イドバタイムズissue.23 絵から字へ。7/16(日)開催!エディッツの会「字遊(じゆう)時間」

2023/06/30(金)12:09
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 「こどももおとなも本気で遊ぶ」をコンセプトに開催してきたエディッツの会、2023年夏のテーマは「文字」です。
 生まれたばかりの子どもは字を知りません。
 環境の中で、字というものになじんでいきます。
 幼児期の「読めるうれしさ」「書ける喜び」から始まる字の習得も、書き取りの宿題などだけが学びのチャンネルになってしまうと、「がんばるもの」になりがちです。
 そんなときは、ちょっと寄り道して、字を「勉強」から解放する「字遊(じゆう)時間」をとってみませんか。

  <文字が世界を憶えている>

 『白川静 漢字の世界観』(松岡正剛)

 イシス編集学校師範代が日常に挟んでいる遊びを、紙や色鉛筆やペンを使うワーク形式でワイワイガヤガヤやってみます。
 ぜんぜん、むずかしくないです! 
 オンライン開催。子どもだけの参加、親子での参加、大人のみの参加、いずれもOKです。
 



☆ 2023夏のエディッツの会・開催要項 ☆

 

●日時

 

  7月16日(日)
 10:00~11:30 ワークショップ
 11:30~12:00 おとなアフタートーク(希望者のみ)

 

 *オンライン開催です。
 (Zoomを使用します。大きな画面推奨。参加URLはお申込みのみなさまにメールでお知らせします。)
 *お子さんは画面の前にずっといなくても問題ありません。
  他の遊びをしたり、行ったり来たりしながら参加してください。

 

●参加費


 子どもプランニングフィールドの方:無料
 一般の方:1,100円

 *どなたでもご参加いただけます。
 親子でのご参加も、大人のみでのご参加も歓迎です。

 

●内容


ワークショップ

◎絵あそび「イメージしりとり」
◎ 「文字の素」のお話-白川静にまなぶ
◎「字遊」な文字づくり

アフタートーク
◎漢字を使ったカードゲーム紹介

◎字の学習についての交し合い


 などなど。予定は変更になることがあります

ワークでは、ナビゲーターがお題を出します。
紙に書いたり、マイクで話したり、チャットに書き込んだりして、ワークショップが進みます。

ちょっと苦手なお題はパスしてオーケーです。

●対象

 
 お絵描きができる子どもから大人まで。


▶︎お申し込みは こちら からどうぞ。(7月14日〆切)



◆子ども編集学校プロジェクトサイト
 https://es.isis.ne.jp/news/project/2757


◇(随時更新中)フェイスブックページ
 https://www.facebook.com/kodomo.edit


◆子どもフィールド、子どもプランニングフィールドへのご参加はこちら

◆お問合せ:kodomo@eel.co.jp

 イベントや子どもフィールドに興味がある方は、お問い合わせください。

活動主体:イシス子ども支局
神尾美由紀、長島順子、景山卓也、上原悦子、得原藍、浦澤美穂、吉野陽子、松井路代、石井梨香、野村英司
学林局長 佐々木千佳

  • イドバタ瓦版組

    「イシス子どもフィールド」のメディア部。「イドバタイムズ」でイシスの方法を発信する。内容は「エディッツの会」をはじめとした企画の広報及びレポート。ネーミングの由来は、フィールド内のイドバタ(井戸端)で企画が生まれるのを見た松岡正剛校長が「イドバタイジング」と命名したことによる。

コメント

1~3件/3件

川邊透

2025-07-01

発声の先達、赤ん坊や虫や鳥に憑依してボイトレしたくなりました。
写真は、お尻フリフリしながら演奏する全身楽器のミンミンゼミ。思いがけず季節に先を越されたセミの幼虫たちも、そろそろ地表に出てくる頃ですね。

川邊透

2025-06-30

エディストの検索窓に「イモムシ」と打ってみたら、サムネイルにイモムシが登場しているこちらの記事に行き当たりました。
家庭菜園の野菜に引き寄せられてやって来る「マレビト」害虫たちとの攻防を、確かな観察眼で描いておられます。
せっかくなので登場しているイモムシたちの素性をご紹介しますと、アイキャッチ画像のサトイモにとまる「夜行列車」はセスジスズメ(スズメガ科)中齢幼虫、「少し枯れたナガイモの葉にそっくり」なのは、きっと、キイロスズメ(同科)の褐色型終齢幼虫です。
 
添付写真は、文中で目の敵にされているヨトウムシ(種名ヨトウガ(ヤガ科)の幼虫の俗称)ですが、エンドウ、ネギどころか、有毒のクンシラン(キョウチクトウ科)の分厚い葉をもりもり食べていて驚きました。なんと逞しいことでしょう。そして・・・ 何と可愛らしいことでしょう!
イモムシでもゴキブリでもヌスビトハギでもパンにはえた青カビでも何でもいいのですが、ヴィランなものたちのどれかに、一度、スマホレンズを向けてみてください。「この癪に触る生き物をなるべく魅力的に撮ってやろう」と企みながら。すると、不思議なことに、たちまち心の軸が傾き始めて、スキもキライも混沌としてしまいますよ。
 
エディスト・アーカイブは、未知のお宝が無限に眠る別銀河。ワードさばきひとつでお宝候補をプレゼンしてくれる検索窓は、エディスト界の「どこでもドア」的存在ですね。

堀江純一

2025-06-28

ものづくりにからめて、最近刊行されたマンガ作品を一つご紹介。
山本棗『透鏡の先、きみが笑った』(秋田書店)
この作品の中で語られるのは眼鏡職人と音楽家。ともに制作(ボイエーシス)にかかわる人々だ。制作には技術(テクネ―)が伴う。それは自分との対話であると同時に、外部との対話でもある。
お客様はわがままだ。どんな矢が飛んでくるかわからない。ほんの小さな一言が大きな打撃になることもある。
深く傷ついた人の心を結果的に救ったのは、同じく技術に裏打ちされた信念を持つ者のみが発せられる言葉だった。たとえ分野は違えども、テクネ―に信を置く者だけが通じ合える世界があるのだ。