『言葉の本質』(今井 むつみ 、 秋田 喜美 中公新書)がベストセラーになっている。オノマトペを手がかりに、アブダクションにより、言葉と身体の関係、本質に迫っている。chatGPTが予想を超えた勢いで広がる世の中で、言葉の力に皆が注意を寄せているからだろう。
感門之盟が始まる前に、イシスのジャイアン、角山師範とジャイ子、一倉師範代は、言葉を使った稽古、ミメロギアで、参加者を出迎えた。イシス編集学校の[守]の名物お題、ミメロギアは一対の言葉をアナロジー、コンパイル、編集の型を駆使して組み立てていく。出されたお題は、「デーモン・ホルモン」。参加者は、即答で次々にzoomのチャットに回答を書き込んでいく。
角山師範と一倉師範代はzoom参加の皆さんから届けられる回答に楽しげに目と向けていたが、瞬時に師範の目、師範代の目で、回答をキャッチしていく。
「舌なめずりのデーモン・舌鼓のホルモン」
「こと切れぬデーモン・噛み切れぬホルモン」
「閣下のデーモン・かっかのホルモン」
「プログラムのデーモン・100グラムのホルモン」
次々に届けられる回答に会場も大賑わいだ。
ラストには、51[守]の学衆が親子で編集した回答が寄せられた。
「惨殺のデーモン・屠殺のホルモン」
親子で編集デーモンになる日は近い。
角山師範の前説は明日、9月17 日も12:30にスタートする。
北條玲子
編集的先達:池澤祐子師範。没頭こそが生きがい。没入こそが本懐。書道、ヨガを経て、タンゴを愛する情熱の師範代。柔らかくて動じない受容力の編集ファンタジスタでもある。レコードプレイヤーを購入し、SP盤沼にダイブ中。
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