタは唯一無二のオリジナリティに溢れている。
2025-12-25
外国語から日本語への「翻訳」もあれば、小説からマンガへの「翻案」もある。翻案とはこうやるのだ!というお手本のような作品が川勝徳重『瘦我慢の説』。
藤枝静男のマイナー小説を見事にマンガ化。オードリー・ヘプバーンみたいなヒロインがいい。
2025-12-23
3Dアートで二重になった翅を描き出しているオオトモエは、どんな他者に、何を伝えようとしているのだろう。ロジカルに考えてもちっともわからないので、イシスなみなさま、柔らか発想で謎を解きほぐしてください。