『絵師ムネチカ』から目が離せない。天才は往々にして何かが欠けている。そしてそのこと自体がまた天才の天才性を引き立たせる。周囲の人々の鼻面を引き回し、人生を変えていく「天才少年」のデモーニッシュな魅力を容赦なく描いた怪作。
これまでにも「神童」もの(?)を数多く描いてきたさそうあきら先生だが、ご本人は極めて方法に自覚的な職人タイプ。長年、マンガ学科の教員として教鞭をとり、『マンガ脚本概論』などの技法書にも定評がある。
多読アレゴリアWEEK開催中!!!!!
12月2日(月)のオープンに向けて、全12クラブが遊刊エディストを舞台に告知合戦を繰り広げます。どのクラブも定員に届き次第、募集終了です。すでに締切間近のクラブもいくつかあるので、希望のクラブに絶対入りたいという方はお早めの申込をオススメします!!!!!
ちひろ媛 前回はKEY千夜を発表しましたけど、今回は千パラの見どころ、醍醐味を紹介しましょうか。
さや媛 まずは何といっても、「千夜千冊の再編集」です!
小僧 いきなり出ました、禁じられた遊び!?
さや媛 世界遺産級の千夜千冊に手を入れるなんて…!と大汗かく人もいるかもしれませんけど、情報を動かし続けてこその編集ですもんね。
坊主 多読アレゴリアの中でも、もっとも攻めているのが「千パラ」です。
ちひろ媛 『茶の本』の千夜千冊が出たのは2000年6月21日で、こういう初期の千夜千冊は写真やサブ情報が少ないし。
坊主 校長を寂しがらせてはいけない。校長を喜ばせたいよね。
さや媛 「人も情報もひとりにしない」という校長の言葉を思い出します。校長も千夜も、再編集を待っているはず。
小僧 「校長は、ひとりでいられない。」
さや媛 うまい!
ちひろ媛 自由に千夜千冊を再編集してって言われたらちょっと頭抱えちゃいそうですけど、「型」を用意するんでしたっけ?
小僧 坊主と僕でいま考えています。型を使いながら、サウザンズのみなさんと一緒に愉快なリプレゼンテーションに向かっていきたいですね。
ちひろ媛 あ、いま「サウザンズ」って小僧が言いましたけど、そういえばその話をしていませんでしたね。
さや媛 千夜千冊パラダイスで遊ぶみなさんを、愛称で呼ぶことにしたんでした。
坊主 マンチェスター・シティはシチズンズ、アーセナルはグーナー、レアル・マドリードはマドリディスタ、オードリーはリトル・トゥース。
小僧 そして千夜千冊パラダイスは「サウザンズ」!
ちひろ媛 なぜ急にサッカー(笑)でも語呂がいいから気に入りました。われら千パラ、サウザンズ♪
さや媛 さっき小僧から「リプレゼンテーション」って言葉も出ましたけど、千パラのもうひとつの醍醐味は、KEY千夜を入口にしていろんな表現やアプトプットで遊べることですよね。
ちひろ媛 シーズン1では、音楽あり、函あり、掛け軸あり、辞書あり、事典あり、曼荼羅あり、展覧会あり!
さや媛 まさに七変化。これだけメディアをまたいでアウトプットするなんて、なにが生まれるのか楽しみです。
ちひろ媛 サウザンズの編集力もどんどん目覚めそう。
坊主 校長と最後に病室で会ったとき、「これからイシスで取り組まないといけないのはリプレゼンテーションとアルス・コンビナトリア」って言われたんだよね。
小僧 校長のおもいを継いで、思い切ったリプレゼンテーションに向かう!そうこなくっちゃ!
ちひろ媛 だからと言って、ごりごりお勉強する場でもなく。
坊主 単なるお勉強クラブじゃないからね。いろんなリプレゼンテーションを楽しみながら、サウザンズみんなで千夜千冊を遊び倒したい。こんなにおもしろいこと、他じゃできないよなあ。
さや媛 「遊び倒す」っていうのが千パラのキーワードですよね。それと、編工研のデザイン・ワークを一手に引き受ける至高のクリエーター穂積小僧が千パラにいるっていうのがまた格別なんです。
ちひろ媛 そうそう、イシス編集学校で小僧がレクチャーしてくれることは今までも時々あったんですよね。毎回ハッとさせられることの連続で、すこしも聞き逃したくない講義で。ただ、[守][破]指導陣向けの伝習座とか[離]表沙汰とか、ごく限られた人たち向けのその場限りの講義だったので、もっと小僧の話が聞ける場があったらなあって思ってたんです。
坊主 最近だと、雑誌『ユリイカ』松岡正剛追悼特集号のクロニクルのデザインもだいぶ力を入れていたよね。
小僧 『ユリイカ』が普段ちょっとやらないようなレイアウトでデザインさせてもらいました。
ちひろ媛 よっ、千両役者!
さや媛 千夜千冊の再編集に、千変万姿のリプレゼンテーション、そして千両役者の小僧と遊べるなんて、これはますます魅力たっぷりのパラダイスですね!
小僧 千客万来!
多読アレゴリア 《千夜千冊パラダイス》
Season1:2024年12月2日(月)~2025年2月23日(日)
【定員】40名
【開講日】2024年12月2日(月)
【申込〆切】2024年12月8日(日)★ギリギリまで申込受付中!
【受講費】月額11,000円(税込)
*2クラブ目以降は、半額でお申込みOK!
1クラブ目のお申込みで発行されるクーポンを
ご利用ください
▼お申し込みはこちらから カートで「千夜千冊パラダイス」をお選びください。
https://shop.eel.co.jp/products/detail/765
アイキャッチ画像:千夜千冊パラダイス×山内貴暉
EDO風狂連(田中優子監修):EDOで別世が立ち上がるーーEDO風狂連花鳥風月之船立
多読ジムClassic:読書術をアップデート!自分だけのヴァージョン探し
勝手にアカデミア③:2030年の鎌倉ガイドブックを創るのだ!
緊急瓦版!『多読アレゴリア 大河ばっか!』ーー本が連なり、歴史の大河へ
大河ばっか!①:「大河ばっか!」の源へ(キャラクター・ナレーター編)
群島ククムイ(今福龍太監修):季節風に乗って島あしびの旅へ!
千夜千冊パラダイス①:シーズン1のKEY千夜は、松岡正剛「原点」の一冊!
千夜千冊パラダイス②:千パラの醍醐味「3つの千」とは?
音づれスコア:Coming soon
福井千裕
編集的先達:石牟礼道子。遠投クラス一で女子にも告白されたボーイッシュな少女は、ハーレーに跨り野鍛冶に熱中する一途で涙もろくアツい師範代に成長した。日夜、泥にまみれながら未就学児の発達支援とオーガニックカフェ調理のダブルワークと子育てに奔走中。モットーは、仕事ではなくて志事をする。
【申し込み開始!】日本人が今読むべき書『愚管抄』のデュアル・スタンダード|4/6スタート!千夜千冊パラダイス
「慈円をどう読むか。(中略)日本人として、日本の歴史を読む者として、この課題はまことに大きいものがある」。校長・松岡正剛が極めて重視し、千夜千冊冒頭や著書『擬』(春秋社)において「顕と冥」「道理」といった慈円の世界の捉え […]
本楼に中3男子が現れた。テーブルにつくとかぶっていた黒いキャップを脇へ置き、きりっとした表情を見せる。隣に母親が座った。母は数年前にイシス編集学校の存在を知り、興味を持ちながらもイベント参加にはなかなか勇気が出なかった。 […]
先月、目の前に1冊の本が落ちてきた。部屋に積まれた本の小山から飛び出したのは、松岡正剛校長の著書『17歳のための世界と日本の見方』(春秋社)だ。それからというもの、SNSでイシス編集学校の宣伝を見かけることが急に増え、勢 […]
11/23(日)14~15時:ファン待望の「ほんのれんラジオ」公開生トークイベント開催!【別典祭】
本の市場、本の劇場、本の祭典、開幕! 豪徳寺・ISIS館本楼にて11月23日、24日、本の風が起こる<別典祭>(べってんさい)。 松岡正剛、曰く「本は歴史であって盗賊だ。本は友人で、宿敵で、恋人である。本は逆上にも共感に […]
母が亡くなった。子どもの頃から折り合いが悪かった母だ。あるとき知人に「お母さんって世界で一番大好きな人だよね」と言われ言葉を失ったことがある。そんなふうに思ったことは一度もない。顔を合わせばぶつかり、必要以上に口もきかず […]
コメント
1~3件/3件
2026-03-19
『絵師ムネチカ』から目が離せない。天才は往々にして何かが欠けている。そしてそのこと自体がまた天才の天才性を引き立たせる。周囲の人々の鼻面を引き回し、人生を変えていく「天才少年」のデモーニッシュな魅力を容赦なく描いた怪作。
これまでにも「神童」もの(?)を数多く描いてきたさそうあきら先生だが、ご本人は極めて方法に自覚的な職人タイプ。長年、マンガ学科の教員として教鞭をとり、『マンガ脚本概論』などの技法書にも定評がある。
2026-03-17
目玉入道、参上。
体を膨らませ、偽りの目玉(眼状紋)を誇張して懸命に身を守ろうとしているのは、カイコの原種とされるクワコの幼虫。クワコの繭から取れるシルクは、小石丸のそれに似て細く、肌触りがよいらしい。
2026-03-10
平和に飛び交うモンシロチョウも、地球史スケールでは、ほんの少し前に日本にやって来たばかりのパイオニアらしい。押さえきれない衝動に駆り立てられて彼方に旅立つ人たちの原型は、海をわたる蝶なのかもしれない。