発声の先達、赤ん坊や虫や鳥に憑依してボイトレしたくなりました。
写真は、お尻フリフリしながら演奏する全身楽器のミンミンゼミ。思いがけず季節に先を越されたセミの幼虫たちも、そろそろ地表に出てくる頃ですね。

松岡正剛が校長をつとめるイシス編集学校で予定されている毎月の活動をご案内する短信「イシスDO-SAY(ドウ-セイ)」。2024年5月の行事をまとめて一挙ご案内いたします。
●まだ間に合う!年に2回しか開催されない編集学校の基本コース[守]春学期がスタートします。お申し込みをご検討中の方はぜひお急ぎください。
●4月にはイシス編集学校のアドバイザリーボード「ISIS co-mission」がスタートしました。ご覧になりましたか。メンバーによる[守]の特別講義も、楽しみですね。
では、今月も皆さんとともに、アレコレDOしてSAYしていきます。
(今月のカバー写真は、5月のアイテム「こいのぼり」)
2024年5月11日(土)第41期花伝所入伝式
編集コーチ養成コースISIS花伝所では、道場で師範の指導を受けながら、編集力を身につけるための5つのMを徹底的に鍛錬する。開講日には全員が集う入伝式が行われる。
▶ 関連情報 松岡正剛が語る「師範代になるための5つの条件」(40[花]入伝式)
▶ 関連情報 40[花]入伝式「物学条々」~塗師の入伝生・漆椀の道場五箇条
▶ 関連情報 ◎速報◎場で創発を起こす【40[花]入伝式・田中所長メッセージ】
2024年5月12日(日) ISIS FESTA スペシャル『情報の歴史21』を読む 佐藤良明編
驚異の世界同時年表『情報の歴史21』の読み方を知識人が次々語るトークシリーズ。今回は、佐藤良明さんが登場です。東京大学名誉教授、ポップカルチャー研究者。ハイパーエディティングプラットフォーム[AIDA]Season4では、松岡正剛・落合陽一氏との鼎談が記憶に新しい方も多いでしょうか。プレスリー、ビートルズ、ボブ・ディラン…。青春に刻まれたポップスを胸に、情報の歴史21を手に、ご参加下さい。
▶関連記事 プレスリー、ビートルズ、ボブ・ディラン。どんな「時代」がロックを生み、ポップスをつくったか?「『情報の歴史21』を読む 佐藤良明編」5月12日(日)開催!
お申し込みはこちらから
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■日時:2024年5月12日(日) 14:00〜16:30
■参加費
リアル参加4,000円(税込4,400円)
オンライン3,000円(税込3,300円)
■会場
リアル参加:本楼(世田谷区豪徳寺)
オンライン参加:お申し込みの方にZOOM アクセスをお送りします。
※リアル参加もしくはオンライン参加のどちらかをご選択いただけます。
■定員:リアル参加につきましては先着20名となります。
■参加資格:どなたでもご参加いただけます。
■参加特典:お申込者限定のアーカイブ動画あり(視聴期間:1カ月程度)
■申込締切日:2024年5月11日(土) 12:00まで
■お問い合わせ:front_es@eel.co.jp
2024年5月13日(月) 第53期[守]開講
基本コース[守]が開講。情報編集にまつわる38の型を学ぶ4か月をお楽しみください。
▶関連情報 このフライヤーを目印に、集え53[守]vol.1
▶関連情報 このフライヤーを目印に、集え53[守]vol.2
▶関連情報 このフライヤーを目印に、集え53[守]vol.3
▶関連情報 守破離まるわかり ー イシス編集学校コースマップ 林頭吉村の編集解説Vol.06
▶関連情報 <速報>春の「不足」を編集する方法【51守伝習座 学匠・律師メッセージ】
★まだ間に合う!!お申込みはこちらから
2024年5月18日(土)第十六季[離] 別当会議
3月30日にスタートした第十六季[離]の指導人たちが集まり、別当会議が行われる。
▶関連記事 摩耗する世界へ知の一燈を【十五季[離]開院】
2024年5月26日(日) 多読ジムSeason18 修了
[多読ジム]は、1シーズン(11週間)に3つのプログラムで構成される継続型コース。Season18が修了、次回Season19は6月からのスタート。ストレッチのように軽くトレーニングすることも、自分の力に合わせて負荷をかけていくこともできるようにプログラムは設計されている。
Season19お申し込みはこちらから
▶関連記事 【多読告知★season19】宇多田ヒカルのベストアルバムのタイトルとは?
2024年5月26日(日) 日本哲学シリーズ輪読座「『太平記』を読む」 第2輪
図解で古典を読み解く輪読座は、4月から新シーズンが始まった。今回のテーマは『太平記』。第2回目は、鎌倉幕府滅亡に迫る。
詳細・お申込はこちらから
▶関連記事 <速報>講座始動レポート【輪読座「『太平記』を読む」第一輪】
前回までの輪読座情報もご参照ください
▶関連記事 綾と倭文の織りなす言霊の妙 【輪読座】「富士谷御杖の言霊を読む」第五輪
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過去のDO-SAY
エディスト編集部
編集的先達:松岡正剛
「あいだのコミュニケーター」松原朋子、「進化するMr.オネスティ」上杉公志、「職人肌のレモンガール」梅澤奈央、「レディ・フォト&スーパーマネジャー」後藤由加里、「国語するイシスの至宝」川野貴志、「天性のメディアスター」金宗代副編集長、「諧謔と変節の必殺仕掛人」吉村堅樹編集長。エディスト編集部七人組の顔ぶれ。
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2025-07-01
発声の先達、赤ん坊や虫や鳥に憑依してボイトレしたくなりました。
写真は、お尻フリフリしながら演奏する全身楽器のミンミンゼミ。思いがけず季節に先を越されたセミの幼虫たちも、そろそろ地表に出てくる頃ですね。
2025-06-30
エディストの検索窓に「イモムシ」と打ってみたら、サムネイルにイモムシが登場しているこちらの記事に行き当たりました。
家庭菜園の野菜に引き寄せられてやって来る「マレビト」害虫たちとの攻防を、確かな観察眼で描いておられます。
せっかくなので登場しているイモムシたちの素性をご紹介しますと、アイキャッチ画像のサトイモにとまる「夜行列車」はセスジスズメ(スズメガ科)中齢幼虫、「少し枯れたナガイモの葉にそっくり」なのは、きっと、キイロスズメ(同科)の褐色型終齢幼虫です。
添付写真は、文中で目の敵にされているヨトウムシ(種名ヨトウガ(ヤガ科)の幼虫の俗称)ですが、エンドウ、ネギどころか、有毒のクンシラン(キョウチクトウ科)の分厚い葉をもりもり食べていて驚きました。なんと逞しいことでしょう。そして・・・ 何と可愛らしいことでしょう!
イモムシでもゴキブリでもヌスビトハギでもパンにはえた青カビでも何でもいいのですが、ヴィランなものたちのどれかに、一度、スマホレンズを向けてみてください。「この癪に触る生き物をなるべく魅力的に撮ってやろう」と企みながら。すると、不思議なことに、たちまち心の軸が傾き始めて、スキもキライも混沌としてしまいますよ。
エディスト・アーカイブは、未知のお宝が無限に眠る別銀河。ワードさばきひとつでお宝候補をプレゼンしてくれる検索窓は、エディスト界の「どこでもドア」的存在ですね。
2025-06-28
ものづくりにからめて、最近刊行されたマンガ作品を一つご紹介。
山本棗『透鏡の先、きみが笑った』(秋田書店)
この作品の中で語られるのは眼鏡職人と音楽家。ともに制作(ボイエーシス)にかかわる人々だ。制作には技術(テクネ―)が伴う。それは自分との対話であると同時に、外部との対話でもある。
お客様はわがままだ。どんな矢が飛んでくるかわからない。ほんの小さな一言が大きな打撃になることもある。
深く傷ついた人の心を結果的に救ったのは、同じく技術に裏打ちされた信念を持つ者のみが発せられる言葉だった。たとえ分野は違えども、テクネ―に信を置く者だけが通じ合える世界があるのだ。